こんにちは、日本のレトルトカレーは世界一だと確信する、すしログ(@sushilog01)です。
2023年に、農林水産省と無印良品(良品計画)さんのプロジェクト『カレーから日本を考える。』に関わらせて頂きました。
そして、銀座店でのイベント「日本のお米と楽しむ奥深いカレーの世界」でレシピのコーディネーターを担当しました。
すしログ
そして今回、無印良品さんのカレーを頂き、他のメーカーさんのものも美味しい!と実感。
そこで、無印良品さんのカレーを全てレビューしようと決心した次第です。
いきなり全種類をコンプリートするのは難しいので、徐々にアップデートしていきます!
それに伴い、「オススメランキング」については、随時変更していきます。
【2024年1月追記】
ついにコンプリートしました。
すしログ
タップできる目次
- 1 タイプ別・無印良品カレーのオススメランキング
- 2 無印良品カレーの全ラインナップ
- 3 無印良品カレー(57種類)のレビュー
- 3.1 1. トマトのキーマカレー
- 3.2 2. チキンと野菜のスパイシーカレー
- 3.3 4. シチリアレモンのクリーミーチキンカレー
- 3.4 5. ケララチキンカレー
- 3.5 6. スパイシーチキン
- 3.6 7. 3種の唐辛子とチキンカレー
- 3.7 8. チキンペッパーフライ
- 3.8 9. チキンティッカマサラ
- 3.9 10. バターチキンカレー
- 3.10 11. クリーミーバターチキンカレー
- 3.11 12. サグチキンカレー(ほうれん草とチキンのカレー)
- 3.12 13. キーマカレー
- 3.13 14. ジンジャードライキーマ
- 3.14 15. マトンのキーマ
- 3.15 16. マトンドピアザ(マトンと玉ねぎのカレー)
- 3.16 17. ダールカレー(豆のカレー)
- 3.17 18. カダラカレー(ひよこ豆のカレー)
- 3.18 19. パニールマッカニー
- 3.19 20. カレープラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)
- 3.20 21. プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)
- 3.21 22. ベジタブルコルマ(野菜のクリーミーカレー)
- 3.22 23. ラジママサラ(いんげん豆のカレー)
- 3.23 24. コザンブ(ココナッツと根菜のカレー)
- 3.24 25. ベイガンティルマサラ(なすとごまのカレー)
- 3.25 26. アルマタール(じゃがいもとグリーンピースのカレー)
- 3.26 27. グリーンカレー
- 3.27 48. 辛くないグリーンカレー
- 3.28 28. レッドカレー
- 3.29 29. イエローカレー
- 3.30 30. マッサマンカレー
- 3.31 31. ゲーンパー(森のカレー)
- 3.32 32. 根菜のスパイシースープカレー
- 3.33 33. チキンとごろごろ野菜のスープカレー
- 3.34 34. おうちのこだわりビーフカレー
- 3.35 35. おうちのこだわりポークカレー
- 3.36 36. ハンバーグのデミグラスソースカレー
- 3.37 37. フォン・ド・ヴォ―のスパイシービーフカレー
- 3.38 38. 牛すじカレー
- 3.39 39. チキンの大盛りカレー
- 3.40 40. 牛ばら肉の大盛りカレー
- 3.41 41. ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー
- 3.42 42. ジビエのカレー鹿肉とマッシュルームのカレー
- 3.43 43. ジビエのカレー猪肉と3種の豆のカレー
- 3.44 44. 辛くないスパイシーチキン
- 3.45 45. 辛くない国産玉ねぎと豚肉のカレー
- 3.46 46. 辛くないほうれん草のキーマカレー
- 3.47 47. 辛くない国産りんごと野菜のカレー
- 3.48 49. 辛くないジンジャードライキーマ
- 3.49 52. 糖質10g以下のカレー キーマカレー
- 3.50 51. 糖質10g以下のカレー 欧風ビーフカレー
- 3.51 52. 糖質10g以下のカレー チキンとトマトのカレー
- 3.52 53. 糖質10g以下のカレー チーズときのこのカレー
- 3.53 54. 糖質10g以下のカレーチキンの豆乳クリームカレー
- 3.54 55. 大豆ミートのチーズキーマ
- 3.55 56. 大豆ミートのスパイシーキーマ
- 3.56 57. ごろり牛肉のスパイシーカレー(販売中止)
- 4 まとめ:迷った時の裏ワザ
タイプ別・無印良品カレーのオススメランキング
まずは、「タイプ別・無印良品カレーのオススメランキング」をお届けします。
なにせアイテム数が多いので、片っ端から見ていくと疲れちゃうと思いますので…サクッと見て頂けるランキングから、どうぞ!
