こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は花の香酒造【産土(うぶすな) 山田錦】をテイスティングします。
発売後、大変な注目を集める銘柄だけあって、飲み口はモダン。
しかし、味わい深く、爽快な、素敵な味わいです!
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花の香酒造【産土 山田錦】のテイスティングノート(レビュー)
「花の香酒造」さんは、熊本県玉名郡和水町にある、1902年(明治35年)創業の酒蔵です。
伝統的な生酛造りや自然農法、在来種の復活などを行っておられ、先進的。
【産土】は、2022年に生まれた銘柄で、早くも人気を集めています。
それでは、【産土 山田錦】のレビューに入ります。
【産土 山田錦】】の外観
外観については、透明感があり、微発泡しています。
色調は、クリスタルがかった淡いグリーン。
かなり活きが良い泡が印象的です。
【産土 山田錦】の香り
若々しく爽やかで、嫌み無く華やかな第一印象です。
メロン香が強く、かすかなグレープフルーツ、スイカズラ、セルフィーユが調和し、華やかに思わせて上品な印象です。
お米由来の香りは白玉団子程度で、ごく爽やかに漂わせます。
【産土 山田錦】の味わい
やや強い第一印象で、まろやかな甘味が広がり、すぐさま泡のシュワシュワ感ときめ細かい酸味が味を引き締め、旨味を伴った苦味がじんわりと広がります。
溌剌として厚みのあるバランス。
旨味や苦味で味わいの厚みを感じさせつつ、極めて爽やかに楽しませてくれます。
余韻はやや長め。
しかし、後味はスッキリ。
味わいの方向性としては、グレープフルーツの酸味と苦味と爽やかさを強く感じさせます。
爽やかさと力強さを合わせ持つ、非常に飲みごたえのあるお酒です。
飲用温度帯による味わいの変化
味わいの方向性的に冷酒で頂きました。
花の香酒造【産土 山田錦】と合う料理・食べ物は?
シャルキュトリーとの相性が良く、特にサラミと合います。
また、ブルーチーズとの相性も良好です。
ブルーチーズと合う理由は、ブルーの草的な香りと調和するためと、山田錦の旨味と椎茸の旨味がバランス良く調和するためです。
他に、キュウリの糠漬けとの相性も良好でした。
糠漬けのキュウリを卵、椎茸の軸とともに炒めました(調味料は無添加)。
花の香酒造【産土 山田錦】のスペック・蔵元データ
花の香酒造【産土 山田錦】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):花の香酒造(熊本県玉名郡和水町)
- ブランド名:産土(うぶすな)山田錦
- 特定名称:非公開(生酛)
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:山田錦(和水地区産)
- 精米歩合:非公開
- 酵母:きょうかい9号
- アルコール度:13%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・1,970円
花の香酒造【産土 山田錦】の入手方法
花の香酒造【産土 山田錦】については、流通数が少ないので、販売店・特約店で入手することになります。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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