こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は長生社【信濃鶴 純米吟醸60 田皐(でんこう)】をテイスティングします。
972円でここまで美味しい純米吟醸は珍しい…!
酒蔵さんの地元愛を感じる力作です。
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酒蔵の「長生社」さんについては、【信濃鶴 純米大吟醸49 名田造】の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:長生社【信濃鶴 純米大吟醸49 名田造(なたぞう)】それでは、【信濃鶴 純米吟醸60 田皐】のレビューに入ります。
外観については、透明感があるクリスタルがかった淡いグリーンイエローの色調です。
純米大吟醸の【名田造】よりもややグリーンで、イエローも少々強めです。
これは精米歩合ゆえでしょうか。
香りについては、ふくよかな第一印象で、【名田造】よりも遙かに穏やかな華やかさです。
黄色リンゴにメロンが混ざり、ほんのりとアカシア。
ミネラル香がやはり強い。
お米の香りも純米大吟醸よりも少し強めで、上新粉。
青さを残したリンゴ香、ややヨーグルト香と生クリームが調和します。
味わいについては、やや強い第一印象で、まろやかな甘味になめらかな酸味があります。
【純米大吟醸49 名田造】よりも酸味があるため、甘味が引き締められます。
また、苦味についても、こちらの方が上で、旨味のある苦味が印象的です。
バランスとしては、豊潤でありながらドライ。
ややコンパクトに感じるので、純米吟醸としては完成度が高いと思います。
余韻がやや短めなところも端正な印象に繋がります。
「高品質なものを地元のために造り、手ごろな値段で提供」するという、酒蔵の方針を貫き通すお酒。
4合瓶で1,000円を切るお酒とは思えません。
長生社【信濃鶴 純米吟醸60 田皐】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):長生社(長野県駒ヶ根市)
- ブランド名:信濃鶴 純米吟醸60 田皐
- 特定名称:純米吟醸
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:美山綿(長野県上伊那産)
- 精米歩合:60%
- 酵母:
- アルコール度:15%
- 日本酒度:+3
- 酸度:1.4
- 価格:720ml・968円
長生社【信濃鶴 純米大吟醸49 名田造】については、ネットでも販売しているショップがあるものの、在庫ゼロが大半です。
主に地元で流通するお酒だけあります…
僕は駒ヶ根の「つるや酒店」さんで入手しました!
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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