「タイプ」については、以下の5つです。
- 圧倒的にオススメのベスト2
- 本格インドカレーのベスト2
- キーマカレーのベスト2
- お子さんも嬉しいカレーベスト2
- 激辛好きにオススメのベスト2
- ナーン(ナン)との相性が良いカレーベスト2
なお、掲載している写真は基本的に半分の量になります。
妻とシェアして頂いたので、1人前は倍量をイメージして頂ければ幸いです。
圧倒的にオススメのベスト2
まず、筆者が主観100%でオススメするカレーのベスト2です。
カレー名をクリックすると、個別の紹介項目に飛べます。
ともにパンチがある味わいのカレーです!
【チキンペッパーフライ】は黒胡椒を上手く活かしていて、香りと辛味を楽しめます。
【マトンドピアザ】はスパイスの使い方も、味覚の組み立て方も巧みで、マトンに苦手意識がある人でも美味しいと感じるのではないでしょうか。
カレーの最大の魅力は「香り」なので、これらは秀逸な出来栄えです。
本格インドカレーのベスト2
次に、「本格インドカレー」のベスト2です。
「??」と思う人も多いカレーかもしれませんが、ともに他にない味わいを楽しめます!
未体験の味を楽しみたいなら、これら2つ。
無印さんはベジカレーの完成度が高く、肉が入っていなくても全く物足りなくないのが凄いです。
キーマカレーベスト2
人気が高く、多くの種類がある無印さんの「キーマカレー」。
マイベスト2は以下の2つです。
【辛くないジンジャードライキーマ】は辛いカレーが大好きな筆者でも非常に美味しいと感じました。
【トマトのキーマカレー】はトマトの魅力がたっぷりと楽しめる、個性的なキーマカレーです。
中には挽肉が少なめのキーマカレーもありますが、これらは挽肉も多めです。
お子さんも嬉しいカレーベスト2
次に、お子さんも美味しい!と思うであろうカレーのベスト2です。
商品名を見ただけで「確かに」と思って頂けるのではないでしょうか(笑)
味わい的にもバッチリ美味しく、コクがあるので、お子さんは喜ぶと思います。
激辛好きにオススメのベスト2
激辛好きにオススメのベスト2は以下の2つです。
ともにタイカレーとなりました。
他のカレーには「辛さ4」でありながら「ピリ辛」止まりのものもありますが、タイカレーはガチ。
特に【レッドカレー】は激辛耐性のある筆者でも悶絶しました。
明らかに一般的なタイ料理店よりも格段に辛いです。
逆にタイ料理店で激辛である事が多い【ゲーンパー】は、比較的穏やかな辛口です。
ナーン(ナン)との相性が良いカレーベスト2
最後に、ナーン(ナン)と食べる時にオススメのベスト3は以下の3つです。
ともに濃厚な味わいのカレーです。
【パニールマッカニー】はインド料理店の定番中の定番で、高い人気を誇りますが、無印さんのものは完成度が高い。
【ジンジャードライキーマ】は「辛くない」バージョンと異なり、油が多めな点が特徴なので、ナンに合います。
ナンも無印さんのものがファミリーマートで購入できるので、急きょ欲しくなっても安心してください!
