こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は三笑楽酒造【三笑楽 山廃純米酒】をテイスティングします。
「渋い」印象かもしれませんが、味わい深くてリピート確定のお酒です!
☆全国6,000軒以上を食べ歩く食好き
★「J.S.A. SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」
☆食べログTOPレビュアー
★「すしログ」のTwitterにて幅広い情報を発信中
☆インスタ「酒ログ」でテイスティング情報を発信
★すしログnoteで鮨・グルメに関する記事を執筆
タップできる目次
「三笑楽酒造」さんは、富山県南砺市上梨にある、創業1880年(明治13年)の酒蔵です。
世界遺産として有名な「五箇山」の美しい自然環境にある酒蔵です。
「五箇山」は全国でも有数の豪雪地帯であるため、冬の寒さがお酒をじっくりと醸し、夏の夜の涼しさがお酒を優しく熟成させます。
「三笑楽」の意味するところは「笑って、楽しく」。
「三笑楽酒造」さんは「お酒が人生を豊かにし、人と人との繋がりを深くする存在」だと考えています。
酒造りにおいては、「五箇山」の軟水と、砺波平野で育った酒米を使用。
砺波産の酒米はブランド化しているほど上質です。
山廃仕込みにおいては、時間をかけて旨味の強いお酒を造るばかりでなく、出荷まで手を抜かず、冷却保管を行って配送しているそうです。
それでは、三笑楽酒造【三笑楽 山廃純米酒】のレビューに入ります。
外観についての印象は、透明感のある、クリスタルがかった、やや濃いイエローの色調です。
香りの第一印象については、ふくよかな熟成香が広がります。
完熟バナナとグレープフルーツの香りが基調となり、その中に香木やシナモンのスパイシーな香りがアクセントを加えています。
また、クルミのコクが深みを増し、熟成香がありながらも醤油系の香りは弱く、ほんのりと漂います。
お米由来の芳醇な香りも感じられつつ、全体としては綺麗な方向性を持っています。
味わいについては、強い第一印象を持ちます。
ふくよかな甘味にしっかりした酸味とコクを与える苦味が調和します。
バランスは厚みがあり、余韻は長めです。
燗酒にすると酸味が立ち、ホロ苦い香りと強い旨味、苦味が良い後味として残ります。
そして、甘味が広がるのでバランスが絶妙です。
三笑楽酒造【三笑楽 山廃純米酒】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):三笑楽酒造(富山県 南砺市)
- ブランド名:三笑楽 山廃純米酒
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:山田錦(富山県南砺産)
- 精米歩合:60%
- 酵母:協会7号
- アルコール度:16度
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 参考価格(720ml):1,880円
三笑楽酒造【三笑楽 山廃純米酒】については、ネットショップでも購入可能です。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
本記事のリンクには広告がふくまれています。