こんにちは、牡蠣と広島が大好きな、すしログ(@sushilog01)です。
当ブログでは以前、広島の老舗牡蠣屋さんである「かなわ」さんをご紹介しました。
「かなわ」さんは広島県民なら高確率で知っているブランドですが、今回ご紹介する中野水産さんは別の魅力のある牡蠣と作っておられます。
僕は食べチョク代表・秋元さんのツイートで知りました。
牡蠣の水揚げ作業を見学中。想像以上のダイナミックさに驚いてる。これは朝3:30に起きたかいがあった…!????✨
中野水産さん????https://t.co/fQvAYlr6WW pic.twitter.com/mMwIjynn1Q
— 秋元里奈 / 食べチョク代表???????? (@aki_rina) November 29, 2020
すしログ
そして、購入するならむき身と殻付き両方でしょ!と思い、ともに購入して食べ比べしてみました。
結果的に味が大きく異なり、結構驚きました。
当記事が牡蠣好きな方のご参考になりましたら幸いです!
ちょうどX’mas限定の「大特価!プチセット」を出されていて、本当にお得なので、是非とも試してみてください。
【当記事が特にオススメの方】
- 牡蠣好き
- 牡蠣をたっぷり楽しみたい方
- 殻付きかむき身かで悩んでいる方
- 広島好き、カープファン
広島中野水産さんの【美浄生牡蠣】が美味しい理由
広島県では、生食用の牡蠣と加熱調理用の牡蠣は厳しく区別されています。
厚生労働省の「生食牡蠣出荷基準」の厳守は前提で、さらに海域が限定されているほど。
参考リンク:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/58/1291003977219.html
清浄海域で育てる必要があり、「かなわ」さんは「大黒神島(おおくろかみしま)」で育てておられます。
かたや、中野水産さんは広島県呉市音戸町の「音戸の瀬戸沖」で育てておられます。
そして、さらに中野水産さんは安全に生で食べられるよう、独自の工夫を行っているところが特徴です。
サイトの情報を見ると、水揚げした牡蠣をそのまま出荷するのではなく、ろ過器を使用した浄化海水で何回も浄化作業を行っていて、浄化作業では紫外線による殺菌と、海と同じ流れを作りながらのオゾン浄化を行っているとのこと。
その結果、牡蠣特有の「臭み」を取り除き、本来の「甘み」だけを残すことが可能だそうです。
さらに、加熱しても縮みにくい牡蠣に仕上げられるとか。
これは期待が高まるとともに、「どこまで美味しくなるのか??」と好奇心がくすぐられました。
結論から言うと、特殊加工の威力を美味しさを持って実感しました
小ぶりなのに美味しい!【美浄生牡蠣】の味
この度頂いた牡蠣は、旬の走りのため小ぶりな牡蠣でした。
生産者さんも律義に、このように記載されています。
>この時期の牡蠣は、2月以降の牡蠣と比べて小ぶりです。
>でもこの時期にしか味わえないあっさりさです。
しかし、実際に頂いてみると、小ぶりなのに甘みが強い上に臭みや雑味が無く、大変魅力的な牡蠣でした。
広島の牡蠣は岩手県や宮城県のものに比べて、サイズ感は程よいものが主力と言う印象です。
牡蠣フライの人気店の多くは岩手県広田湾産の巨大なものを使用されている事が多く、広島で巨大サイズだとかんばら水産の三倍体カキ「かき小町」が有名ながら、サイズで勝負していないのが広島産牡蠣の特徴だと感じています。
そのようなところ、中野水産さんの【美浄生牡蠣】は「小ぶりでも味わい深い」広島産牡蠣の魅力をたっぷりと楽しませてくれる逸品だと実感しました。
しかも、【美浄生牡蠣むき身 500g】はボリュームがあり、牡蠣を余すところなく楽しめる容量です。
牡蠣料理を何品も作れて、牡蠣づくしのコースを作れるほどなので、これは都会のスーパーでなく生産者直で購入するメリットがあると感じました。
1回あたりのお買い物価格としては高額ですが、味と量を勘案するとコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
そして、もう一つ、着目すべき点は洗いやすさ。
出荷時に前述の洗浄を行われているので、家庭で調理する際には、真水で3回ほど流すだけ。
この通り汚れがほとんど出ることなく、簡単に料理する事が出来るので、大幅な時短が可能です。
牡蠣の下ごしらえで面倒な部分をカットできますので。
さて、次項では実際に頂いてみての感想をレポートします!