手作り派の人には、ナンミックスがあります。
無印良品カレーの全ラインナップ
無印良品さんのカレーには、下記のジャンル・シリーズがあります。
アイテム数が膨大なので、筆者の方で分類しました。
情報量が多いので、デフォルトでたたんでいます。
- オリジナル
- インドカレー
- タイカレー
- スープカレー
- 欧風カレー
- ジビエシリーズ
- 辛くないシリーズ
- 糖質10g以下シリーズ
- 大豆ミートシリーズ
そのうえで、各ジャンルのカレーは以下のとおりです。
オリジナル
- カレートマトのキーマ
- チキンと野菜のスパイシーカレー
- ほたてと海老のビスクカレー
- シチリアレモンのクリーミーチキンカレー
インドカレー
- ケララチキンカレー
- スパイシーチキンカレー
- 3種の唐辛子とチキンカレー
- チキンペッパーフライ
- チキンティッカマサラ
- バターチキンカレー
- クリーミーバターチキンカレー
- サグチキンカレー(ほうれん草とチキンのカレー)
- キーマカレー
- ジンジャードライキーマ
- マトンのキーマ
- マトンドピアザ(マトンと玉ねぎのカレー)
- ダールカレー(豆のカレー)
- カダラカレー(ひよこ豆のカレー)
- パニールマッカニー(カッテージチーズのカレー)
- プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)
- プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)
- ベジタブルコルマ(野菜のクリーミーカレー)
- ラジママサラ(いんげん豆のカレー)
- コザンブ(ココナッツと根菜のカレー)
- ベイガンティルマサラ(なすとごまのカレー)
- アルマタール(じゃがいもとグリーンピースのカレー)
タイカレー
- グリーンカレー
- レッドカレー
- イエローカレー
- マッサマンカレー
- ゲーンパー(森のカレー)
スープカレー
- 根菜のスパイシースープカレー
- チキンとごろごろ野菜のスープカレー
欧風カレー
- おうちのこだわりビーフカレー
- おうちのこだわりポークカレー
- ハンバーグのデミグラスソースカレー
- フォン・ド・ヴォ―のスパイシービーフカレー
- 牛すじカレー
- チキンの大盛りカレー
- 牛ばら肉の大盛りカレー
- ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー
- ごろり牛肉のスパイシーカレー(販売中止)
ジビエシリーズ
- 猪肉と3種の豆のカレー
- 鹿肉とマッシュルームのカレー
辛くないシリーズ
- 辛くないスパイシーチキンカレー
- 辛くない国産玉ねぎと豚肉のカレー
- 辛くないほうれん草のキーマカレー
- 辛くない国産りんごと野菜のカレー
- 辛くないグリーンカレー
- 辛くないジンジャードライキーマカレー
糖質10g以下シリーズ
- 糖質10g以下のカレーキーマカレー
- 糖質10g以下のカレー欧風ビーフカレー
- 糖質10g以下のカレーチキンとトマトのカレー
- 糖質10g以下のカレーチーズときのこのカレー
- 糖質10g以下のカレーチキンの豆乳クリームカレー
大豆ミートシリーズ
- 大豆ミートのチーズキーマ
- 大豆ミートのスパイシーキーマ
無印良品カレー(57種類)のレビュー
それでは、無印良品カレーの個別のレビューに移ります。
アイテム数が多いためポイントをしぼり、各アイテム4行ほどでテンポ良くまとめます。
1. トマトのキーマカレー
名前の期待と裏切らないほどトマトがたっぷりと使われていて、旨味と酸味が効いています。
無印のキーマの中では挽肉が多めで、キーマらしい満足感もあります。
テクスチャーは濃密で、トマトと相まってシチューっぽさを楽しめます。
かなりトマトが感ある個性はキーマです。
2. チキンと野菜のスパイシーカレー
写真手前
野菜がたっぷり入っていて、野菜の旨味が出にじみ出ているカレーです。
グレイビーに玉ねぎがとろけています。
赤ピーマンが入っているのが嬉しい。
優しい味わいかと思いきや、割と辛口でスパイシー!
