すしログの酒ログ 
こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は綾菊酒造【綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE】をテイスティングします。
香川に旅行して、オリーブ酵母の魅力を知りました！
綾菊のスパークリングも完成度が高い瓶内二次発酵酒です！
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「綾菊酒造」さんは、香川県綾川町にある酒蔵で、創業は1790年(寛政2年)です。
酒蔵のある山田地区は、大正天皇のご即位にあたり天皇ご即位式典の大嘗祭に供奉する新穀を栽培する主基斎田に選定された米処で、土壌肥沃で寒暖の差が大きく米作りに最適な場所です。
綾菊酒造は、特に香川県産米「オオセト」を使った独自の酒造りに注力しており、国重名誉杜氏が10年の歳月をかけて研究し築き上げた技術を継承しています。
綾菊酒造は、伝統と技術を継承しながら、讃岐の豊かな風土と文化を携えた酒造りを続けています。
今回頂いたオリーブ酵母のスパークリング日本酒は非常に魅力的で、端的に言ってオススメ。
オリーブ酵母のお酒は今後も試していきたいです。
それでは、綾菊酒造【綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE】のレビューに入ります。
外観については、霞んでいてやや淡いイエローグリーンの色調です。
生クリームを彷彿とさせるような見た目です。
瓶内二次発酵らしいきめ細かいガスが期待を高めてくれます。
香りについては、芳醇な第一印象です。
強いメロンとヨーグルト、生クリームの香りにガス感が混ざり、爽やかさを含んだ優雅な香りが広がります。
うっすらとグレープフルーツとバナナやライチの香りも混ざり合い、ミネラル香も感じられます。
お米由来の香りは極めて弱いです。
味わいについては、第一印象はやや強いです。
まろやかな甘味がふくよかに近いですが、微粒の泡ときめ細かい酸味がキリッと流し、コクを与える苦味もキリリと余韻となります。
バランスは溌剌としており、まろやかで、余韻はやや長いです(スパークリングとしては)。
甘味、酸味、苦味の時間差が巧みなスパークリングで、味わい深さを持った優良スパークリングです。
澱があるので、澱がらみにするとヨーグルト感が高まります。
スパークリングなので冷酒一択です！
偏見なしでオリーブオイル料理に合います。
本当に。
スパークリングなので、口の油分を切ってくれる効果もあります。
綾菊酒造【綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者)：綾菊酒造(香川県綾川町)
- ブランド名：綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE
- 特定名称：純米酒
- 原材料：米、米こうじ
- 原料米：オオセト
- 精米歩合：非公開
- 酵母：さぬきオリーブ酵母KO-18
- アルコール度：12度
- 日本酒度：非公開
- 酸度：非公開
- 参考価格(720ml)：1,210円
綾菊酒造【綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE】については、公式サイトより入手可能です(360mlのみのようですが)。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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