【美浄生牡蠣】の調理例
牡蠣の味をダイレクトに感じるならば…やっぱり最初は生牡蠣ですね!
むき身と殻付きの両方を生で頂いてみましたので、違いをお伝えします。
殻付き生牡蠣
生牡蠣って殻付きで頂くイメージがありますよね…。
届いてすぐに頂きました!
味わいは期待以上で、磯の香りを楽しめます。
殻付き生牡蠣の魅力は、磯の香りと瑞々しさ、そしてワイルドさだと思います。
むき身生牡蠣
次に、むき身の生牡蠣を頂いてみました。
そのまま頂いた後に、写真のような【自家製ポン酢牡蠣】に。
こちらは殻付きに比べて香りが上品で、甘みが強いです。
なので、ポン酢との相性がバッチリ。
生食の場合、殻付きだと海水が入っているので塩気を感じますが、むき身だと中野水産さんの【美浄生牡蠣】の特長をバッチリ感じられると思います。
実はメーカー側も生食の場合、「殻付きよりもむき身」を推奨しているのですが、その理由に納得です。
では、殻付きの美味しい食べ方とは…
焼き牡蠣
焼き牡蠣は殻付き牡蠣の特徴である香りを楽しみつつ、熱で牡蠣の甘みを引き出す事が可能です。
殻がはじけ飛ぶのに注意しつつ、殻が開くまで辛抱強く焼きましょう。
ちなみに、僕はコンロの上に100均の焼き網を置いて焼いています。
そして、殻付きのもう一つの美味しい食べ方であり、メーカーの知恵が光るのが…
蒸し牡蠣
中野水産さんの梱包容器は、なんとそのまま電子レンジで蒸す事が可能です。
容器は「パルプモールド」という紙製のもので、電子レンジで簡単に蒸し牡蠣を作れるうえに、食後は可燃ゴミに出せるシロモノです。
しかも、バッチリ美味しく仕上がるので、これは便利でした。
蒸し牡蠣は焼き牡蠣よりもぷりっと仕上がるので、また別の魅力があります。
そして、あとは中野水産さんオススメの2大料理【牡蠣の唐揚げ】と【フライパン焼き】に加えて、【牡蠣フライ】【牡蠣ご飯】とたっぷりと牡蠣を満喫しました。
牡蠣の唐揚げ
牡蠣フライとは異なる魅力の牡蠣の唐揚げ。
牡蠣で揚げ物と言えば自動的に牡蠣フライにしていたので、これは嬉しい発見でした!
牡蠣フライよりも食後感が軽く、牡蠣の風味を感じやすい点が特徴です。
フライパン焼き
油を敷かず、そのまま焼くだけ。
大丈夫なの?と思いましたが、バッチリ美味しく仕上がります。
旨味が凝縮された感じの味わいです。
フライパンのまま頂きました。
非常に手軽に楽しめる調理法です。
牡蠣フライ
なんだかんだで食べたくなるのが、牡蠣フライ。
これだけの量を頂くと、もう至福です。
前述の通り小ぶりでも味がしっかりしていて、縮みにくいので、牡蠣フライにしてもバッチリ美味しいです。
牡蠣ご飯
牡蠣の風味と旨味がたっぷりの牡蠣ご飯。
牡蠣ご飯って、香りが本当に良いですよねえ。
炊いている時からお腹が空きます。
【美浄生牡蠣】の入手方法
食べチョクにショップを出されています。
12月中はコロナ復興支援で送料無料!
僕も年末年始の楽しみのため、もう一度リピートします。
さらに、牡蠣が最盛期を迎える2月頃に更に購入して、味の変化を楽しみたいと思います。
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中野水産さんに近い倉橋島の美味しいちりめんじゃこ、石野水産さん。
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