こんにちは、調理器具・調理家電に目がない、すしログ(@sushilog01)です。
さて、調理器具の中でも少しマニアックな位置づけにあるミルサー。
ミルサーって、使用方法が限定されるイメージだと思いますし、実際にそれは当たっています…が、限られた領域では比類ない活躍をしてくれる素晴らしいアイテムです。
すしログ
ミックススパイスやペースト(ピュレ)、合わせ調味料などを瞬時に作れるので、ガラムマサラや出汁パックを購入している人ならばすぐに元が取れます。
この度、長年愛用しているイワタニ製クラッシュミルサーをご紹介します。
【この記事が特にオススメの方】
- カレーを作るのが好きな方
- カレー以外にもミックススパイスを作りたい方
- 合わせ出汁を作りたい方
- お洒落料理のペースト(ピュレ)を作りたい方
- クラッシュミルサーに懐疑的な方
【筆者について】
- 国内外6,000軒超の飲食店を食べ歩くほどの食好き
- 食べ歩きだけでなく料理も大好きで、17歳の頃から20年以上のキャリア
- 飲食店の味覚調整や試食、調味料や食材などの開発を行う
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イワタニ製クラッシュミルサー(IFM-C20G)を購入・使用した感想
クラッシュミルサー(IFM-C20G)の感想としては、身も蓋もありませんが、超便利です(笑)
特にカレーを作る人は必携だと思います。
絶対に買った方が良い。
カルダモンは勿論、シナモンのような硬い物体も粉砕してくれるので、ミックススパイス作りが本当に楽です。
ホールスパイスをフライパンで乾煎りしてミルサーで粉砕すれば、市販品よりも遥かに香り高いガラムマサラの出来上がり!
自分の好きな香りに調合出来るところが嬉しい。
拍子抜けするほど楽に、感動的な味のミックススパイスを作れます。
しかも、大量に!
実はこの製品、著名な南インド料理研究家の渡辺玲さんが長年愛用されていると聞いて購入しました。
渡辺さんいわく、「私の場合、長年、イワタニのミルサー、それも一番価格の安いものを購入して使い倒しています」とのこと。
料理研究家の方がヘビーユースしているならば大丈夫だろうと購入したのですが、期待以上のパフォーマンスでした。
そして、和食に使う出汁パックも自家製出来ます。
非常に経済的なので、市販品との差額を考えてもすぐに元を取れる買い物でした。
クラッシュミルサー(IFM-C20G)の使い方(超簡単!)
実際の使い方を出汁パック作りで解説します!
ミルサーで出汁パック作り
例として、荒く削った鰹節です。
ミルサーに投入後わずか7秒で…
こうなります。
他の例として、焼きアゴ(トビウオ)と冬菇(干し椎茸)です。
これらも…
ものの10秒で見る影もありません(笑)
なお、魚類はそのままで問題ありませんが、干し椎茸は意外に硬いです。
料理包丁でざっくり切ってから投入するのが吉です!
粉砕した出汁類を混ぜ合わせて、100均で売っているお茶パックに入れると…
出汁パックの完成です。
使い切るのが大変なくらい出汁パックを量産できます(笑)
出汁パックって買うと高いので、作ると経済的だと思います。
ミルサーでフルーツジュース作り
硬質なスパイスや焼きアゴなども秒殺できるミルサーなので、フルーツジュース作りもなんのそのです。
例えば、箱買いしたり、頂いたりして持て余してしまった、ミカン。
ミカン2個分を薄皮ごと入れます。
10数秒でジュースの出来上がり。
ミカン2個で170ccくらいになります。
健康のため薄皮ごと使いましたが、手間を掛けてミカンだけを味わいたい方は、薄皮をむいてから回すと繊細なミカンジュースになります(笑)
クラッシュミルサー(IFM-C20G)の耐久性
この手の調理器具で重要なポイントですね。
5年以上使用しているもののブレード(刃)がこちら。
全くキズは無く、未だに頼れる耐久性を誇っています。
上記の出汁粉も記事執筆直前に作ったものです。
この耐久性については、流石イワタニ謹製だと感じます。
海外製品の安いものがあるのかどうかは不明ですが、刃物を使う機械は安全性が重要なので、安心のイワタニ製を選んで良かったと感じています。
耐久性に加えて、安全性への信頼は重要ですね。
クラッシュミルサー(IFM-C20G)のメリットとデメリット
それでは、クラッシュミルサー(IFM-C20G)のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
メリットについては、こちらです。
- 手作業では不可能な作業が一瞬で出来る
- 香り高いガラムマサラでカレーが格段に美味しくなる
- 和風の合わせ調味料や出汁パックが大量に作れる
- お洒落なペーストやピュレも手軽に作れる
- 耐久性が高い
- 場所を取らない
全体の共通点は、「手作業では不可能な作業が一瞬で出来る」ことです。
粉末やピュレ作りは、手で作るには「完全に不可能」ではないまでも「極めて困難」です。
気合を維持して数10分かかる作業なので。
クラッシュミルサー(IFM-C20G)ならば、2分ほどで出来ます。
本来ならばプロや工場で行われる調理を家庭で簡単に出来るのがクラッシュミルサー(IFM-C20G)のメリットと言えます。
デメリット
反対にデメリットは、こちらです。
- ジューサーとしての利用はイマイチ
- あえて言えば、専門特化している
良くも悪くも専門性が高い点が、人によってはデメリットでしょうか?
「ハンドブレンダー」のようなマルチな活躍は出来ないので、「ひとつの器具で大体のことをまかないたい」と言う方には不向きです。
ただ、僕は色々な製品を比較して購入して、現在はミルサーとフードプロセッサー、ハンドミキサーを併用しています。
すしログ
そのあたりは比較を含めてフードプロセッサーの記事に詳しく書きました。
合わせてご参照ください。
僕は、マルチな役割を持つ高額アイテムで個々の作業の平均点を取るよりも、専門性の高いアイテムを合わせて自分が望む全ての作業で満点を取る方が、結果的にコストパフォーマンスが高いと思います。
なので、ベストの料理を目指すならば、専門性の高い調理器具を併用することを強くオススメします。
ちなみに、デメリットに「音」を挙げていませんが、想像の範囲内で大して気になりませんので、ご安心ください!
調理時間も短時間なので、ご近所迷惑にはまずなりません。
まとめ
以上で、イワタニ製クラッシュミルサー(IFM-C20G)のレビューを終えます。
購入を迷っている人のご参考になれば幸いです。
すしログ
きっと「早く買っておけば良かった!」と思われることでしょう。
【機器スペックの詳細】
メーカー名:イワタニ クラッシュミルサー IFM-C20G
サイズ:幅10.6×奥行13.1×高さ27.3cm
重さ:1.5kg
容量:大容器260cc、小容器75cc
消費電力:210ワット
もしも壊れてしまったら100%買い換える、すしログ(@sushilog01)でした。
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