酒ログレビュー:賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】

純米酒はじめ

こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。

今回は賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】をテイスティングします。

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賀茂泉酒造さんは、2022年の「酒まつり」で魅力を知りました。

モダンなお酒とは異なる確かな旨さのあるお酒です。

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賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】のテイスティングノート(レビュー)

賀茂泉さんの来歴については、【純米吟醸 朱泉本仕込】の記事で詳しく書きました。

今回紹介する【純米酒 一(はじめ)】は、賀茂泉の入門酒の「はじめの一本」という想いが込められている銘柄です。


それでは、【賀茂泉 純米酒 一(はじめ)】のレビューに入ります。

【賀茂泉 純米酒 一(はじめ)】の色合い

外観は、透明感があり、穏やかなクリスタルを含んだ、やや濃いイエローです。

【純米吟醸 朱泉本仕込】にそっくりな見た目です。

【賀茂泉 純米酒 一(はじめ)】の香り

香りについては、色合いから予感した熟成香はごく穏やかで、それよりも石灰系のミネラル香を強く感じます。

精米歩合75%の純米酒としては珍しいかもしれません。

とは言えメインの香りはお米に由来する香りで、そこに甘やかな生クリームが混ざり、すっきりしたグレープフルーツが軽く漂いながら調和します。

甘やかさを予感させる香りが特徴的。

そこにクルミなどの軽くナッティなフレイバーが混ざり、かすかなスモーキー香も香ります。

【賀茂泉 純米酒 一(はじめ)】の味わい

アタックは強く、甘味と苦味が同時にどっしりと鎮座しながら広がります。

そして、強いアタック=コクを、酸味が軽やかに引き締めます。

まろやかで豊潤なバランスで、余韻は長いです。

甘味がじんわりと残りながら、決して媚びず、苦味が引き締めるので後味はスッキリです。

飲用温度帯による味わいの変化

57℃の燗酒で飲んでみたところ、甘味と苦味が密着し、一口あたりのパンチが上がりました。

そして、飲んだ後の味のふくらみが印象的です。

ビリビリと旨味が広がります。

ただ、好みもあると思いますが、個人的には冷酒がベターだと感じました。

コク旨系の純米酒なので、燗酒よりも冷酒が良いとは面白い…

2日目以降の味わいの変化

変化はほとんどありません。

 

スペック・蔵元データ

賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】のスペックについては、以下のとおりです。

  • 醸造元(製造者):賀茂泉酒造(広島県西条市)
  • ブランド名:純米酒 一(はじめ)
  • 特定名称:純米酒
  • 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 原料米:酒造用米
  • 精米歩合:75%
  • 酵母:
  • アルコール度:15%
  • 日本酒度:
  • 酸度:
  • 価格:720ml・1,119円

 

賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】の入手方法

賀茂泉酒造【純米酒 一(はじめ)】については、広島県の酒屋さん以外で、ほとんど見かけません。

飲んでみたい方は、ネット通販が良いと思います。


テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。

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