4. シチリアレモンのクリーミーチキンカレー
クリーミーでコクが強いグレイビーに、レモンの酸味が上品に効いていて美味しい創作カレーです。
甘味があるため、全ての世代に受けそうな方向性です。
ちなみに、余談となりますが、製造元の「にしきや」さんは自社でもレモンカレーを作られています。
面白いので食べ比べしました(笑)
「にしきや」さんの方がクリーム感が強くて濃厚で、レモンの酸味が強めです。
作り分けているところが凄いなあと感じました。
5. ケララチキンカレー
マスタードシードの香りがしっかり香り、ココナッツも効いていて、いかにもケララのカレーです。
ココナッツファインとココナッツミルクを併用しています。
ココナッツファインがシャリシャリと食感良く、ココナッツミルクでまろやかに仕上げています。
辛味はピリ辛なので、食べやすいカレーです。
6. スパイシーチキン
ストレートな辛味とスパイスの香り(特にクローブの香り)が印象的な一口目。
コクもあり、辛くともバランスが取れている。
これは安定感ある無印カレーの美味しさです。
7. 3種の唐辛子とチキンカレー
バッチリ辛く、そして唐辛子の香りも爽快で食欲がそそられます!
辛いもの好きならば喜ぶはず!
辛くとも、旨味と酸味が効いているので飽きません。
要は複雑な味わいがあり、奥深く、野菜の旨味やナッツ類のコクが効いている印象です。
これは最初から最後まで辛い!と楽しめる良質なカレーです。
8. チキンペッパーフライ
黒胡椒の香りと辛味が効いていて、名前にふさわしく黒胡椒の存在感をバッチリ伝えてくれる大変魅力的なカレーです。
味覚的には酸味とコクが印象的で、ココナッツがたっぷり入っているためシャリシャリした食感が気持ち良い。
チキンはホロリと柔らかい。
全体的にまろやかなスパイス使いでバランスが良いですが、カレーリーフを使用している点が流石です。
9. チキンティッカマサラ
コクとヨーグルトの酸味があり、香り的にも味わい的にも万人受けする味の方向性です。
とろっとしていて滑らかな口当たり。
ライスでもナンでも合うチキンカレーです。
10. バターチキンカレー
シチューのようにトマトが効いているバタチキで面白い!
本当に、かなりトマト!です(笑)
そして、コクはたっぷりあるので、濃厚なインドカレーが好きな人ならヒットするはずです。
11. クリーミーバターチキンカレー
濃厚ながら、トマトの酸味をほのかに効かせていて美味しいです。
スパイスはカスリメティが香り、食欲をそそります。
これは多くの人が「美味しい!」と思うはずのバタチキです。
12. サグチキンカレー(ほうれん草とチキンのカレー)
ほうれん草だけでなく小松菜たっぷりで、ケールパウダーも使用されているそうです。
スパイスも効いています。
また、油脂に頼っておらず、重くない点も魅力です。
トマトの旨味や乳製品のコクが上品に活きていて、辛味は弱めです。
13. キーマカレー
冒頭に書いた無印さんのイベント「日本のお米と楽しむ奥深いカレーの世界」で作り手の希望が集中したカレーです。
挽き肉の塊が大きめなのが嬉しく、かなりスパイスが効いていて香りがゴリッと力強い。
特にクローブとカルダモンが効いていて、本格感のあるスパイシーなキーマカレーです。
14. ジンジャードライキーマ
みじん切りの生姜が身体を温めてくれて、ビーフのパンチも楽しめるキーマです。
スパイスよりもコクが強く濃厚なため、欧風カレーのキーマ版と言った方向性です。
結構辛口で、タマネギの甘味と唐辛子の辛味と香りも効いています。
ラード(豚脂)のみならずヘット(牛脂)も使っているからかビーフの存在感がしっかり感じられる、濃厚な味わいです。
15. マトンのキーマ
写真手前
