こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は油長酒造【風の森 秋津穂657】をテイスティングします。
日本酒ファンを増やした銘柄、風の森のフラグシップモデル!
日本酒らしさの中で爽やかさを表現する良きお酒です!
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「油長酒造」さんは、奈良県御所市に位置し、1719年(享保4年)に創業された酒蔵です。
この酒蔵は、日本清酒発祥の地である奈良の伝統を受け継ぎつつ、現代の技術を取り入れた革新的な酒造りを行っています
特に有名なブランドは、もはや言わずと知れた「風の森」シリーズ。
地元のお米を使用し、搾ってそのままの生酒を提供することで、多くの人を虜にしています。
そのフレッシュさ、爽快感、美味しさから、日本酒に苦手意識を持つ人すら日本酒ファンにする美酒です。
名前の由来は「風の森峠」で、酒蔵は緑豊かな葛城金剛山麓に位置します。
500年前に確立された奈良酒の伝統を現代に再解釈し、新たな伝統を創造する意識の高い酒蔵です。
それでは、油長酒造【風の森 秋津穂657】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、(風の森らしい)微発泡が特徴的です。
クリスタルがかった淡いシルバーグリーンの色調です。
香りについては、爽やかかつ華やかな第一印象です。
開けた瞬間から強い青メロンの香りが際立ち、甘味を感じる爽やかなメロン香が広がります。
軽いグレープフルーツとミネラル香が加わり、ラムネを思わせる香りが楽しめます。
さらに生クリームの香りと軽い杏仁豆腐の香りもあり、餅を思わせるお米の香りも感じられます。
やや軽い糠の香りもあり、コクを予感させる香りが全体を包み込みます。
味わいについては、やや強い第一印象から、ふくよかな甘味が広がります。
爽やかな酸味と発泡が味を引き締め、ぐんぐん広がる旨味を伴った苦味が感じられます。
バランスは溌剌として豊潤で、余韻はやや長めです。
爽やかさを感じさせつつ、どっしりとした旨味があり、余韻はやや長めながら重たく残らずじんわりと消えていきます。
確かな日本酒らしさの中で爽やかさを表現するお酒です。
味わいの方向性的に、冷酒で頂きました。
全般的に合わせられるお酒ですが、オリーブオイルを用いつつスッキリ仕上げた方向性の料理との相性が良いです。
例えば、マルエツのがんもどきをフライパンで焼き、オリーブオイルを後がけして、マルドンのフレークソルトを掛けたものとバッチリ合います。
油長酒造【風の森 秋津穂657】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):油長酒造(奈良県御所市)
- ブランド名:風の森 秋津穂657
- 特定名称:非公開
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:秋津穂
- 精米歩合:65%
- 酵母:K-7系
- アルコール度:16%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 参考価格(720ml):1,397円
油長酒造【風の森 秋津穂657】については、定番の銘柄なのでネットのECサイトで入手可能です。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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