こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は丸石醸造【二兎 純米 萬歳七十 生】をテイスティングします。
希少なお米を使用しているだけでなく、爽快感と味わい深さをあわせ持つお酒。
価格もリーズナブルなので、他も飲んでみよう!と思いました。
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「丸石醸造」さんは、1690年(天明3年)に愛知県岡崎市で創業されました。
創業家の深田家は大和国郡山から岡崎城下に移住して、創業当時は農業と木綿商を営んでいたそうです。
その後、酒造りに転じ、特に清酒「長誉」で名を馳せます。
岡崎空襲で蔵が焼失した後も、酒造りは続けられ、地元愛知県を代表する地酒としての地位を確立しました。
技術革新にも積極的に取り組み、地元の米を用いた純米大吟醸「萬歳」の開発など、伝統を守りつつ革新的な挑戦を続けています。
「二兎」についても同様で、愛知県外に蔵の魅力を伝えるべく、2015年12月にリリースされました。
「二兎追うものしか二兎を得ず」がコンセプトとなっており、実際に県外での人気も高まっています。
それでは、丸石醸造【二兎 純米 萬歳七十 生】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いグリーンの色調です。
香りについては、青メロンの爽やかな香りから始まり、上品なバナナの香りが優雅に広がります。
洋なし、軽いミネラル、ヨーグルト、そしてふんわりとした生クリームの香りが感じられます。
原酒らしい香りは弱く、お米由来の香りはやや強めにあります。
味わいについては、やや強い第一印象です。
まろやかな甘味と、きめ細かく爽やかな酸味とコクを与える苦味がバランスよく組み合わさっています。
全体のバランスは溌剌として豊潤です。
そして、余韻はやや長めです。
今風の「アクエリアス的」な方向性ながら、しっかり味が乗っていて、爽やかさと味わい深さを持っているお酒です。
方向性的に冷酒一択で頂きました。
丸石醸造【二兎 純米 萬歳七十 生】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):丸石醸造(愛知県岡崎市)
- ブランド名:二兎 純米 萬歳七十 生
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:萬歳
- 精米歩合:70%
- 酵母:非公開
- アルコール度:16%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(720ml):1,350円
丸石醸造【二兎 純米 萬歳七十 生】については、期間限定・特約店限定の流通なので、ともに調べてマークするのが良いです。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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