羊の香りは穏やかなので、マニアな方は羊感をさらに欲しがるかもしれません(笑)
魅力は個性的なスパイス使いにあり、クローブとアニスがバシッと効いています。
スパイスを堪能する方向性のカレーです。
肉はホロホロで、グレイビー主体なキーマカレーです。
16. マトンドピアザ(マトンと玉ねぎのカレー)
※こちらは1人分のグレイビーです
タマネギやトマトの旨味と酸味が実に旨いです。
こってりしていないのに旨味があり、甘味と酸味が爽やかに調和します。
カリッ!と弾けるクミンは羊との相性が抜群で、クローブとシナモンの香りも食欲をそそります。
マトンはホロホロでクセがありません。
玉ねぎは炒めと生(煮込み)の2種類を使用していて、異なる味を楽しませる工夫も魅力的です。
17. ダールカレー(豆のカレー)
ダールがホクホク食感で、あたかも芋みたいです。
しかも豆臭くなく、それでいて香りを楽しませてくれます。
スパイスはまろやかで、多くの日本人が親近感を持てる豆カレーです。
トゥールダルとヒヨコ豆を使用しているようです。
18. カダラカレー(ひよこ豆のカレー)
コク、トマトの酸味、ピリ辛、マスタードシードの香りが決まっていて、一口目から美味しい豆カレー!
カレーリーフやフェンネルの香りもあり本格的。
これはバランスが良いヒヨコ豆のカレーです!
ヒヨコ豆もグズグズでなく、程よい食感を残している点が良い。
油脂も重たくありません。
インド系カレーの中でもかなりオススメです。
19. パニールマッカニー
多くの人が「インドカレー」と聞いてイメージする味わいのカレーで、北インドカレーを高精度に再現しています。
濃厚な味わいで、カルダモンとターメリックがしっかり利いています。
豆腐のような食感のカッテージチーズ「パニール」もゴロゴロ入っていて、満足度が非常に高いです。
濃厚な味わいのカレーが好きな人なら間違い無くヒットするはず。
王道のインドカレーを忠実に再現しています。
20. カレープラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)
ココナッツミルクの香りとコクを活かしつつ、ベタッとさせず、バランスの良いスパイス感です。
そして、甘味や海老の香りが濃密で、これはみんな好きな方向性。
小エビがころころ入っていて、タケノコを使用している点が面白い。
21. プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)
塩気とトマトの上品な酸味が効いていて、マスタードシードの香りもしっかり!
干しエビのような海老もゴロゴロ入っています。
見た目は非常に地味ですが、かなり良い感じの南インド風カレーです。
22. ベジタブルコルマ(野菜のクリーミーカレー)
「甘め」とのことですが、それだけで終わらせるのはもったいないほどに個性的な味わいです。
甘味に酸味とコクがあり、スパイスも効いていて、多くの人にとって未体験の味だと思います。
シチューにインド感を加えたような味わいです。
野菜はたっぷり。
23. ラジママサラ(いんげん豆のカレー)
豆のコクとともに、酸味を強く効かせたカレーです。
クミンがしっかりと香ります。
いんげん豆はたっぷり入っていて、しっとりと柔らかい。・
満足度が高いベジカレーです。
24. コザンブ(ココナッツと根菜のカレー)
濃厚な味わいと口当たりですが、タマリンドの爽やかな酸味が印象的!
コクがありつつスッキリしていて、各種スパイスも効いているので、かなり美味しいです。
具は里芋と大ぶりなレンコンがゴロゴロしていて、レンコンは予想外に柔らかくホロホロ。
ココナッツミルクの香りも良い感じです。
25. ベイガンティルマサラ(なすとごまのカレー)
頂く前から胡麻の香りが心地良い!
