こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は西岡酒造店【久礼 特別純米 生酒 花河童】をテイスティングします。
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「西岡酒造店」さんは高知県高岡郡中土佐町久礼にある、1781年(天明元年)創業の酒蔵です。
高知県最古の酒蔵。
仕込水は地下の湧水で「四万十川源流名水」との事です。
【久礼 特別純米 生酒 花河童】は名前の通り、花火を眺める河童のイラストが印象的なラベルです。
夏限定の夏酒で、1,800本のみの貴重なお酒。
日本酒度が+12、アルコール度数が19%なのに、意表を突く味が印象に残りました。
それでは、西岡酒造店【久礼 特別純米 生酒 花河童】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いイエローの色調です。
香りの第一印象については芳醇かつ爽やかで、熟した青メロンと黄色リンゴが共に強めに感じられ、洋ナシ、強めのミネラル香と調和します。
草木的な香りは弱く、上新粉のようなお米由来の香りがあります。
そして、ヨーグルトの香りも感じます。
味わいの第一印象はやや強め。
香りはフルーティーなのに味わいが強いところが面白いです。
上品な甘味にきめ細かい酸味と、微発泡のしゅわしゅわ感とアルコールが舌を刺激し、旨味を伴った力強い苦味が広がり鎮座します。
バランスは溌剌として厚みがあり、余韻は長めです。
特別純米酒なのに吟醸香があり、高アルコールのパンチとお米の旨味がどっしりとあるユニークな味わい。
力強くとも飲み続けたくなる硬派な夏酒です。
日本酒度の割に旨味が強いところも印象的です。
夏酒らしく冷酒で頂きました。
試すのを忘れてしまいましたが、オン・ザ・ロックでもいけると思います。
日本酒に合わせにくい魚と言われる鰹にも合います!
流石、高知の硬派なお酒!
また、酒盗や唐墨などのクセがある珍味とも合います。
西岡酒造店【久礼 特別純米 生酒 花河童】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):西岡酒造(高知県高岡郡中土佐町久礼)
- ブランド名:久礼 特別純米 生酒 花河童
- 特定名称:特別純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:松山三井
- 精米歩合:60%
- 酵母:
- アルコール度:19%
- 日本酒度:+12
- 酸度:
- 価格:720ml・1,680円
西岡酒造店【久礼 特別純米 生酒 花河童】については、前述の通り本数が少ないため、特約店でしか入手出来ません。
6月以降に出回るので、気になる場合には酒屋さんに一報入れるのが良いでしょう。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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