こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は王祿酒造【超 王祿 ☆☆☆☆☆ 中取り】をテイスティングします。
超レアな王祿ですが、人気の理由に飲んで納得!
相当美味しい!!
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王祿酒造さんは、島根県松江市で1872年(明治5年)に創業された酒蔵です。
蔵元杜氏である石原丈径(たけみち)さんが酒造りに関わり始めてから、一気にファンを増やしました。
自社で上槽後にすぐさま瓶詰を行い、マイナス5℃で低温熟成させてから出荷するばかりでなく、酒屋もマイナス5℃の冷蔵庫が無ければ特約店にはなれないハードルの高さ。
その結果、取り扱えるお店は全国で25軒と限られた系列店のみとなっています。
そして、ユニークな事に、お酒の生産量に応じて☆でレアリティを表示しているところが面白い。
マニア心をくすぐります。
今回頂いた中取りはレアリティ最高の☆☆☆☆☆です。
何とか入手する事が出来て、念願のテイスティングとなりました!
それでは、【超 王祿 ☆☆☆☆☆ 中取り】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、細やかな泡がかすかにグラスに張り付きます。
色調は、クリスタルがかった淡いグリーンです。
香りの第一印象については、爽やかで華やかです。
青いメロンとミネラル香が強く、ヨーグルトの香りがすぐに広がり、軽い洋なしとグレープフルーツが調和します。
実に爽やかで、お米由来の香りは極弱い。
ただ、奥に甘やかな香りがあり、お米由来の甘味が生クリームを感じさせます。
味わいについては、やや強い第一印象です。
ふくよかな甘味に凛々しい爽やかな酸味と微発砲が寄り添い、コクを与える苦味が引き締める!
素晴らしいバランスです。
溌剌として厚みがあり、余韻はやや長め。
味わい深くキレがあります!
メロンとラムネが同居しつつ、濃厚な味わい。
爽やかさと骨太さを合わせ持つ実に美味しいお酒です。
45℃で、これまた素晴らしい美味しさ!
甘味に旨味と苦味がガッチリ合わさり、酸味が味の底を支えます。
冷酒よりも力強いバランスになるとともに、濃密な紫ブドウの印象が強まります。
50℃を超えると味わいよりもアルコールのアタックが強くなるので、45℃程度もしくは高めて落とすのが良いと感じます。
単体で美味しいので、じっくりとお酒だけ頂きました…
王祿酒造【超 王祿 ☆☆☆☆☆ 中取り】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):王祿酒造(島根県松江市)
- ブランド名:超 王祿 ☆☆☆☆☆ 中取り
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:五百万石(富山県産)または山田錦(東出雲町産)
- 精米歩合:60%
- 酵母:
- アルコール度:17.5%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・2,640円
王祿酒造【超 王祿 ☆☆☆☆☆ 中取り】については、特約店で数量限定の販売となっています。
公式サイトの取扱店リストを見て、販売時期を確認して取り置きをお願いするのが得策です。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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