味わいも個性的かつバランスが良く、酸味と胡麻のコクが印象的で、ホロ苦さもポイントとなります。
茄子はトロトロで、時折感じるココナッツのシャリッとした食感も楽しい。
辛味はピリ辛程度で、スパイスは非常に穏やかですが、味覚のバランスが良いため非常に美味しいベジカレーだと感じます。
26. アルマタール(じゃがいもとグリーンピースのカレー)
アルマタールは北インドで定番のスパイス料理で、「アル」=ジャガイモ、「マタール」= グリーンピースです。
これをアレンジしていて、酸味がしっかりと効いていて、クミンがしっかり香ります。
ジャガイモが溶かし込まれているため、濃密な口当たりで、日本人が好むテクスチャーです。
スパイスは結構多種類使われていて、バランスが良い配合です。
27. グリーンカレー
写真右(そうめんで頂きました)
グリーンカレーらしいバイマックルー(コブミカンの葉っぱ)などのハーブがしっかり香るカレー!
具も本格的で、フクロタケが入っているところが嬉しく、他にチキンやタケノコの具もたっぷり。
調味料がガチで、ナンプラーの風味やパームシュガーの甘味を用いているところが凄い。
きっちり本格的で美味しいグリーンカレーです。
48. 辛くないグリーンカレー
写真左
確かに全く辛くありませんが、しっかりグリーンカレーのテイストを味わえるところが素晴らしい。
こちらもバイマックルーなどのハーブの香りを巧みに用い、本格的に仕上げています。
これは辛いものが苦手な人には嬉しいカレーだと思います。
飲食店だと辛くないグリーンカレーは滅多に無いので、貴重かもしれません。
28. レッドカレー
写真左(そうめんで頂きました)
レモングラスが効いていて、ココナッツミルクやコクがしっかりありますが、激辛!
これは非常に辛く、激辛好き以外は手を出さない方がベターです。
汗が流れて、食後も喉で辛さを感じますが、辛い物が好きならばガッツポーズのはず。
具はビーフでコクがあるので、スプーンが進んでしまいます。
29. イエローカレー
辛味と甘味が良いバランスのイエローカレーで、海老出汁もバッチリ効いています。
そこにバラ肉の組み合わせは面白い。
タイカレーらしくバイマックルーも効いていて、ハマる人が多そうです。
30. マッサマンカレー
ちゃんとナッツの風味があり、甘味が効いていて「マッサマンカレーっぽさ」を楽しめます。
さらに具はチキンとジャガイモなので、誰もが好きな方向性の味です。
本気のマッサマンに比べると非常に穏やかですが、エッセンスを巧みに抽出しています。
31. ゲーンパー(森のカレー)
写真右
「森のカレー」の名前にふさわしく野菜がたっぷり、辛味もあり、塩気が利いているところが特徴です。
結構パンチがあるタイカレー!
具はキクラゲやタケノコなど、多様な食感が楽しい。
ただ、一袋だとかなりしょっぱいので、ハーフ&ハーフ利用がオススメです。
32. 根菜のスパイシースープカレー
ビックリするほどカルダモンが効いていて、意外にも辛い!
意外性があり、ゴロゴロ入っている根菜とともに期待値を超えるスープカレーです。
ベースは甘味とコクがたっぷりで、味わい的にも物足りなくないありません。
個人的に次の33番のスープカレーよりも更に美味しいと感じました。
33. チキンとごろごろ野菜のスープカレー
ジャガイモの存在感が目を引き、ベースの味わいは優しく、それでいて辛味を効かせたスープカレーです。
あえなくチキンは少な目ですが、ヤングコーンがたっぷり!
