こんにちは、チーズが大好きで国産・外国産ともに数10種類食べている、すしログ(@sushilog01)です。
さて、個人的に北海道に行く楽しみの一つは、チーズだと思います。
北海道は日本における「チーズ王国」で、種類も工房も豊富ですので。
新千歳空港は勿論、他の空港ショップでもチーズの取り扱いは多いので、お土産に最適です。
工房ごとの個性がハッキリしているので、普段外国産チーズしか食べない!と言う人にこそ、是非とも試して欲しいです!
チーズは魅力を感じると常備したくなる食品なので、順に採り上げてご紹介致します。
今回は帯広空港近くの更別村にある「さらべつチーズ工房」さんです。
「さらべつチーズ工房」さんの魅力
工房のチーズ職人の野矢敏章(のや としあき)さんは、もともと大根農家が専業との事。
ブランド大根の「百姓大根」を育てておられ、主に京都や大阪の懐石料理店や割烹で使われているそうです。
チーズ作りに着手したのは50歳を超えた頃で、2000年初頭から作り続けて今に至ります。
現在は奥様と息子さんと共に一家総出でチーズを作っておられます。
野矢さんのチーズ作りの特徴としては「手間を掛ける事」のように感じます。
と言うのも、カビの培養や乳酸菌の生成なども自ら行い、さらに12ヶ月以上の熟成を掛けると言います。
熟成については表面にワックスを塗らず、乾布巾で毎日拭く手間を掛けて行っているそうです。
そして、もう一つの特徴としては、ブルーチーズやウォッシュチーズなどの日本人にとっては「クセ」がある個性派チーズを作られている点です。
「さらべつチーズ工房」さんのチーズのラインナップ
- 酪佳(らくか):ハードタイプ
- 酪佳24ヶ月:ハードタイプ
- スモーク酪佳:ハードタイプ
- きまぐれブルー:青カビ
- ミモレット:セミハードタイプ
- さらべつウォッシュ:ウォッシュタイプ
- スノーホワイト:フレッシュ
僕は今までにスノーホワイト以外は全て頂いた事がありますが、本当に全て美味しいです。
特に好きなのは【きまぐれブルー】。
これは「十勝ナチュラルチーズコンテスト」で優勝したそうですが、国産のブルーチーズとしてトップクラスの味だと思います。
また、洞爺湖サミットで提供された【酪佳(らくか)】と柏のチップで燻製を掛けた【スモーク酪佳】も旨味が強くて流石です。
ダニで発酵させる【ミモレット】やイタリアの「タレッジョ」の製法で作る【さらべつウォッシュ】、フランスの「サン・マルスラン」の製法で作る【スノーホワイト】など、海外の製法を駆使して、十勝の素材と風土で作られている点が魅力ですね。
「さらべつチーズ工房」さんのチーズの味は?
前掲写真の【きまぐれブルー】は上品な香りと塩分でありながらブルーチーズらしさを楽しませてくれる大変バランスの良い逸品。
日本人の手による日本人のためのブルーチーズだな〜と感じさせます。
【ミモレット】
【ミモレット】はダニ熟成のチーズとなりますが、
こちらも【きまぐれブルー】と同様に特有の香りを上品に楽しませてくれます。
そして、旨味が強い。
食感はハードではなく、セミハードに近い仕上げ(熟成期間)。
また、運営されているピッツェリア「tuka」さんも美味しいです。
オススメメニューは何と言っても【さらべつチーズ】1,300円。
使用されているチーズが贅沢で、モッツァレラ、酪佳、きまぐれブルー、さらべつウォッシュ。
フレッシュ、熟成、ブルー、ウォッシュを用いたクワトロフォルマッジとは、チーズ好き、ピッツァ好きならば垂涎ものです!
とにかくチーズの存在感を楽しめます。
通販サイトだと、下記で入手可能なようです。
帯広市TONxTON(とんとん) マーケット
さらべつチーズ工房 – TONxTON(とんとん) マーケット
リアル店舗だと、新千歳空港にあるWine&Cheese 北海道興農社や、地元の帯広空港のショップで入手可能です。
また、東京に在住の方であれば、清澄白河のチーズのこえさんでも入手出来る事がございます(事前にご確認ください)。
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