こんにちは、キッチンに投資すればQOLが上がる!と信じている、すしログ(@sushilog01)です。
さて、誰もが知る大阪の郷土料理、タコ焼き。
嫌いな人の方が圧倒的に少ない愛され料理ですよね。
今回ご紹介するアイテムは、お家で美味しいタコ焼きを確実に焼けるタコ焼き機。
イワタニ製の【スーパー炎たこ】です。
すしログ
僕は大阪出身でないので、タコ焼きを焼くのが決して上手くありません。
しかし、【スーパー炎たこ】のおかげで、バッチリ美味しいタコ焼きを焼けるようになりました。
これはタコ焼きの腕が無くても美味しく作れる、夢のようなマシンです。
タコ焼きを頻繁に作らない人でも常備していて損はありません。
また、以前タコ焼き器を買ったは良いけど、全く使っていない…と言う人にもオススメの理由を「電気式/ガス式の違い」の項に書いていますので、是非ともご参考にされてください。
タップできる目次
イワタニ【スーパー炎たこ】の魅力と使いかた
魅力を一言で述べると、家庭でお店のようなタコ焼きを焼ける!に尽きます。
冒頭に記載した通り、タコ焼きの技術が無くても、美味しく作れます。
その理由は、高い火力に加えて、くっつかない&焦げにくいという特徴です。
流石、火を扱わせたら最高峰のメーカーであるイワタニ。
使ってみて、よく考えられていると感じました。
【スーパー炎たこ】は前モデル(炎たこCB-TK-A)から改良が重ねられていて、プレートはくっつかないフッ素加工プレートで、1個1個を成形しやすい「切り溝」が作られています。
メーカーの努力がAmazonの評価に表れていて、レビュー件数1,600件でスコア4.7にもなっています。
海外からのレビューもあるのが凄い(イギリス、ドイツ、カナダ、イタリアなど!)。
また、「サクラチェッカー」に掛けても「4.69/5」の「合格」になります。
【スーパー炎たこ】の使い方は本当に簡単。
油を引いて、火をつけて、温まったら焼くだけです。
火力が高く短時間で安定するため、焼くのに気を使わなくて大丈夫です。
次で詳しくご紹介します。
【スーパー炎たこ】の使いかた
マシンの使い方については、メーカーの公式サイトに分かりやすい動画がアップされています。
そして、自身で作った時の動画はこちらです。
オイルはサラダ油ではなく、米油を使用しています。
完成品のタコ焼きです!
すしログ
これが一番最初に作ったたこ焼きです。
自分で言うのもなんですが、なかなかの出来栄えじゃないですか?(笑)
まあ、完全に【スーパー炎たこ】のおかげなのですが…
2年以上経ち、使い慣れた今では、このようなたこ焼きを焼けるようになりました。
初回よりも上達していませんか??
イワタニ【スーパー炎たこ】のスペックについて検証
競合製品は無いので、比較は行いません。
ただ、電気式のタコ焼き器もあるので、そちらと比較します。
気になる火力と電気式/ガス式の違い
【スーパー炎たこ】の火力は非常に強く、温まるまで、たったの2〜3分です。
そして、着目すべき点が途中でパワーダウンしないところです。
一気に1セット(20個)焼いても大丈夫ですし、2セット連続でも焼けます。
再加熱する際もすぐに温まるのでストレスがありません。
そこで、電気式/ガス式の違いについてご説明します。
電機式のタコ焼き器の方が普及していますが、率直に言って、スペックは雲泥の差です。
外がパリッと、中はしっとりとろ~りなタコ焼きは、電気式では生み出せません。
かつて電気式を使用しつつ、2回だけ使ってお蔵入りした事がありますが、その理由は毎回焼き加減が異なる点。
そして、連続で使用するとパワーダウンしてしまう点でした。
家庭用タコ焼き機にネガティブなイメージを持っている人は、僕と同じく電気式に不満を抱いた方でしょう。
その点、【スーパー炎たこ】はイメージを変えてくれる性能です。
平たく言うと、タコパで誰が焼いても美味しく作れるタコ焼き器です。
【スーパー炎たこ】は火加減を気にしなくても使える!
