こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は勇心酒造【Riceenoir(リセノワール)】をテイスティングします。
香川旅行の際に偶然出会ったのですが、意表を突く美味しさ!
かなり「ブドウっぽさ」を表現している個性派のお酒です!
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「勇心酒造」さんは、香川県綾川町にある酒蔵で、創業は1854年(安政元年)にさかのぼります。
歴史を誇る老舗ですが、企業化して成功しているようで、「ライスパワーエキス」を開発されています。
そして、この独自成分を活用し、化粧品などの新分野に進出しています。
それでは、勇心酒造【Riceenoir(リセノワール)】のレビューに入ります。
外観については、透明感がある濃いルビーの色調です。
どう見てもお洒落で、完全にライトボディの赤ワインの見た目をしています。
香りについては、第一印象は芳醇でふくよかです。
見た目はワイン的であっても香りは「バッチリ清酒」で、どことなく静置発酵させた赤酢ぽさを感じさせます。
グレープフルーツ、紅茶、シナモンの香りが感じられ、ヨーグルトと軽いスモーク香も混じっています。
お米由来の香りは弱めです。
含み香はブドウを思わせる甘味と渋みのバランスです。
味わいについては、やや強い第一印象です。
まろやかな甘味があり、滑らかな酸味とコクを与える苦味が上品に調和しています。
バランスは豊潤でありながらコンパクトでスッキリしています。
そして、余韻はやや短いです。
かなり「ブドウっぽさ」を表現している個性派のお酒!
低アルコールでも味わいがあり、これは美味しい。
贈答やパーティー持ち込みに良いと思います。
見た目、香り、味わいの全てに意外性がありますので。
明らかに冷酒がベストなので、冷酒で頂きました。
焼いたヤギチーズと相性がバッチリです。
僕はトルコのベヤズペイニールと合わせましたが、ギリシャのフェタチーズでも良いと思います。
勇心酒造【Riceenoir(リセノワール)】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):勇心酒造(香川県綾歌郡綾川町)
- ブランド名:Riceenoir(リセノワール)
- 特定名称:その他の醸造酒
- 原材料:米(米、古代米)、米こうじ、米エキス(ライスパワーエキスNo.101)
- 原料米:香川県産米、古代米
- 精米歩合:55%
- 酵母:非公開
- アルコール度:7.5%
- 日本酒度:非公開
- 酸度:非公開
- 価格(500ml):1,320円
勇心酒造【Riceenoir(リセノワール)】については、ネットでの販売がヒットしませんが、宇多津町と綾川町のふるさと納税で入手できるようです(3本セットのみ)。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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