酒ログレビュー:林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱 直汲み 無濾過生原酒】

百十郎アイキャッチ

こんにちは、鮨と酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。

さて、今回は林本店の【百十郎 純米吟醸 灼熱 直汲み 無濾過生原酒】をご紹介します。

百十郎 純米吟醸 灼熱】のコピーは「氷点下の灼熱酒」。

なかなかのパンチです!

そして、味わいについては、蔵元の表現によると「ライムなどの爽やかな柑橘系のアロマ」とのことですが、本当にドンピシャです。


華やかさ、爽やかさを楽しませつつ、食中酒としても楽しめる硬派な純米吟醸です!

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林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱】のテイスティングノート(レビュー)

百十郎純米吟醸灼熱01

「林本店」さんの創業は1920年(大正9年)なので、酒蔵の中では比較的若い酒蔵と言えるかもしれません。

5代目の蔵元である林里榮子さんが、2012年3月に【百十郎】ブランドを立ち上げてから、全国的な知名度が上がったように感じます。

「林本店」さんは林里榮子さんが東京農大から蔵元に戻った時には、普通酒が9割、特定名称は1割しか作っていなかったそうなので、正に蔵を改革されて蔵を全国区の知名度に上げられました。

百十郎純米吟醸灼熱02


【百十郎】は、女性である林里榮子さんが立ち上げられたブランドなのに、雄々しいラベルなので意外に思う人も多いかもしれません。

実は、名称とラベルは地元・各務原市で明治から昭和にかけて活躍した歌舞伎役者、市川百十郎に由来するそうです。

お酒は全て同じラベルの色違いで展開されているので、色々と飲み比べしてみたくなる、コレクター欲を刺激します。


それでは、【百十郎 純米吟醸 灼熱】のレビューに入ります。

期待以上に大ヒットの純米吟醸でした。

【吉田蔵u Night & Dance】の色合い

百十郎純米吟醸灼熱03

外観は、クリスタルがかったシルバーグリーンの色調。色合いからも清涼感を感じます。

【百十郎 純米吟醸 灼熱】の香り

香りは、穏やかなメロンから華やかな香りが広がっていく。そして、引き締めるようなライムやグレープフルーツのような柑橘香がふわっと広がり、キリッと閉じる。

【百十郎 純米吟醸 灼熱】の味わい

味わいは、やや強いアタックで、甘味があるものの、軽やかな酸味と特徴的な強い旨味がすぐに味をまとめる。酸味主体で軽やかだと思いきや、甘味よりも先に苦味が酸味を追いかけ、その後、甘味と調和する。非常に独特な、旨味と苦味のバランスです。最後は渋い印象で着地する。

これは硬派!

期待以上の美味しさで、軽すぎず、爽やかすぎず、コクを感じさせる素敵な夏酒です。

本記事を書くために調べてみたところ、「林本店」さんは天然の乳酸菌を使用されていて、これが旨味の秘訣とのことです。無添加乳酸菌製法「トリプル発酵製法」で特許を取られていて、通常の並行複発酵だけでなく乳酸発酵も行っているそうです。これは生酛と速醸のメリット、つまり生酛=乳酸を添加せず蔵の味を表現する、速醸=味を安定させるとともに醪日数を短縮する、を両立させられるそうです。なんと速醸よりも時間を短縮することが可能とのことで驚きます。

飲用温度帯による味わいの変化

結構驚きの味わいだったので、燗をつけたらどうなるだろう?と好奇心が湧きました。

45℃の燗酒で飲んでみたところ、干した米のような香りが強まり、甘味が引き立つとともに、キリッとした硬派な苦味が立ちました。

日向燗(30℃)から人肌燗(35℃)でも、個性が分かりづらいです。

これは、ベストは冷酒だと確信しました。

2日目以降の味わいの変化

味わいの方向性的に、1日で飲みきりました。

 

林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱】と合う料理・食べ物は?

百十郎純米吟醸灼熱04

蔵元のオススメは、カルパッチョ、魚のソテー、ボンゴレビアンコ、焼き茄子、塩味の焼き鳥、岩牡蠣とのことで、全て納得です。

肉よりも魚介類で、しかも味付けが軽やかな料理の方が合うと感じました。

そして、キリッと冷えた冷酒だとタイ料理にも合いそうです。

カンパチ

カンパチをナンプラーと味醂、青唐辛子で漬けにして合わせたら、ピッタリでした。


また、シンプルに焼き野菜とも合います。

焼き野菜

 

林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱】のスペック・蔵元データ

林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱】のスペックについては、以下のとおりです。

百十郎純米吟醸灼熱05
  • 醸造元(製造者):林本店(岐阜県各務原市)
  • ブランド名:百十郎 純米吟醸 灼熱 直汲み 無濾過生原酒
  • 特定名称:純米吟醸
  • 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 原料米:五百万石
  • 精米歩合:60%
  • 酵母:岐阜G酵母(9号系派生株)?
  • アルコール度:15%
  • 日本酒度:
  • 酸度:
  • 価格:1,760円(720ml)

 

林本店【百十郎 純米吟醸 灼熱】の入手方法

【百十郎 純米吟醸 灼熱】については、結構レアですぐに売り切れてしまうようです。

ネットで探してみても、ほとんどが売り切れでした。


端正な夏酒で残暑をしのぐ、すしログ(@sushilog01)でした。

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