こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は大矢孝酒造【昇龍蓬莱 生もと純大 まめ農園雄町49】をテイスティングします。
生酛らしさ、雄町らしさ、神奈川っぽい硬水らしさが全て感じられるお酒!
純米大吟醸ですが、味わい深くキレもあります。
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「大矢孝酒造」さんは、1830年(文政13年)に創業をさかのぼる、神奈川県愛甲郡愛川町にある酒蔵です。
2008年から全量純米蔵へとシフトされました。
代表銘柄は「残草蓬莱」と「昇龍蓬莱」で、前者は速醸造り、後者は生酛造りで醸されています。
同時に、白麹を使用した「四六式」や低アルコールの「Queeen」など、トレンドをキャッチした酒造りをされているので、神奈川県で着目すべき酒蔵の一つです。
それでは、大矢孝酒造【昇龍蓬莱 生もと純大 まめ農園雄町49 】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかったやや淡いイエローの色調です。
明らかなコクを予感させます。
香りについては、第一印象はふくよかです。
バナナとメロンの香り、そして生クリームとミネラル香が一気に広がります。
そして、グレープフルーツと軽い紅茶の香りがあります。
また、極軽いアルコール感があります。
お米由来の香りは極々弱いです。
口に含むと原酒香もあります。
味わいについては、第一印象はやや強いです。
まろやかな甘味に旨味を伴った苦味が印象的で、雄町らしい味わいの強さがあります。
そして、生酛らしいシャープな酸味が甘味と苦味を支えます。
原酒らしいガス感もあります。
バランスはドライかつ厚みがあります。
そして、余韻はやや短いです。
生酛らしさ、雄町らしさ、神奈川っぽい硬水らしさが全て感じられる味わいのある純米大吟醸です。
味わいが強いものの、キレのあるフィニッシュです。
味わいの方向性的に冷酒で頂きました。
タケノコの軽い苦味や高座豚の味噌漬けなどに合わせられます。
前者は調和、後者は甘味を合わせつつマスキングの方向のペアリングとなります。
また、マッシュルーム焼きとも相性が良好でした!
大矢孝酒造【昇龍蓬莱 生もと純大 まめ農園雄町49】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):大矢孝酒造(神奈川県 愛甲郡愛川町)
- ブランド名:昇龍蓬莱 生もと純大 まめ農園雄町49
- 特定名称:純米大吟醸
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:雄町(岡山県倉敷市・環境にやさしい農家「まめ農園」産)
- 精米歩合:49%
- 酵母:非公開
- アルコール度:16%
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:2.0
- 価格(720ml):2,475円
大矢孝酒造【昇龍蓬莱 生もと純大 まめ農園雄町49】については、限定流通のため特約店をチェックしておき、入荷情報に基づき入手するのが良いでしょう。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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