【決定版】本当に美味しい「水炊き」のオススメお取り寄せ・通販

水炊き

本記事では、今までにお取り寄せで頂いて美味しかった水炊きを紹介します。

筆者は大の鶏好きで、ブログ「すしログ」では多くの焼鳥店・鳥料理専門店を紹介しています。

家でも美味しい鶏を食べたいので、鶏肉そのものや鳥料理をお取り寄せしました。

正直なところ当たり外れが大きく、今回の水炊きについても同様です。

そこで、本記事では厳選した3社のものに絞って紹介します。美味しい水炊きを食べたい方、ご参照ください。

美味しい水炊きを選ぶうえで重視したポイント

つきじ治作

まず、美味しい水炊きを選ぶうえで重視したポイントを紹介します。

僕は下記の4点を重視して選びました。

  • スープ(出汁)が濃密である
  • スープ(出汁)が臭くない
  • セットの鶏肉も美味しい
  • ボリュームがあり、コストパフォーマンスが高い

スープ(出汁)が濃密である

水炊きを頼んだのに出汁(スープ)が薄い、あるいはサッパリだとガッカリです。

やはり、水炊きは濃厚なのが美味しいですよね。

食べている時にくちびるがペタペタする水炊きこそ至高!

スープ(出汁)が臭くない

これも必須ですね。

濃密なスープですが、臭みがあっては興ざめです。

原材料の品質が高く、温度管理と出汁骨の状態を見極めながら作っていることが必須です。

原材料の品質と下ごしらえは非常に重要です!

セットの鶏肉も美味しい

付いてくる具の鶏肉も美味しくなくては本末転倒です。

地鶏もしくは良質な銘柄鶏であることが必須です。

水炊きはスープが濃密なので、食感が強く、旨味がある良い鶏でなければ美味しくありません。

安くても若鶏(ブロイラー)では「安物買いの銭失い」になってしまいます。

WEB上で人気だったり高評価だったりする水炊きでも、実は若鶏と言うものもあるので、それらは外しました。

ボリュームがあり、コストパフォーマンスが高い

きっちり満足できるボリュームも大切です。

濃厚な水炊きでボリューム感があり、しかもコストパフォーマンスも高いとなると、ハードルが高まります。

しかし、食後に確かな満足感を与えてくれる水炊きを検索して、さらに厳選しました。


それでは、以上をふまえて、オススメの水炊きを紹介します!

厳選!通販で買える美味しい水炊き3選

三者三様な水炊きを選びました。

お好みに合わせて取り寄せてみてください!

不動のナンバー1:つきじ治作

まず、不動の王者は「つきじ治作」のものです。

こちらは東京都・築地に店舗があり、格式のある料亭です。

1899年から残る建物は圧巻です(「すしログ」に記事を書いています)。

それ故に高額で、税・サービス料・お部屋代を加えると、最低39,600円からになります。

しかし、通販なら2人前でわずか7,300円!

水炊きとして考えると高級ですが、味と料亭クオリティであることを考えたら間違いなくコスパ抜群です(だからこそ一番最初にご紹介しました)。


そして、味は絶品です。

治作01

スープの原材料は「鶏と水」のみで、具の鶏は地鶏の「阿波尾鶏」です。

地鶏・銘柄鶏では「出荷日齢」と「飼育方法」が重要なので、マニアックになりますが、紹介していきます。

阿波尾鶏
  • 出荷日齢:平均80日以上
  • 飼育方法:平飼い


ちなみに、若鶏(ブロイラー)については、下記のとおりです。

若鶏(ブロイラー)
  • 出荷日齢:40日~50日
  • 飼育方法:過密飼い(1㎡当たり16羽前後)

僕も日常生活では若鶏(ブロイラー)のお世話になっていますが、味わいで比較するとレベルが違います。

治作02

こちらのスープは端的に感動モノの味わいで、鶏の旨味が凝縮しています。

自信を持って言いますが、一口目で「違う!!美味しい!!」と思うほどの旨味です。

濃厚でありながら脂の重たさや臭みは全く無いので、レンゲが止まりません。

ヘタなリアル店舗の水炊きを凌ぐ美味しさです。


それゆえに僕は楽天のポイント率が高い時に発注しています。

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古処鶏(こしょどり) 天野商店

次に紹介するのは、鶏肉の生産者さんがプロデュースする水炊きです。

古処鶏01

スープの原材料は「鶏ガラ(古処鶏)、水、玉ねぎ」で、具の鶏は自社銘柄鶏の「古処鶏(こしょどり)」です。

古処鶏
  • 出荷日齢:70日
  • 飼育方法:平飼い

こちらのスープは旨味が非常に強く、ゼラチン質がたっぷりです!