ちゃんとスパイシーかつ旨味があるのでスープカレーとしてバッチリ楽しめます。
圧倒的な個性はありませんが、オーソドックスに美味しいと感じるはず。
34. おうちのこだわりビーフカレー
トロットロで粘度が高く、甘味があるので、給食的なノスタルジックカレーです。
ただ、野暮ったくはなく、レトルト感も弱いです。
しかし、ビーフは薄切りが少量で寂しい…
35. おうちのこだわりポークカレー
「おうちの」と名乗りつつ、トマトの酸味が効いているさっぱり味のカレーです。
重くないのが魅力。
見た目の通り、豚肉、ジャガイモ、人参がごろごろ入っています(上記は半分の量です)。
36. ハンバーグのデミグラスソースカレー
デミグラス感にベリーのようなフルーツ感が面白く、これは赤ワインとマンゴーが合わさってフルーティーに感じるようです。
ハンバーグが肉感的なところも、レトルトとしては大きなアドバンテージです。
甘味があるので皆が好きな方向性ですが、強いコクとほのかな苦味が大人っぽい味わいです。
とは言え、お子さんも間違い無く美味しいと感じるカレーで、それはフルーツ由来の甘味のためだと思います。
中にチーズがたっぷり入っているのは、ズルい!
37. フォン・ド・ヴォ―のスパイシービーフカレー
商品名を裏切らない味わいで、かなり濃厚です。
それでいてスパイシー。
ビーフも割と入っていて、他の具はマッシュルーム。
いかにもホテルのビーフカレーと言う、存在感のある味わいです。
38. 牛すじカレー
商品名から予想できないほどに出汁っぽい味わい!
和食屋さんのカレーのような香りで、牛すじの味わいもたっぷり。
甘味を効かせつつ嫌みにならない味のバランスで、酸味もあるので食べ飽きません。
メーカーはにしきやではなく、アリアケジャパンとの事で、これは良い感じ。
ただ、辛さ4ではない(笑)
辛いもの好きなので予期せぬ辛さで嬉しかったですが。
39. チキンの大盛りカレー
辛さ4ですが、そこまで辛くなく2くらいかなと感じます。
玉ねぎやフルーツのような甘味がありピリ辛、チキンがホロッホロで美味しい。
とろっと粘度があり、誰もが大好きなジャパニーズチキンカレーです。
このような味の方向性でレトルト感が極めて低い点が素晴らしいです。
40. 牛ばら肉の大盛りカレー
ザ・ホテルカレー!と言う味わいです。
濃厚な旨味とコクやとろみが存在感を演出しています。
それでいてカルダモンなどのスパイスの香りもあるのが実に良いです。
牛すじもたっぷりで満足感あり。
41. ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー
「大盛りカレー」ですが、挽肉が使用されている事に加えて、酸味が効いているため重たくありません。
サラッとしつつコクがあるので、どことなく喫茶店の挽き肉カレーのような印象を抱く、手作り感を感じるカレーです。
タマネギの甘味が効いているので、お子さんも嬉しいかと。
商品名通り野菜がゴロゴロしている点も好印象です。
42. ジビエのカレー鹿肉とマッシュルームのカレー
欧風カレー的なコク旨のカレーで、甘味と軽い酸味が特徴的です。
鹿肉がボソボソしていない点が素晴らしい。
赤ワイン、リンゴ、タマネギで作られているのが分かる甘味と酸味です。
43. ジビエのカレー猪肉と3種の豆のカレー
こちらも欧風カレー的なコク旨のカレーです。
豆がゴロゴロ入っています。
鹿肉のカレーよりも粘度が高く、とろーりとしたテクスチャーです。
良くも悪くも猪感が低いので、ビギナーは食べやすいものの、マニアは物足りないかもしません(笑)
44. 辛くないスパイシーチキン
本当に辛くないのにスパイシーで、特にカルダモンとクローブが効いています。
全く辛くないのに、本格的なチキンカレー。
コクが強く、酸味を効果的に使っていて、コクとともに甘味もあります。
オイルが多いのはネックなので、最初に取り除くと良いと感じました。
45. 辛くない国産玉ねぎと豚肉のカレー
一口目から、出汁!?そして柚子??と意表を突く味わいです。
出汁のように感じた理由は醤油と味醂で、さらに柚子皮を使用しているそうです。
これは、かなり個性的!