火力が強いだけでなく、火力が安定していて、微調整しなくても良い点がアドバンテージです。
「火力が強い」と聞くと「焦げやすいのでは…」と不安を抱かれるかもしれません。
しかし、絶妙に強すぎないので、焦げ付くことはないです。
タイミングを逃して焼き続けた場合は焦げますが、火力とプレートが考えられているようで、しばらく放置している程度では焦げません。
強火で一気に焼いて片面が固まったタイミングでタコ焼きを半分返して、中火に落とし、クルクル返していくだけです。
これで自然にまん丸にまとまります。
くっつかない、焦げ付かないので、とにかく楽です。
オススメの食べ方としては、1セット出来たときに全てをお皿に盛るのではなく、ちょいちょい取って食べるスタイル。
焦げ付かず、アツアツがキープされるので、ゆったり楽しんで頂けます。
火加減を気にせず使えるプレートのお陰だと感じます。
デザイン
思ったよりもコンパクトです。
あと、タコ焼き器として見るとお洒落だと思います。
電機式のタコ焼き器は「無骨」で「ちょっと派手な色使い」なイメージがありますが、【スーパー炎たこ】は今風のカセットコンロのようなデザインです。
安全性と手入れのしやすさ
ホットプレートに近い家電なので触ると危ないですが、火がプレートの外に出ることは無いので、安全性は高いです。
お子さんが作る時も「プレートに触らないように!」「コンロとプレートの隙間に気をつけるように!」と伝えれば、小学生高学年以上であれば問題無いでしょう。
そして、引く油の量にもよりますが、油が派手に飛ぶ事はありません。
‥が、水滴のように飛沫は散りますので、マットを敷いて作るのが得策です。
新聞紙は風でめくれると引火の恐れがあるので、使わない方が良いと思います。
手入れのしやすさについてはバッチリ問題ありません。
余熱が冷めたタイミングで洗えば大丈夫。
テフロン加工がされていて、構造も極力シンプルに作られているので、洗いやすいです。
カセットボンベの使用量・燃費
普段作るときは意識していないので、燃費は良いと判断していますが、ブログ記事で主観を書いても仕方が無いので、重量の変化を検証しました。
【スーパー炎たこ】でタコ焼きを2セット(40個)と前菜のアヒージョを作った後のガス使用量です。
- 使用前:348g
- 使用後:286g
かなり省エネだと思いませんか?
鍋よりもはるかに少ないガスで楽しめます。
オススメのタコ焼きレシピ
すしログ
タコ焼きで重要なのは、生地、ソース、具です。
それぞれをご紹介していきます。
オススメのタコ焼き生地のレシピ
【スーパー炎たこ】は焼きの技術を気にしなくて良いので、タコ焼き作りで最も重要な「生地作り」に集中できます。
焼きの技術も重要ですが、個人的にタコ焼きの味を大きく左右するのが生地だと確信しています。
シンプルに言うと、大阪の美味しいタコ焼きは出汁を利かせていて、しかも出汁の量が皆さんの想像よりも相当多いです。
昆布と本枯節(鰹節)で作った出汁を、2人分(40個)で600cc使用します。
僕は自身のレシピを作るにあたり、下記の「浪花太郎」氏のレシピを参考にしました。
コテコテの大阪弁が非常に濃厚ですが、説得力があります(電気式のたこ焼き器を薦められていますが)。
その上で自分が美味しいと思って行き着いた分量は下記の通りです。
個数 | 薄力粉 | ベーキング パウダー | 砂糖 | 塩 | 出汁 | 卵 |
20 | 70g | 小さじ1/2 | 小さじ1 | 小さじ1/2 | 300cc | 1個 |
40 | 140g | 小さじ1 | 小さじ2 | 小さじ1 | 600cc | 2個 |
僕は後述ソースの甘みを落としているので、生地部分の砂糖を増やしています。
こうすることで生地の味に奥行きが出る上に、こんがりと焼ける気がします。
そして、肝心な出汁については、下記のように引いています。
40個作る時、600cc分の分量です
- 昆布:25g
- 本枯節(鰹節):30g
出汁を引くのが面倒な人は、茅の舎の出汁を600ccあたり3パック使用するとパンチのある出汁を作れます。
自分で出汁を引くにしても、出汁パックを使うにしても、生地を作る前に必ず冷ましましょう!
