こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は丸石醸造【二兎 純米吟醸雄町五十五】をテイスティングします。
香りと味わいに良い意味でギャップのある硬質な印象の純米吟醸です。
香りは華やかですが、味わいはバランスが取れている良酒です!
★全国6,000軒以上を食べ歩く食好き
☆食べログTOPレビュアー、TVに8回出演
★「すしログ」のTwitterにて幅広い情報を発信中
☆インスタ「酒ログ」でテイスティング情報を発信
★すしログnoteで鮨・グルメに関する記事を執筆
タップできる目次
「丸石醸造」さんについては、下記の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:丸石醸造【二兎 純米 萬歳七十 生】それでは、丸石醸造【二兎 純米吟醸雄町五十五】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いグリーンの色調をしています。
香りの第一印象はふくよかです。
熟した青メロンの香りがハッキリと広がり、やや強めのバナナや白桃などの甘やかな香りとすぐに調和します。
そして、生クリームや杏仁豆腐、軽いミネラル、アカシアを思わせる香りとともに終始ふくよかな香りが続きます。
それでいて、ほのかなラムネ香もあります。
お米由来の香りは極々弱いです。
口に含むと、第一印象はやや軽いです。
まろやかな甘味にきめ細かくしっかりした酸味があります。
軽やかなアタックながらコクを与える香ばしい苦味がジワジワと高まり、フィニッシュは硬派です。
バランスはまろやかでありつつ軽くドライです。
そして、余韻はやや強めです。
香りと味わいに良い意味でギャップのある硬質な印象の純米吟醸です。
甘味、酸味、旨味のバランス的に、スッキリ頂くならば冷酒で頂くのがベストです。
しかし、甘味や旨味を広げるべくぬる燗にするのもアリです。
石川名産の珍味【フグの子の粕漬け】と予想外に良い相性でした。
マスキングのペアリングが可能です。
反面、【切り干し大根のゴマ酢和え】や焼き魚とはイマイチです。
お酒の酸味が引き立つので、苦味を持つ料理とは相性が良くないと感じました。
丸石醸造【二兎 純米吟醸雄町五十五】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):丸石醸造(愛知県 岡崎市)
- ブランド名:二兎 純米吟醸雄町五十五
- 特定名称:純米吟醸
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:雄町
- 精米歩合:55%
- 酵母:非公開
- アルコール度:16%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(720ml):1,925円
丸石醸造【二兎 純米吟醸雄町五十五】については、流通が限られているので、最寄りの特約店で入手するのが得策です。
日本酒ペアリングの魅力を伝えていきたい、すしログ(@sushilog01)でした。
本記事のリンクには広告がふくまれています。