濃すぎず、旨味が強いスープで、脂は徹底的に控えめ。

「鶏の旨味で鶏を食え」と感じるスープです。

そして、鶏の香りも程良く楽しませてくれます。

古処鶏02

具の鶏肉は複数の部位があり楽しいです。

感想とコメントを添えます(笑)

  • 胸肉:旨味があり、酸味がキリリと効いている。煮こみすぎに注意
  • 骨周り胸肉:通常の胸肉よりもパンチがアップ!旨味と皮下の脂、ゼラチン質のコクを楽しめる。
  • もも肉:安定感ある旨さ。力強い味わいなので胸肉の後をオススメ
  • 骨付き:骨付きがあるのが実に良い!軟骨付きもあります!骨付きの大きな部位は最後の方に食べるのをオススメ。出汁になるし肉自体がホロッホロになり、骨からするっと外れるようになるので。
  • つくね:ほんのりと生姜が効いています。細挽きで、しっとりした食感。旨味が強まったスープと合う味付け。中の薬味はネギかな?

旨味がたっぷりですが、脂が控えめなので、食後感が軽い水炊きです。

お値段は3~4人前で4,460円と、リーズナブルです。

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片の瀬温泉 湯元小林

最後に紹介するのは、福岡県久留米市にある「片の瀬温泉 湯元小林」です。

こちらは「つきじ治作」のものとは異なり、サッパリしているのに鶏のコクをたっぷり楽しめる水炊きです。

つきじ治作

見た目は一番濃厚そうなんですけどね(笑)

スープの原材料は「鶏ガラ(はかた地どり)、地下水、鶏肉、人参、玉ねぎ、セロリ」で、具の鶏は地鶏の「はかた地鶏」です。

はかた地鶏
  • 出荷日齢:平均80日
  • 飼育方法:平飼い


はかた水炊き02

鶏肉はこのような内容です。

美味しいのですが、ちょっと少なめですね。


お値段については、2~3人前で5,980円と、少し高級寄りです。

こちらは直販サイトで販売されています。


以上で、オススメのメーカーの紹介を終えます。次に、水炊きを楽しむためのポイントを紹介します。

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水炊きにオススメの食材(具)

まずは、「オススメの食材(具)」を紹介します。

野菜

色々試して、マイベストを決めました!

野菜の種類

水炊きにピッタリな具は、以下のとおりです!

  • 玉ねぎ
  • キャベツ
  • 春菊

玉ねぎは「つきじ治作」で頂いて魅力を知りました。

先に茹でたものを使用することでスープに影響が無く、それでいて甘味を楽しめます。

水炊き05


キャベツは甘味と食感が水炊きに合い、水分が出にくいのでスープが薄まらないメリットがあります。

春菊は独特の清涼感があるので、箸休めになります。

ただ、スープに香りがにじまないよう、サッと煮るのが良いです。


なお、WEB検索による人気ランキングの具は下記のとおりですが、僕はオススメしないものも多々あります。

  • きのこ類
  • 白菜
  • 水菜や春菊、ほうれん草など青菜類
  • 豆腐
  • ねぎ

キノコはスープを吸い込むので締めのスープが減ってしまうのがデメリット。

ただ、椎茸を加えると強烈な旨味が染み出して、雑炊がめっちゃおいしくなります。

水炊き04

白菜と豆腐については、水が出てスープが薄まりますので、使いたい場合は下茹でしておくのが良いです!

鶏肉を追加する場合

セットの鶏肉では足りない!と言う方は鶏肉を追加しましょう!

