こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は西野金陵【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸】をテイスティングします。
爽やかさの中に強い味わい深さがあるお酒。
香りと味わい(特に余韻)のギャップが凄いです!
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「西野金陵」さんは、香川県仲多度郡琴平町にある酒蔵で、創業は江戸時代の1658年(万治元年)です。
長い歴史を誇る酒蔵さんですが、現在は化学品を手がける大企業となっています。
代表銘柄の「金陵」は金刀比羅宮の神酒となっており、儒学者の頼山陽が琴平を訪れた際に、中国の古都・金陵(現在の南京市)を思わせるとして命名されたそうです。
酒造りに関する資料館「金陵の郷」を運営しており、こんぴらさんに行ったら必見です!
そして、今回の【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸】はオリーブ酵母を使った清酒です。
オリーブ酵母は、綾菊さんのスパークリングと同様です。
酒ログレビュー:綾菊酒造【綾菊 さぬきオリーブ SPARKLING SAKE】各蔵が県で特徴的な酵母を用いて醸しているのはグッときますね(しかも美味しい酵母)。
それでは、西野金陵【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いグリーンの色調です。
この色合いは、新鮮さと清涼感を感じさせ、期待を高めます。
香りについては、ふくよかな第一印象です。
青メロン、ヨーグルト、生クリームの香りがバランス良くふわっと広がり、軽いミネラル香とセルフィーユを思わせる爽やかな香りが混ざり合います。
また、どことなくライチや杏仁豆腐を思わせるニュアンスが感じられ、香りの多層性を楽しめます。
味わいについては、まろやかな甘みに爽やかな酸味と旨味を伴った苦味がビシッと引き締めます。
引き締める速度が速くて力強く、味わいに深みと緊張感を与えます。
バランスはドライでありながら力強く、余韻はやや短めです。
爽やかさの中に強い味わい深さがあります。
意外にも余韻は軽いものの、口に含んで飲むときに味わい深さが常に感じられます。
味わいの方向性的に(また購入したのが300ml瓶なので)冷酒で頂きました。
オリーブ故かイタリアンの前菜、カプレーゼやトマトの軽い煮込みなどに合います。
爽やかに調和します。
西野金陵【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):西野金陵(香川県仲多度郡琴平町)
- ブランド名:金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸
- 特定名称:純米吟醸酒
- 原材料:米、米こうじ
- 原料米:さぬきよいまい(香川県産)
- 精米歩合:58%
- 酵母:さぬきオリーブ酵母
- アルコール度:15%~16%
- 日本酒度:-6
- 酸度:2.5
- 参考価格(720ml):1,738円
西野金陵【金陵 瀬戸内オリーブ純米吟醸】については、一般のECサイトでも入手できます.
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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