こんにちは、鶏料理が大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
世間では【すき焼き】や【しゃぶしゃぶ】の方が人気かもしれませんが、僕は【水炊き】が大好きです!
【水炊き】はお腹にもたれることが無く、しかも肌がツヤツヤになるので、女性だけでなく男性にも嬉しい鍋料理だと思います。
最近は冷凍キットでも抜群に美味しい【水炊き】があるので、家で大満足しています。
今回ご紹介する「片の瀬温泉 湯元小林」の【はかた水炊き】は、他のメーカーのものと異なる魅力がある【水炊き】です。
違いを一言で言うと、野菜の旨味が効いている、ところ。
「まろやか旨いスープ」の水炊きとなります。
特に下記のような方にオススメなので、家で美味しい【水炊き】を楽しみたい方は、試してみてください!
・濃厚すぎる水炊きがニガテ…
・それでもコクが強い水炊きを食べたい!
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「片の瀬温泉 湯元小林」の【はかた水炊き】レポート
それでは、早速ですが、【はかた水炊き】の詳細をレポートします。
【はかた水炊き】の内容と特徴
この度頂いたパックは、【はかた地どりの水炊きセット(2~3人前)】です。
パックの内容物は、以下のとおりです。
- 水炊きスープ:1,000ml
- はかた地どり(むね肉・もも肉):200g
- つくね:200g
- 特製ポン酢:180cc
スープがたっぷり入っているのが嬉しいです。
すしログ
スープは【水炊き】の「生命線」ですよね。
スープが美味しくないと、全く楽しめません。
「片の瀬温泉 湯元小林」のスープには、以下の4つのこだわりがあるそうです。
- ミネラル豊富な地下水を利用
- 鶏ガラはすべて手作業で下ごしらえ
- 鶏ガラは7時間煮込む
- イノシン酸(旨味成分)が普通の1.4倍
「はかた地どり」の鶏ガラを地下水で5時間炊き、香味野菜と鶏ミンチを加えて2時間炊いているそうです。
すしログ
鶏の旨味だけでなく、野菜のコクと甘味が活きています。
ちなみに、僕が注文したポイントは「調味料を一切入れずに、25リットルから5リットルへと凝縮」させているという謳い文句です。
美味しいスープには旨味調味料を入れる必要がありません。
楽天などの通販サイトで人気トップに入るメーカーさんは、旨味調味料を入れているのが一般的ですが…。
そして、スープの次に重要なのが、鶏肉。
使用している鶏肉は「はかた地どり」という銘柄鶏です。
通常の若鶏(ブロイラー)の飼育日数が40~50日のところ、「はかた地どり」は平均85日かけて育てられています。
「はかた地どり」は旨味=味わい深さに加えて、程良い食感を持っているところが特徴です。
歯切れが良く、味もあるので、鍋にピッタリだと思います。
【はかた水炊き】の調理法
【はかた水炊き】の調理については、非常にカンタンです。
- スープと具を解凍する
- 鍋でスープを沸かす
- スープで鶏肉を煮込む
あとは、調理の前に野菜を購入し、切っておくだけです。
メーカーさんが旅館で出している野菜は、キャベツ、ほうれん草、小松菜、キノコ類、人参、葛切りとのこと。
僕は家にある野菜で作り、長ネギ、ピーマン、玉ねぎ、オクラ、花オクラを使用しました。
今回は入れなかったキャベツと玉ねぎは非常にオススメで、ピーマンも意外な相性の良さです。
ちなみに、スープも鶏肉も、冷蔵庫でゆっくり解凍するのがベターです!
実食!【はかた水炊き】の美味しさとは?
それでは、【はかた水炊き】の食レポをお届けします。
見た目はいかにも濃厚そうですが、鶏油層の下のスープはスッキリしています。
まずは、【水炊き】のセオリーどおり、最初にスープだけ頂いてみました。
スープは味わい深く、まろやかな美味しさです。
最大の特徴は「鶏の旨味、野菜のコクと甘味」だと、一口目から実感しました。
見た目は鶏白湯ラーメンのようにドロッとしてそうですが、そんなことはなく、なめらかです。
ヘヴィではなく、それでいて、鶏のゼラチン質と鶏の旨味がにじみ出ています。
重たくないのに、ゼラチン質で唇がペタペタするスープです。
また、デフォルトで調味料が使用されていないので、喉が渇くこともありません。
ゼラチン質が豊富でも塩分が強いと肌に良くないので、これは嬉しい味付けです!