ただ、若鶏(ブロイラー)は避けて、銘柄鶏を買うのが良いです。

繰り返しになりますが、僕は若鶏(ブロイラー)を否定しているわけではありません。

ただ、付属の鶏とのギャップが大きすぎて切なくなるので、避けるのが無難です(経験者談)。

水炊きにオススメの調味料・薬味

次に、「オススメの調味料・薬味」を紹介します。

定番!ポン酢

上記のセットにはポン酢が付いているので、別途買う必要はありません。

ただ、特別感を高めるなら自家製を併用するのもアリです。

カボス、出汁、醤油で割り、甘味を付けないポン酢が水炊きに合います。

水炊きは基本的に塩で食べるのがベストですが、ポン酢があると味チェンになり、延々と食べたくなりますね。


市販品だと、僕は京都の「飯尾醸造」の【富士ゆずぽん酢】がイチオシです。

個人的にはマスト!柚子胡椒

そして、辛味調味料としてオススメなのが、柚子胡椒です。

ともに九州で生まれた料理と調味料なので、抜群に合います。

辛味だけでなく、塩気と香りもあるので、良いアクセントになります。

絶対に用意したほうが良い、と強くお伝えします(笑)

柚子胡椒とは異なる辛みと香りを!七味

僕は辛味や風味が違う調味料を複数用意して、こまやかに味チェンをするのが大好きです。

そこで、関西風に楽しめるのが七味です。

「やまつ辻田」さんの七味は格別です。

これも合う!生七味

柚子胡椒と異なる方向性で辛味を加えてくれるのが生七味です。

「また七味かい!」と思われるかもしれませんが、乾燥七味とは別物なので、ハマる人はハマるはずです!

長野の「丸正醸造」さんの【信州みそ屋の生七味】はコスパも良く美味しいです(有名な「茅乃舎」さんよりも良いです)。

薬味の種類

生の薬味については、浅葱や細葱などの青ネギが定番ですね。

面倒でも、極薄切りにするとシャキシャキ食感と瑞々しさ、清涼感が加わるので美味しいです。

好きな方ならセリもオススメです。


また、意外性を加えるには、針生姜がオススメ。

タイ料理の名作【ガイパッキン】は鶏肉の生姜炒めで、相性の良さは証明されています。

強いパンチを求める人には、ニンニクです。

ただ、すりおろしだと香りの影響力が強すぎるので、みじん切りがオススメです。

水炊きにオススメの締めの食べ方

最後に、「オススメの締めの食べ方」を紹介します。

鍋料理には「雑炊派」と「麺類派」がいますが、僕は「両方派」です。

まず初日の夜に麺で食べて、翌日の朝に雑炊で食べれば両方楽しめます。

なぜここまで貪欲になるかと言えば、ともに全く異なる別の魅力があるためです。

せっかくの通販なので、両方楽しむのがベストです。

朝ご飯の雑炊であればスープが少量でも作れるので、オススメの方法です。

麺で締める!

うどん

麺で締める場合には、うどん、ひやむぎ、そうめんなどが主流ですね。

ただ、そうめんはスープを吸い込み易いので、個人的にはうどんがベストかと思います。

「つきじ治作」のセットにはうどんが付いていて、これが良く考えられていて水炊きに合う麺です。

ご飯(雑炊)で締める!

雑炊

ご飯で締める=雑炊の場合には、ご飯は固めに炊くのが鉄則ですね。

お米の加水を少なくして、パラッとしたご飯にスープを吸い込ませて食べるのが美味しい。


そして、ぜひともこだわりたいのが、良い卵。

ふだんよりも少し良い卵を使うと、グッとお店の味に引き上げられます。

僕のイチオシはふるさと納税で入手できる、糸魚川のフェルエッグです。

濃厚なのに臭みが皆無なので、雑炊に合います。

まとめ:好みに合わせたオススメ

まとめにかえて、商品ごとにタイプ別のオススメを一言で表します。


高級でも、料亭クオリティの極上の味を楽しみたい方は「つきじ治作」を!

コスパ良く、肉をたっぷり食べたい人は「古処鶏(こしょどり)」を!


サッパリと鶏のコクを楽しみたい人は「片の瀬温泉 湯元小林」を!

▶直販サイトのリンク


鶏料理が大好きな、すしログ(@sushilog01)でした。 

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