こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
筆者は全国で6,000軒以上を食べ歩いてきた食好きなので、お酒も当然大好きです。
ただ、20代の頃はどれだけ飲んでも分解してくれましたが、30代から徐々に分解が遅くなってきました…。
しかし、逆に泥酔することは圧倒的に減りました。
なぜなのか?
これは、飲み方が巧くなったのと、二日酔い対策が洗練されたためだと思います。
二日酔いは本当に最悪で、なーんにもする気が起きませんよね…
本記事では考えられるベストの対策をお伝えします!
前半部分では、悲しきかな二日酔いになってしまった時にコンビニで出来る対策をお伝えします。
そして、後半部分では、飲む前や飲んだ直後にできる予防についてお伝えします。
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まずは、悲劇的にも二日酔いになってしまった朝に頼りになる、コンビニで買えるアイテムを紹介します。
前提として、栄養素を意識しないと意味が無いので、「二日酔いのときに摂るべき栄養素」をお伝えします。
「二日酔いのときに摂るべき栄養素」は以下のとおりです。
効能も書いておきますので、意識すると二日酔いから早めに脱出できるはず。
- 水分:脱水対策
- ビタミンB1:アルコールを分解する
- アミノ酸:アルコールを分解する
- 糖質:アルコールを分解する
- カフェイン:頭痛がある場合に、血管を収縮させて頭痛を緩和する
特に重要なのが水分であるのは体感的にお分かりになるはず。
他に重要なのが、ビタミンとアミノ酸です。
ビタミンB群は、二日酔いの原因である、エタノールやアセトアルデヒドの血中濃度を下げてくれます。
そして、アミノ酸(アラニンやグルタミン)は、エタノールやアセトアルデヒドの分解を進めてくれます。
飲み物で有効なものは、何と言っても、ミネラルウォーターです。
ヘヴィで厳しい時には、スポーツドリンクや経口補水液にグレードアップさせましょう。
そして、アルコール分解で失われたビタミンを補給するために、野菜ジュースやトマトジュース、果汁100%ジュースが有効です。
また、大豆にはビタミンB1が多いので、豆乳系のドリンクも効果的です。
僕は二日酔い回復だけでなく栄養面も意識して、カゴメの【野菜一日これ一本】を投入します。
そして、頭痛が酷い場合には、コーヒーが有効です。
しかも、缶やペットボトルのものよりも、レジのところで販売されているものがベターです。
ただ、二日酔いで胃腸が弱っている方は、飲みすぎに要注意です。
普段ブラックの人もラテにするなど、ケアしてください。
次に、コンビニで買える二日酔いに効く食べ物をまとめます。
ビタミンB1補給ができる食べ物(アセトアルデヒドの分解を促進)
- 豆腐:ビタミンB1
- 納豆の手巻き寿司:ビタミンB1、糖質
- 味噌汁:水分、ビタミンB1、アミノ酸
- フルーツ:ビタミンB1、糖質
- ラーメン:水分、糖質
- カレー:糖質、ビタミンB1
細かく述べると、味噌汁はシジミやアサリ入りのものがベターです。
シジミのオルニチンは非常に有名ですが、貝類にはアミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富なので、効果的です。
ラーメンについては、大豆のビタミンB1が摂れるので、味噌ラーメンが良いです。
オプションで野菜も付けると更に効果的です。
そして、栄養素のことを考えると、カップ麺ではなく、レンチン麺がベターでしょう。
また、カレーについては、豚肉や野菜などビタミンB1が多い食材のものを選ぶと効果的です。
最後に、ラーメンにしてもカレーにしても、胃に余力があれば野菜サラダを付けるとベストです。
コンビニで買える二日酔いを予防するサプリ&ドリンク
次に、困った時のサプリ頼み……飲酒量が多そうな会の前には、サプリやドリンクが有効です。
誰でも買いやすい、コンビニで買えるサプリやドリンクを紹介します。
サプリ、ドリンクについては、自分に合ったものを見つけるのが重要ですね!
