こんにちは、18歳の頃からレシピ本に100万円以上使っている、すしログ(@sushilog01)です。
まさかネパール料理の専門レシピ本が刊行される日がくるとは!
確かに大久保でネパール料理店が増え、日本人にも【ダルバート】の魅力を知る人が増えてきていたけれど…
今回の御本を上梓された本田遼さんは大阪の人気店、その名もズバリ「ダルバート食堂」のシェフ。
ダルバート愛が詰まった素晴らしい一冊です。
なにせ、冒頭から【ダルバート】が8連発しますので(笑)
『ダルバートとネパール料理』の魅力ポイント
【魅力ポイント】
- 実はネパール料理が、多くの日本人が好む味であることを伝えてくれる
- ダルバートの構成要素の料理を各数種類紹介している
- ダルバート以外の代表的なネパール料理のレシピも学べる
- スパイスさえ揃えれば再現性抜群(※インド料理よりもスパイスの数は少ない)
【この本がピッタリな方】
- ネパール料理・ネパール好きは必携
- カレー好きも必携
- ネパールに旅行したことのある人も必携
- ヘルシーなスパイス料理を学びたい人
『ダルバートとネパール料理』のご紹介
ネパール料理好きならば「待ってました!」と言うべきレシピ本です。
逆にネパール料理に詳しくない人でも、いや、詳しくない人だからこそ読んで楽しい、作って美味しいレシピ本です。
インド料理とは全く異なる調理法を駆使するネパール料理は、カレー好き、スパイス料理好きならば作っていて間違いなく楽しいです。
そして、調理法的には難しくないので、再現性が高いところも魅力です。
上述した通りネパール料理で使うスパイスの数はインド料理よりも少なく、主に4種類です(ターメリック、クミン、チリ、フェヌグリーク)。
外でネパール料理を食べて作り方が分からなかった人(僕も含みます)でも、レシピ通りに作ればバッチリ美味しいダルバートに仕上がります。
レシピだけでなくネパールの文化も知ることが出来、巻末には「食のネパール語辞典」が付いています。
この本を日本人が書いたなんてビックリです!
『ダルバートとネパール料理』から御料理をご紹介
ダルバート
何はともあれダルバート。
ダルスープはウラドダル、トゥールダル、マスールダルのブレンド。
ジャガイモとオクラのタルカリ、フレッシュトマトとティムルのアチャール、グリーンチリのアチャールなど。
…え、何が何だか分からないって?
そんな方は、本を読めば大丈夫!
もうネパール料理店でも迷わずオーダー出来るようになります!
チキンカレー、ジョールタイプ
骨付きの鶏肉を使う、ネパール語で言うところのククラコマスです。
骨周りから出る出汁が堪らないネパールカレーの代表格!
干し大根の発酵アチャール
アチャール(ネパールの漬物でありピュレ)だけで多数紹介されていますが、干し大根を発酵させるアチャールまで載っていて感動。
瓶内発酵させる美味しいアチャールですが、こんなマニアックなものまで簡単に作れます!
まとめの一言!
持っていて損はない、現状唯一無二のネパール料理本!
カレーを作る人に超絶オススメの「ミルサー」についての記事もございます。
書籍の情報
書名:ダルバートとネパール料理
副題:ネパールカレーのテクニックとレシピ、食文化
著者・編集:本田 遼
出版社:柴田書店
発行:2020年6月
頁:128ページ
本体価格:1,900円
レシピ数:71
【目次】
ダルバート(ダール―豆のスープ
タルカリ―野菜のスパイスおかず
ノンベジカレー―肉や魚のカレー
アチャール―箸休め
サーグ―青菜のスパイス炒め)
カジャ(朝のカジャ
セルロティ
カーロチヤ(ブラックティー)
マサラチヤ(スパイスミルクティー)
ドゥッチヤ(ミルクティー) ほか)
本記事のリンクには広告がふくまれています。