個性のある、辛くなくても美味しいジャパニーズカレーです。
46. 辛くないほうれん草のキーマカレー
殊のほか濃密な口当たりと味わいのカレーで、これはクリームを使っているためだと思われます。
強いコクをトマトの酸味が引き締めます。
ほうれん草の香りがふんわりと漂い、青臭さはありません。
47. 辛くない国産りんごと野菜のカレー
カボチャの甘味とトマト由来の酸味が良いバランス。
カボチャの香りも主張しすぎず、優しい塩梅です。
これは確かに辛くなくても美味しい野菜カレー。
野菜がゴロゴロと入っているのも嬉しく、柔らかかったりコーン入りだったりする点がお子さん向けに調整されている点だと感じます。
49. 辛くないジンジャードライキーマ
辛くなくてもバッチリ美味しい理由は、クローブなどのスパイスが効いているためです。
そして、甘味やコクの中に、軽い酸味があるため味が引き締まります。
辛いカレーが大好きな人間でも美味しいと感じます。
挽肉がたっぷりなのも嬉しい。
52. 糖質10g以下のカレー キーマカレー
サッパリ味で、肉少な目のキーマです。
独特の香りがあります。
51. 糖質10g以下のカレー 欧風ビーフカレー
「ホテルの欧風カレー」的なゴージャスな香りが魅力です。
糖質制限でもしっかり美味しいところは流石です。
脂分が低く、サッパリにまとめつつコクがあります。
具も少量ではありますが、ビーフが入っています。
52. 糖質10g以下のカレー チキンとトマトのカレー
サッパリですが、トマトの旨味とゴロゴロ入っているチキンで満足度を上げています。
チキンは胸肉で、食感がもぎゅっとかなりの凝縮感。
よく噛むことで淡白な味でも満足度を上げる設計で、ダイエッターには嬉しいカレーです。
53. 糖質10g以下のカレー チーズときのこのカレー
トマト由来の酸味が効いているところが特徴的です。
「キノコ」は、マッシュルームとシメジ。
チーズがくにゅくにゅと独特の食感で、柔らかいグミのようです。
1袋88kcalと驚異的なカロリーですが、きっちり「カレー感」があります。
54. 糖質10g以下のカレーチキンの豆乳クリームカレー
糖質制限でありながらコクがあって美味しい!
サラッしているのに美味い理由はトウモロコシか。
スパイスもターメリックが香り、食欲をそそります。
55. 大豆ミートのチーズキーマ
大豆ミートを使っていますが、味わいのパンチは強いカレーです。
トマトの酸味とコクがしっかりと活きていて、トマトソースとデミグラスを合わせたようなカレー。
大豆ミートを用いつつ、食べごたえがあります。
56. 大豆ミートのスパイシーキーマ
確かにスパイシー!
大豆ミートはぷりっとしていて、嫌みが無い食感です(しらじらしくない)。
トマトカレー的な味わいでコクも強い。
肉不使用でも全く違和感なく楽しめるカレーです。
57. ごろり牛肉のスパイシーカレー(販売中止)
懐かし系の欧風カレーのスパイス感(パウダースパイス)と辛味を上げた方向性です。
辛さの奥に甘味があり、とろみが強い点が懐かしさを呼びます。
商品の最大のウリはビーフで、確かにごろごろ入っているうえに、レトルトなのにビーフらしい繊維質です。
欧風カレーで無化調は価値があります。
まとめ:迷った時の裏ワザ
以上をもちまして、紹介を終えます!
カレー選びの参考になったならば幸いです。
最後に、もしも迷った時の裏ワザを紹介します。
それは……パッケージ裏面の「製造所」の項目を確認して「にしき食品」を選ぶことです。
他のメーカーさんも美味しいのですが、「にしき食品」さんは突出していると感じます。
身も蓋もないアドバイスですが、もしも迷って決めかねた時に使ってください!
なるべくお早めにコンプできるよう頑張ります!
これからもよろしくお願いします。
あらゆるカレーが大好きな、すしログ(@sushilog01)でした。