こんにちは、鮨と酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回紹介するお酒は、今や言わずと知れた人気酒蔵、新政酒造さんの【秋櫻 Cosmos(コスモス)】です。
BY2019のものを3年寝かせて頂きました!
新政さんは熟成を推奨されるだけあり、奥深い味わいを楽しめます。
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新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】のテイスティングノート(レビュー)
新政酒造さんについて話すと異様に長くなるので、本記事では割愛します。
代わりに一冊の本を紹介しますので、関心のある方は読んでみてください(素敵な一冊です)。
ちなみに、僕が新政さんのお酒と出会ったのは、8年ほど前で【やまユ】が初めてのお酒でした(今はない美山錦の「青やまユ」)。
佐藤祐輔さんが社長に就任したのは2012年なので、その直後だったようです。
当時から話題性が高く、人気を博していましたが、今のような入手困難な状況になるとは予想していませんでした。
時を経て、酒ディプロマのために日本酒の勉強をすると、新政酒造・佐藤社長の凄さを痛感しました。
それでは、【秋櫻 Cosmos(コスモス)】のレビューに入ります。
下記のテイスティングコメントは、3年ほど寝かせている前提になります。
もしも新酒を入手できたら、追記したいと思います…厳しいでしょうが。
【秋櫻 Cosmos(コスモス)】の色合い
外観は、透明感があり、クリスタルがかった淡いイエローの色調です。
イエローに加えて、かすかに霞んでいるのは熟成も影響しているのではないかと思います。
【秋櫻 Cosmos(コスモス)】の香り
香りについては、爽やかで華やかな第一印象の後に、グレープフルーツやヨーグルトの爽やかさが先行します。
その後、熟し切っていない白桃の柔らかい甘やかさだ広がり、スイカズラ、セルフィーユのような青い爽やかさと調和。
何よりも「ヨーグルト感」が爽やかで、軽いサワークリームの香りが含ま得れるところが特徴だと感じます。
【秋櫻 Cosmos(コスモス)】の味わい
味わいについては、やや強いアタックで、まろやかな甘味ですが、上品な範疇。
甘味よりもきめ細かくシャープな酸味な広がり、コクのある苦味が追いかけます。
ただ、苦味と言っても、喉をじんわりと刺激する程度で、舌では苦いと感じさせません。
この一口目からのバランスは流石、新政。
全体を通して、まろやかで豊潤なバランス。
やや長めの余韻が心地良いです。
飲用温度帯による味わいの変化
熟成を掛けているので、温度帯を上げると新政らしさを失うと感じ、低温で頂きました。
2日目以降の味わいの変化
もともと熟成を掛けているためか、数日置いても変化はほとんどありません。
新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】のスペック・蔵元データ
新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):新政酒造(秋田県秋田市)
- ブランド名:秋櫻 Cosmos(コスモス)
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:改良信交
- 精米歩合:麹米55%、掛米60%
- 酵母:きょうかい6号(新政酵母)
- アルコール度:13%(原酒)
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格:2,280円
新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】の入手方法
新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】については、ご存知の通り入手困難です。
特約店で見つけたら即座に購入するのが良いでしょう…
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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