こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
さて、今回は三千櫻酒造【三千櫻 愛山60 純米酒】をご紹介します。
イメージよりもモダンな味わいで、かつ骨太。
これは美味しい純米酒です!
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三千櫻酒造【三千櫻 愛山60 純米酒】のテイスティングノート(レビュー)
三千櫻酒造さんは、2020年11月に岐阜から北海道に移転されて話題を集めた酒蔵です。
1877年(明治10年)創業の酒蔵でありながら北海道に移転された理由は、蔵の老朽化と地球温暖化のため。
特に温暖化の問題が深刻で、暖冬により冷却作業のハードルが上がり、時間と手間がかかっていたそうです。
現在は北海道の酒米である「彗星」と「きたしずく」を使用したお酒も造られていますが、「三千櫻と言えば」な酒米としては「愛山」とのことです。
それでは、【三千櫻 愛山60 純米酒】のレビューに入ります。
【三千櫻 愛山60 純米酒】の色合い
外観はクリスタルかがった、グリーンな色調です。
かなりクリアーで透明に近いですが、端正な色調を持ちます。
【三千櫻 愛山60 純米酒】の香り
麹や淡いメロンの香りの後にフルーツ香が漂い、青リンゴやナシが香るため結構強めのサイダー感を感じます。
純米酒にしては華やか。
しかし、抑制されていて上品。
軽い草木の香りが混ざり、セルフィーユの爽やかな香りと調和。
純米酒ですが、お米感は軽く、白玉粉ほど。
含み香は、やはりサイダー感が強く、モダンな香りです。
【三千櫻 愛山60 純米酒】の味わい
やや強めの甘味のアタックの後、程良い酸味がふんわりと広がり、強い旨味を伴った苦味がすぐに調和します。
軽やかで甘やかなサイダーを感じさせた後に、お米の旨味がどっしりと鎮座するお酒。
頼りがいがありつつ、爽やかな印象です。
爽やかですが、ボディはしっかりしているため、余韻はやや長めです。
そして、じっくりと味わっていると甘味が再び立ち込めます。
しかし、甘味も苦味も重たくなく、これは旨くてモダンな純米酒です。
飲用温度帯による味わいの変化
燗をつけてみたところ、ぬる燗手前(40℃弱)が香りが活きて甘味と酸味が調和しました。
マスカット風の香りが高まり、面白いです。
高温だとお酒の個性を失うため要注意!
三千櫻酒造【三千櫻 愛山60 純米酒】のスペック・蔵元データ
三千櫻酒造【三千櫻 愛山60 純米酒】のスペックについては、下記のとおりです。
- 醸造元(製造者):三千櫻酒造(北海道東川町)
- ブランド名:三千櫻 愛山60 純米酒
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:愛山
- 精米歩合:60%
- 酵母:酵母無添加
- アルコール度:16%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・1,850円
三千櫻酒造【三千櫻 愛山60 純米酒】の入手方法
【三千櫻 愛山60 純米酒】については、酒蔵の公式サイトに特約店が掲載されています。
または、ネットでの入手も可能です。
温暖化を心配しつつ酒蔵のチャレンジを応援する、すしログ(@sushilog01)でした。
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