- ウコンの力(ハウス食品)
- ヘパリーゼW(ゼリア新薬)
- カンゾ コーワ(興和)
- SUPALIV(スパリブ)
【ウコンの力】はロングセラー商品で、飲み会の前に飲む人も多いはず。
主要成分は秋ウコン由来の「クルクミン」で、30mg配合されています。
肝臓保護作用や抗酸化作用、抗炎症作用が報告されている成分です。
そして、「ビサクロン」も400μg配合されていて、これはアルコールによる肝障害の抑制が期待される成分です。
【ヘパリーゼW】も知名度が高い二日酔い対策ドリンクですね。
「クルクミン」を45mg配合し、さらに天然良質なレバーを分解した「肝臓エキス」が100mg配合されています。
そして、「クルクミン」の吸収を高めると言う「黒コショウ抽出物」や「食物繊維」と「ビタミン類」も配合されています。
成分的に、二日酔い予防だけでなく、二日酔いになった後のことも考えられているようです。
【カンゾ コーワ】はドリンク系の中では、有効成分を一番多く含んでいます(下記のリンクは粒タイプです)。
「クルクミン」50mg、「肝臓加水分解物」200mgが配合されていて、しじみ108個分の「オルニチン」も配合されています。
さらに、「ビタミンB1」が1mg、「ビタミンB2」が3mg、「ビタミンB6」が3.8mgも配合。
つまり、二日酔いの原因であるエタノールやアセトアルデヒドを分解し易くしてくれるドリンク・サプリです。
SUPALIV(スパリブ)は、個人的にイチオシのサプリです。
オススメの理由は、実際に効いたことと、エビデンス(科学的根拠)があるためです。
アルコール代謝に関する特許を取得しているサプリで、「コエンザイムQ10」、「ビタミンC」、「L-グルタミン」など8つの有効成分を配合。
こちらについては自分にピッタリだったので、個別記事を書きました。
次に、コンビニで買える二日酔いに効く薬をご紹介します。
結論から言うと、漢方処方の「五苓散」が最も効果的です。
「五苓散」の適応は、以下のとおりです(エビデンスがあります)。
二日酔、悪心(嘔気)、嘔吐、下痢、頭痛、浮腫、ネフローゼ、急性胃腸カタル、めまい、胃内停水、尿毒症、暑気あたり、糖尿病
その上で、効果があり入手しやすい「五苓散」は以下のとおりです。
クラシエの「五苓散」は定番中の定番です。
お酒を飲む機会が多い人は、常備していて損はありません。
そして、胃もたれ、吐き気がひどい時には、下記の薬も効果が見込めます。
こちらの有効成分は「ウルソデオキシコール酸」で、飲酒で弱った肝臓に働きかけ、胆汁酸の分泌を促進する効果があります。
「ウルソデオキシコール酸」に2種の消化酵素と、3種の健胃生薬を配合した顆粒タイプになります。
最後に、敵を知るため、「二日酔いが気持ち悪い理由」と「治し方」について、まとめます。
二日酔いは、アルコールによって発生するアセトアルデヒドを、肝臓が分解しきれないことで起こります。
お酒を飲みすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを十分に処理しきれず、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなります。
そして、その毒性が胃もたれ、胸やけ、吐き気、頭痛などの症状を引き起こします。
つまり、アルコール消化のキャパオーバーが理由です。
二日酔いは「速攻」で治すことは難しくとも、対処すれば早く治ります。
対処方法としては、水分補給と炭水化物を摂ることです。
これら2つを徹底した上で、サプリや薬を使いましょう!
僕がたどり着いた「最強の二日酔い対策」は、お酒を飲む時に「和らぎ水」を飲むことです。
これは本当に効きます。
効果が分かって以来、日本酒を多く飲む時は、必ずお酒と同量以上の水を飲むようにしています。
昔は「お酒を飲む時に水を飲むなんてカッコ悪い」とか「水を飲むのが面倒」とか思っていましたが、効果が絶大なので今では飲まない事はありません。
さらに、お酒ばかり飲むのではなく、酒肴(つまみ)も食べることが鉄則です。
お酒飲みはお酒だけで楽しむ傾向がありますが、健康面を考えると危険です。
アセトアルデヒドを分解してくれるアミノ酸やビタミンを摂取するイメージで、幅広く魚、肉、野菜を食べることが重要です。
以上、極めて基本的な事ですが、周りを見ると実践出来ている人は少ないと実感します。
美味しいお酒の記憶のまま目覚められるよう、一緒に二日酔い対策を実践しましょう!
以上の情報が二日酔いに悩む人の参考になれば幸いです。
幾度となく経験しても、悲しきかな繰り返してしまうのが二日酔い…
適切に予防して、酒と良い関係を作りましょう!
死ぬまで健康的にお酒を飲み続けたい、すしログ(@sushilog01)でした。