こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は山野酒造【交野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦】をテイスティングします。
酒蔵にお伺いしたところ、見学させて頂き感動しました…!
山田錦の山廃として、存在感のある味わいの濃醇辛口です!
同じ酒蔵さんで別名柄の記事もあります。
酒ログレビュー:山野酒造【織姫の里 特別純米酒 山廃】★全国6,000軒以上を食べ歩く食好き
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山野酒造さんは大阪府交野市にある酒蔵で、江戸時代末期に創業をさかのぼります。
年間生産量は500石(50,000升)と小規模ですが、約8割が特定名称酒(=普通酒以外)で、さらにその内の4割を「原酒」で出荷していると言う、明確なスタンスを持っています。
代表銘柄は【交野桜】。
僕は心斎橋の「日名田」さんで熟成酒を頂いて知りました。
後日、酒蔵さんをお伺いしたところ、蔵元(社長)自ら、ご説明と酒蔵の案内をして頂き、感銘を覚えました!
山野酒造さんは小規模ゆえに雰囲気が素敵です。
クラシックな建物と交野山を望む景色が心に残ります。
酒蔵の横には、自社田があります!
それでは、【交野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった、やや濃いイエローの色調です。
香りについては、ふくよかな中に軽い熟成香を含む第一印象。
グレープフルーツと生クリーム感が合わさり、原酒らしく高アルコール由来の香りが混ざり、香木や軽いシナモン、そしてマッシュルームと調和します。
味わいについては、やや強い第一印象で、まろやかな甘味に優しい酸味が寄り添い、特徴的な旨味を伴ったコクのある苦味が広がります。
余韻も苦味が主体で、ドライながらに厚みのあるバランス。
余韻は長め。
【交野桜】は、濃醇辛口のどっしりした味わいの純米酒です。
【交野桜】も【織姫の里】も濃醇辛口の方向性ですが、【交野桜】は山廃感と熟成感が強い重厚タイプです。
燗酒を推奨されているので、喜んで付けました。
55℃の燗を付けると甘味と苦味がバランス良く調和します。
旨味が引き立ちつつ、媚びることなくキリッと引き締まる味わい。
香りはバナナ感がふんわりと高まります。
山野酒造【交野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):山野酒造(大阪府交野市)
- ブランド名:交野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦
- 特定名称:純米酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:山田錦
- 精米歩合:65%
- 酵母:きょうかい9号
- アルコール度:17%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・1,650円
ちなみに、雄町はきょうかい6号酵母を使用されているそうです。
山野酒造【交野桜 山廃純米無濾過生原酒 山田錦】については、生産数が少ないので、入手しづらい模様です。
酒蔵さんの公式サイトか、首都圏であれば以下のお店で購入できるとお伺いしました。
多摩市「小山商店」、浅草「ゆい酒店」、八重洲「リカーズハセガワ」、板橋「藤沢屋酒店」、川崎市「青木萬吉商店」、川崎市「酒蔵楽かさい」。
別名柄の記事もあります!
酒ログレビュー:山野酒造【織姫の里 特別純米酒 山廃】
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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