オススメのタコ焼きソースのレシピ
次はソースのレシピです。
僕は自家製ブレンドで作り、冷蔵庫で2日以上寝かせてから使用しています。
こうすることで自家製タコ焼きの味を格段に高められます。
ブレンドする調味料は、こちらの通りです。
- オタフクソース(無い場合はブルドックの中濃ソース)
- ブルドックウスターソース
- 出汁醤油
- 高橋トマトケチャップ
- 一味唐辛子(辛味が少ない韓国産がベター)
- ハチミツ
計量カップにソースをたっぷり入れて、あとはちょびちょび足して自分の好きな味に仕上げれば完成です。
トマトケチャップについては、化学調味料無添加・100%有機素材の高橋ソースを愛用しています。
オススメのタコ焼きの食べ方
そして、途中、味チェンで試して欲しいのが、【バター醤油】と【タイ風エスニック味】です。
【バター醤油】
【タイ風エスニック味】
自家製のスイートチリソースとパクチーで頂きます。
チリソースを作るのが面倒な方は、シラチャーソースをお酢で溶いて使うと良いかと思います。
通常のスイートチリソースは甘みが強いので、たこ焼きと合わせると飽きやすいと思います。
〆はスープ代わりに【明石焼き】
出汁をひくのが面倒くさい!と言う方は、「にんべん 白だし ゴールド」をお湯で割って使いましょう。
これは化学調味料と着色料無添加で、有機醤油、鰹節、さば節、宗田鰹節、北海道産昆布を使用した意識の高い出汁の素です。
タコ焼き以外でも使える?
使えます!
何に使えるかと考えると…【アヒージョ】ではないでしょうか?
すしログ
しかし、タコ焼きの前に野菜や魚介などで作るアヒージョは理に適っています!
タコ焼きって「粉もん」なので具が単調になったり、栄養が偏ったりしがちですよね。
なので、タコ焼きの前に野菜アヒージョをやると、栄養もとれて、血糖値の急激な上昇を防ぐこともできます。
タコ焼きの前にテンションも上がるし、ビールやワインに合うので、タコパにオススメ。
まあ、油は使いますが、プレートの形状的にオーブン皿でやるよりも少ない油で済むので、ヘルシーだと思います。
これは一石二鳥ではないでしょうか??
また、広尾にある「摘み草イタリアン」の草片さんで、非常にユニークな使い方をされていました。
中にニンニクの芽とチーズを入れて【フリッタータ】に仕上げて、生ハムと合わせる方法です。
流石プロ!と感じる、タコ焼き器の使い方でした。
まとめ:【スーパー炎たこ】で素敵なタコパを!
僕は【スーパー炎たこ】を買うまで、タコ焼きは外で買うものだと思っていました。
しかし、大阪や明石以外のタコ焼きは「違う」ので、本当の魅力を知らなかったように思います。
【スーパー炎たこ】を使えば、ふわとろな本当のタコ焼きを作ることが出来ます。
正直なところ、本場大阪といえども自家製くらい美味しいタコ焼きは中々ありません。
これは食べ歩きで確信しました。
【スーパー炎たこ】は便利アイテムと言うだけでなく、タコ焼きの真の魅力を伝えてくれるアイテムだと思います。
タコ焼きは30個食べても飽きない、すしログ(@sushilog01)でした。
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