こんにちは、乾麺のレベルアップに驚いている、すしログ(@sushilog01)です。
日本の乾麺、カップ麺の技術は世界的に突出していますが、最近侮れないのが台湾の麺です。
以前ご紹介した【ラオマバンメン(老媽拌麺)】は完成度が高く、「マツコの知らない世界」でもマニアから高評価されました。
そして、今回ご紹介するアイテムは2点。
台湾の人気レストランの味を楽しめる【台湾まぜそばKiKi麺】と、日本の予約困難店である「エクアトゥール」が手掛ける【夏零まぜそば】です。
ともに乾麺ですが、完成度が高く、一度食べるとハマる人が続出する混ぜそばです!
【台湾まぜそばKiKi麺】の味は?
まずは、【夏零まぜそば】のもとになっている、【台湾まぜそばKiKi麺】からご紹介します。
【台湾まぜそばKiKi麺】は、台湾の人気レストランKIKI餐庁で開発されました。
KIKI餐庁は1991年に創業された、台湾の四川料理店です。
「本場の味を生かしつつ、台湾人の口に合わせた創作四川料理」がヒットして、現在は四川料理店5店舗、麺専門店1店舗を運営しています。
その後、2016年にKiKi食品が誕生し、【台湾まぜそばKiKi麺】が開発されました。
メーカーもファンも認める最大の魅力は、麺のクオリティです。
手作り天日干し麺を使用していて、開発まで100種類以上の試作を行ったそうです。
【ラオマバンメン(老媽拌麺)】と同じく、台南の昔ながらの製法を採用。
強い日差しの中で2時間毎にひっくり返し、表面を平均的に乾燥させて作る乾麺との事です。
4食セットで1,250円と少し高級な乾麺ですが、製法を考慮すると納得です。
肝心な味の方もバッチリなので。
【台湾まぜそばKiKi麺】は5種類の味があります。
- 花椒チリー
- 台湾魚介
- ネギオイル
- 香る黒酢
- 熟成黒酢チリー
僕がこの度頂いたのは【花椒チリー】です。
麺が茹で上がる前に、丼に調味料を入れておきます。
茹で上がったら、すぐに丼に移し、勢いよく混ぜます。
まずは、前述の通りのこだわり麺が美味しいです。
まさに手打ち麺のような本格的な食感で、モチモチ、しこしこと食感が良いです。
プチプチと歯切れも良く、噛んでいて気持ちが良い麺だと感じました。
そして、味付けについては行き過ぎていない麻辣味です。
頂く前から山椒の香りがしっかりと香り、爽快です。
辛味がピリピリと高まり、麻が追い掛けてきて上品にビリビリとしびれます。
パウダー調味料は唐辛子と花椒で構成されているようです。
また、味付けで特徴的な点は、甘み。
麻辣なのに甘みがある点が、非常に台湾っぽいです。
素朴な味ですが、後を引くのは麺が美味しいからだと感じました。
なお、唐辛子は別パックで付いているので、調整可能です。
辛いものに自身がない場合は後がけ、辛いもの好きならば最初から唐辛子を全部入れるのをオススメします。
エクアトゥールの【夏零まぜそば】の味は?
そして、次に【夏零まぜそば】をご紹介します。
そもそも「夏零」というお店は、知っている人が少ないかもしれません。
「夏零」はフレンチの予約困難店である「エクアトゥール」が夏季限定で開店する、「幻の中華料理店」です。
そして、【夏零まぜそば】は、「夏零」のシェフが監修する「究極のまぜそば」とのことです。
なかなかあおっているなあと思って頂いてみましたが、ベースの麺が美味しいので、満足感がありました。
付属する調味料は、こちらも2種類です。
味付けの方向性としては【台湾まぜそばKiKi麺】よりも「濃厚」寄りです。
「特製葱ニンニクソース」が活きていて、ネギ(エシャロットを使用)の香りがしっかりと香ります。
一口目からパンチのある味わいで、香ばしいです。
パセリ、タイムなども使われているようで、香りを重視したソースです。
そして、「特製ラー油」も美味しい。
結構攻めている辛口で、辛いもの好きでも満足出来ます。
同時に、香りが強いラー油なので、辛いものが不得意な人でも少量で楽しめると感じました。
いずれにせよ、一気にかけるのではなく、つぎ足しするのがベターな辛味です。
麺はくにゅくにゅとした弾力と食感があり、飽きが来ません。
味付けが強い混ぜそばですが、麺が美味しいのでクセになる味わいです。
具なしでも美味しい!と思わされるまぜそばです。
まとめ【夏零まぜそば】と【台湾まぜそばKiKi麺】の入手方法
ともに香りと麺の食感を楽しむ混ぜそばだと感じました。
日本のカップ焼きそばも魅力的ですが、意外にも同じ方向性が無いように感じます。
それゆえに各種WEBサイトで高評価のレビューが多く、リピーターも生み出しているのだと感じました。
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定期的にマニアックな麺を食べ比べていきたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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