こんにちは、食材・調味料ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
さて、夏に蛸を頂き美味しかった松島牡蠣屋さん。
この度は屋号通りの牡蠣を頂きました。
発注のきっかけは、コロナの影響で5,000kgもの牡蠣の出荷が滞っていると知った事です。
#拡散希望
緊急事態宣言で飲食店が8割ダウンしてます😰
本当に牡蠣の行き場がなくなってます。備蓄ネット満杯の5,000kg溜まってます。
このままだと廃棄も最悪視野です。せっかく旨い牡蠣なのでまずはお召し上がりいただきたくて #食べチョク で【緊急値下げ】してます👇https://t.co/ZgP6Nd5LpG— 松島牡蠣屋 (@matusimakakiya) March 11, 2021
すしログ
タップできる目次
松島牡蠣屋さんについて
前回タコの記事では書いていませんでしたので、生産者さんの情報を記載します。
松島牡蠣屋さんは屋号の通り「松島にある牡蠣屋さん」です。
牡蠣を中心にワタリガニ・イシガニ漁、シャコエビ漁、マダコ漁などを行っておられ、夏に頂いたマダコも大変美味しかったです。
そして、着目すべき点がサービスです。
食べチョク経由で発注後すぐにご連絡を頂き、到着まで安心感があります。
食は「味」に加えて「安心感」も大切なので、きめ細かいサービスゆえに松島牡蠣屋さんはファンを増やされているのだと感じました。
上記のツイートでは、いいねが7,256件、リツ・引用リツイートが10,029件にもなっています(記事執筆時点)。
SNSで生産者さんの状況を知って、産地直送で上質な食材を頂けるなんて、現在に生まれて良かったと心底思います。
よりWIN-WINの関係が生まれると良いなあと希望を感じます。
松島牡蠣屋さんの一番人気商品は「無選別牡蠣」との事です。
サイズや形を揃えず、とにかく美味しさとコストパフォーマンスを重視したセットです。
松島産の牡蠣の特徴について
広島と宮城は日本における2大産地となりますが、ともに牡蠣の味は異なります。
松島の牡蠣の特徴としては、広島の牡蠣よりも小ぶりながらに味が濃い点が挙げられます。
牡蠣が美味しく育つ条件としては海水に豊富な栄養を含んでいる事が必須です。
松島湾には奥羽山脈から豊富な栄養が流れ出ていて、複雑な地形故に牡蠣が美味しくなると言われます。
そして、通常は2年で出荷されるところ、松島産の牡蠣は1年で出荷が可能との事です。
栄養豊富な海だからこそ、早く美味しく育つようです。
実際に味わった感想としても、噂通り小ぶりであっても旨味が強く、甘みも楽しめる牡蠣だと感じました。
なお、松島産牡蠣の最盛期の旬については、11月~3月とされています。
3月以降は漁場を変えて、東松島や石巻のものを使用されるそうです。
松島牡蠣屋さんの牡蠣の調理例
今回頂いたのは殻付きの加熱用の牡蠣なので、生食系は控えました。
そして、3kg(39個)開けないといけないので、牡蠣ナイフに加えて新たに「エステー モデルローブ ニトリルモデル」なるグローブを装備しました。
すしログ
結果的に、軍手とは段違いの防御力に感動しました!
スピードも出るので、速ければ1個20〜30秒、難易度の高い牡蠣でも60秒以内に開けられます。
料理上手な友人が牡蠣で何針も縫うケガを負ったことがあるので、皆さまも注意されてください!
ちなみに、上記写真の装備品は下記の2点です。
「無選別」なので大きさはまちまちです。
特大サイズに当たると、やった!と嬉しくなります。
とは言え、繰り返しになりますが、小さくても旨味が強いのでガッカリする必要はありません。
松島産牡蠣のカンカン焼き
大きな缶で作る漁師料理ですが、フライパンでも作れます。
日本酒50mlと水50mlを混ぜて、フライパンに牡蠣とともに入れて、蓋をして強火〜中火で蒸します。
焼き牡蠣のようにパカッとは開かないので、微妙に開いたタイミングで牡蠣ナイフで開けば美味しく頂けます。
凝縮感のある味わいで、松島産の牡蠣の味をストレートに楽しめる良き食べ方です。
スモーキーフレイバーのある辛味調味料【マリーシャープス・スモーキーホット】との相性が抜群でした!
松島産牡蠣の牡蠣フライ
定番中の定番の牡蠣料理ですね。
牡蠣フライだけで20個くらい食べました。
甘みが強く、香りが穏やかな松島産牡蠣は幾つ食べても飽きません。
松島産牡蠣の牡蠣ご飯
牡蠣は炊き込むのではなく、ダシ汁で火を通し、ご飯を蒸らすタイミングで投入するのが美味しく食べる秘訣です。
90℃のダシ汁に牡蠣を投入し、85℃まで上げて、後は余熱で通せば、ぷりぷりジューシィに仕上がり、ノロウィルスもリスクも下げられます(ノロウィルスは中心温度85℃~90℃で90秒以上の加熱で死滅)。
松島産牡蠣と気仙沼産オイスターソースで作るオイル漬け(オススメレシピ付き)
自分で作りつつ大ヒットだったので、レシピをご紹介します。
【前提条件】
- 加熱用の牡蠣を使う(生食用は洗浄されているので、加熱用の方が味が濃い)
- フライパンにオイルを引かない
【調味料】
- 気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース
- かなわの牡蠣醤
- かずさスモークの燻製醤油
【作り方】
- 牡蠣を水で2〜3度洗って汚れを取り除き、水気をふき取る
- 牡蠣をフライパンに並べ、中火で加熱する(オイルは引かない)
- 牡蠣から出てきた水分を飛ばす(身がプリッとなるまで)
- 調味料を入れて煮詰める
- ローリエとオリーブオイルに漬ける
調味料が要です!
個々の調味料はお値段が張りますが、使用量は少なく、それでいて市販の牡蠣のオイル漬けを超える味に仕上げられるので、明らかにお得です。
牡蠣のオイル漬けは買うと高いので、シーズンに作る事をオススメします。
調味料は下記の記事をご参考にしてください。
全て揃えるのがキツい場合は【気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース】のみでも美味しいはずです。
かなわの牡蠣醤
かずさスモークの燻製醤油
松島牡蠣屋さんの購入サイト
松島牡蠣屋さんは食べチョクで積極的に出品されています。
重量もきめ細かく設定されているので、少量から大量までニーズに応えてくれます。
すしログ
食べチョクユーザーにオススメの食材まとめ記事もご覧ください。
3kgを一晩で食べ尽くした、すしログ(@sushilog01)でした。
本記事のリンクには広告がふくまれています。