そして、鶏肉を頂きます。
鶏を頂く際は、好みでスープに塩を追加するとさらに美味しいです。
鶏肉は骨付きも入っているのが嬉しく、骨からの身離れが良いです。
そして、鶏肉の気持ち良い弾力と確かな旨味を感じます。
また、鶏と頂くと、スープに野菜の甘味が活きていることが、なおさら分かります。
「まろやか旨いスープ」です。
コクはたっぷりなのに、アッサりしているので、これは秋冬だけでなく夏も美味しく頂けます。
最初は「アッサリかも?」と思いつつ、旨味がしっかりしているので、満足感がどんどん高まります。
スープが美味しいので、ついつい飲んでしまいますが、〆用のスープを取っておくようご注意を!
すしログ
肉を食べ終えたら、野菜やつくねを投入して楽しみます。
つくねは、子どもも好きそうな味わいと、ふんわり柔らかな食感です。
前述のとおり【はかた水炊き】のスープには旨味調味料が使用されていませんが、つくねには使用されています。
季節モノになりますが、オクラや花オクラは素晴らしい相性なので、オススメです。
年中鉄板なのはキノコ類で、シメジ、エリンギはスープと調和して美味しいです。
待ちに待った〆については、スープが重たくないので雑炊にしました。
沸かしたスープに、玉ねぎのみじん切りを投入。
柔らかくなったらご飯を加え、お米がスープを吸い込んだら、溶き卵を細く流し込みます。
雑炊でも、鶏のコクと野菜の甘味をたっぷり楽しめます!
お好みで青ネギを加えても良いですし、高菜漬けとの相性は申し分ありません。
食べる時のワンポイントアドバイス×3
頂く上で、個人的に強くオススメしたいワンポイントアドバイスを、3つお伝えします。
- 塩にこだわる!
- 味変調味料を用意!
- 雑炊のスープはこす!
スープは味付けされていないので、頂く時に塩で好みの塩気に調整するのがベターです。
そこで、使用する塩は美味しいものを選んだ方が絶対に美味しくなります!
特に、藻塩を使用するのがオススメです。
海藻を混ぜて作る藻塩は、鍋に旨味を加えてくれます。
そして、もうひとつ重要なのが、味変調味料です。
いかに美味しいスープでも、ずっと頂いていると少しアクセントが欲しくなります。
そこで、オススメなのは、柚子胡椒、七味、燻製胡椒です。
柚子胡椒は流石の安定感抜群の相性です。
七味は、やまつ辻田の【極上七味唐がらし】が圧倒的にオススメです。
燻製胡椒とつくね、ピーマンを合わせると、見事な酒肴になります。
最後に、〆を頂く時は、スープをこした方が確実に美味しいです。
サッパリ方向のスープであっても、頂いていると脂分が溜まります。
なので、こすことで、スープの旨味と甘味だけをストレートに楽しめます。
「えっ、こすなんて面倒…」と思われるかもしれませんが、ボウルに穴あきボウルを乗せて、水を含ませたサラシの上からスープを流すだけなので、超簡単です。
これでバッチリ美味しく楽しめるはず!
まとめと「片の瀬温泉 湯元小林」について
以上で、【はかた水炊き】のご紹介を終えます。
ちなみに、メーカーの「片の瀬温泉 湯元小林」さんは、福岡県久留米市にある旅館です。
源泉100%かけ流しの温泉を持ち、旅館でも【水炊き】を組み込んだコースがウリになっています。
温泉旅館で鶏料理をウリにしているのは珍しく、面白いですね。
ちなみに、旅館の近くには【三井の寿】で有名な酒蔵・みいの寿があります。
他にも、【庭のうぐいす】の山口酒造場や、【山の壽】の山の壽酒造があり、実はお酒の銘醸地!
土地のお酒を合わせると満足度がアップするので、オススメです。
水炊きを食べ終えると水炊きを食べたくなる、すしログ(@sushilog01)でした。