こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は数馬酒造【竹葉 生酛純米 奥能登しずく】をテイスティングします。
生酛と思って飲んだところ意表をつかれました!
甘味と苦味が印象的で、あたかも梅酒のような味わいです。
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「数馬酒造」さんは石川県能登町にあり、能登最古の歴史を持つ醤油蔵をルーツとする酒蔵です。
酒造業に進出したのは1869年(明治2年)。
近年は海外の性も受賞されていて、脚光を集めています。
2024年1月の能登半島地震を受けて、蔵内の木造建屋は全壊状態となってしまいました。
現在は、酒造りを再開する事ができ、復旧作業と同時進行で行っているそうです。
僕は𝕏(Twitter)で、ほしたろうさんのポストによって知りました(櫻田酒造さんのお酒とともに頂きました)。
酒蔵さんは「能登半島地震復興レポート」を発信されているので、ご参照されてください。
それでは、数馬酒造【竹葉 生酛純米 奥能登しずく】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いイエローグリーンの色調です。
どことなくコクを感じさせる見た目だと感じます。
香りについては、第一印象はふくよかです。
吟醸香がふわっと上品に漂い、メロン、バナナ、グレープフルーツの香りが一体的に広がります。
甘やかさと爽やかさを感じさせる吟醸香です。
そして、顕著なのが原酒香とセルフィーユさらにミネラル香、ヨーグルトの香りです。
お米由来の香りについては、生酛純米ながら弱めです。
味わいについては、強い第一印象です。
ふくよかな甘味と原酒らしい荒々しさと旨味を伴った苦味が力強く広がります。
酸味はなめらかで、ジワジワと味を支えています。
バランスは溌剌としていて力強く、余韻はやや長めです。
甘味と苦味が印象的で、あたかも梅酒のような味わいです。
酒蔵さんのオススメの温度帯は10℃~12℃で、酒器はやや口径の広がったガラスのお猪口や立ち上がった小ぶりのグラスが良いそうです。
香りは上品で、甘味がありつつ旨味もしっかりあるので、全般的に合わせられます。
ただ、前半が望ましいと思います。
アルコール度数が高めなので、刺身よりも調理をした魚がベター。
そして、甘味が強くない調理が良いです。
また、酢の物やサラダとも合わせられます。
他に、甘味がありつつ原酒の若々しさがあるので、チキンカレーなどスパイスがゴリゴリではないカレーにも合わせられます(合わせられました)。
数馬酒造【竹葉 生酛純米 奥能登しずく】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):数馬酒造(石川県能登町)
- ブランド名:竹葉 生酛純米 奥能登しずく
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:五百万石(石川県志賀町産)
- 精米歩合:70%
- 酵母:非公開
- アルコール度:17%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(720ml):1,870円
数馬酒造【竹葉 生酛純米 奥能登しずく】については、現在の在庫は無いと思われるので、上記の酒蔵さんのレポートを頼りに今後搾られたものを入手するのが良いでしょう。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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