こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】をテイスティングします。
水戸部酒造さんの酒造りは骨太で、どれを頂いても安定感があると感じます。
今回のお酒は「生酛造りって何??」と言う人に生酛造りの魅力を伝えてくれるお酒です!
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水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】のテイスティングノート(レビュー)
水戸部酒造さんは、1898年(明治31年)創業の酒蔵です。
銘柄の名前の通り山形県を代表する酒蔵です。
生酛造りのようなクラシカルな酒造りを行うとともに、2004年から天童市の自社田で山田錦の自家栽培を開始するなど、先進的な試みをされています。
温故知新を体現する酒蔵だと感じます。
それでは、【山形正宗 純米雄町 生もと造り】のレビューに入ります。
【山形正宗 純米雄町 生もと造り】の色合い
外観はクリスタルがかった、やや淡いグリーンの色調です。
【山形正宗 純米雄町 生もと造り】の香り
香りはヨーグルト系の乳酸系の香りが爽やかに漂い、いかにも生酛造りと言った感です。
そして、青々しいメロン、洋梨などのフルーツ香がふんわりと香り、セルフィーユの爽やかな香りと調和。
フルーツや青い葉の香りに乳製品系のスッキリ香が混ざり、良い香りです。
【山形正宗 純米雄町 生もと造り】の味わい
甘味がふくよかに広がりますが、軽い酸味とどっしりと力強い旨味を伴った苦味が味わいを引き締めます。
これは雄町らしい幽玄さがある味だと感じました。
酸味と幽玄な雄町の出会いを表現している味わいだと。
生酛造りのお酒としてはライトボディですが、余韻がかなり長いです。
そして、酸味と苦味が相互に持続するのが良いです。
酸味と甘味の調和が印象的な日本酒だと感じました!
水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】のスペック・蔵元データ
水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):水戸部酒造(山形県天童市)
- ブランド名:山形正宗 純米雄町 生もと造り
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:雄町
- 精米歩合:65%
- 酵母:無添加(蔵付き酵母)
- アルコール度:16%
- 日本酒度:+2
- 酸度:1.6
- 価格:720ml・1,650円
水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】の入手方法
水戸部酒造【山形正宗 純米雄町 生もと造り】はネットで入手することが可能です。
僕は「かがた屋」さんの【SAKE DIPLOMA二次試験対策/日本酒8本セット】で頂きました!
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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