こんにちは、食材・調味料ブロガーの、すしログ(@sushilog01)です。
さて、宮城県は全国屈指の漁場をかかえているため、美味しい魚が揚がります。
突然ですが、「宮城県を代表する魚は?」と聞かれて、何を浮かべますでしょうか?
…実は、この質問には明確な答えはありません。
何故なら宮城県では豊富な魚種が揚がるので、人それぞれが好きな魚に出会えるからです。
カキ、マグロ、サバ、アナゴ、アワビ、銀鮭、ハゼ、サメ、ホヤ…
僕も今年の夏に久々に訪問して、改めて魅力を感じました。
このような中から、今回ご紹介するアイテムはタコです!
すしログ
ご紹介する生産者は日本三景・松島の漁師である「松島牡蠣屋」さんです。
スーパーで買うよりも遥かに美味しくて、リーズナブルなので、フレッシュなタコを求めている方は是非!
・獲ってすぐに送って頂けるので、抜群の鮮度!
・美味しい!特にたこ焼きに使うと感動的な味わい!
・スーパーで小分けのものを買うよりも圧倒的にリーズナブル!
タップできる目次
松島牡蠣屋さんでタコを購入する理由
購入した直接的な理由については、9月下旬に食べチョク代表の秋元里奈さんが下記のツイートをされていた事が理由です。
漁師さんからSOSがきたので紹介させてください。中小サイズのマダコの市場価格がコロナ影響で暴落し1kg400円らしい????利益でない…マダコはワタリガニの天敵で獲る必要があり、なんとか売れないかとのこと。
茹でて刺身、タコ唐揚げが漁師さんのオススメ。送料無料もある????https://t.co/uBC31tGKwL pic.twitter.com/q4BBvNpAGT
— 秋元里奈|食べチョク代表???????? (@aki_rina) 2020年9月20日
「マダコの市場価格がコロナ影響で暴落し1kg400円」で、それだと利益が無いとの事。
これだけでも十分購入する理由になりますが、さらに興味深いのが、松島牡蠣屋さんはワタリガニ漁をされていて、マダコはワタリガニの天敵なので獲らなければならないとの談。
「なるほど!」と納得するとともに、「このタコは美味しいはず!」と強い予感を抱きました。
と言うのも、全国の「ブランド蛸」の産地は、タコのエサとなる魚介自体が美味しいところが多いのです。
例えば、兵庫県・明石のタコや、神奈川県・佐島のタコなど。
このあたりのタコはカニやイセエビなどを食べて育つため、旨味と香りが抜群で、それ故に一流の日本料理店や鮨店で愛用されています。
タコがハードな鎧を持つ甲殻類を食べるなんて、意外に思われる方も多いかもしれません。
しかし、「美味しいワタリガニが獲れる海域のマダコ」と聞けば、食材好きならば「おおっ!」と反応する次第です。
しかも、今回の応援キャンペーンには「おまけ」をサービスで付けて頂きました。
サイト上には「おまけには味噌汁が格段に旨くなる海産物を入れさせて頂きます」と言うメッセージが付いていたので、「恐らくワカメやフノリと言った海藻だろうなー」と思っていたところ、実際にはイシガニと言うご当地のカニがたっぷり入っていて驚きました!
ただでさえ送料無料なのに、なんてサービス精神旺盛なんだと感銘を覚えました。
さらに、驚いたのが、スピードとご連絡のマメさ。
注文から3日後程度の着指定が掛けられるのは正に驚異的!
「本当に大丈夫なんだろうか?」と思っていると、着指定日の前日に捕獲して発送したと言うご連絡が入りました。
こんなスピード感のある魚介類のお取り寄せは初めてかもしれません(笑)
魚介類の発注を躊躇される方は、使いたいときに届かないと言うジレンマを抱えているのではないでしょうか?
ただ、今回の注文で、それは杞憂だと感じ、テクノロジーに感謝しました。
産直ECのテクノロジーと生産者さんの熱意や行動力が組み合わさると、大きな相乗効果を生み出すものだと実感しました。
なお、松島牡蠣屋さんは3世代(当代社長、お父様、息子さん)で漁業をされているそうなので、後継者についても問題ナシです。
松島牡蠣屋さんのタコの美味しさ
僕がこのたび発注したのは「2杯で合計1キロのパック」です。
「1杯で1キロのパック」もありましたが、様々な調理をしたかったので2杯パックにしました。
そして、作った料理は【蛸めし】、【タコの竜田揚げ】、【タコの江戸煮(ほうじ茶煮)】、【たこ焼き】、【タコ焼きそば】などです。
ご当地、関東、関西の料理を満喫したカタチでしょうか。
たっぷりすぎるほどたっぷりなボリュームで、しかし、決して飽きが来ない量だったので、1〜2人暮らしならば1キロが使いやすいかと思います。
3〜4人以上ならば、もっと多い量でも良いでしょう。
なお、ボリュームが多すぎて消費できない!となりましたら、冷凍庫に放り込めばOKです。
煮込む場合はむしろ最初から冷凍することもあるので(繊維を柔らかくするために)、品質には問題ありません。
さて、肝心の味わいとしては、正直に申し上げて美味しいです。
【たこ焼き】を作ってタコが美味しい!と感動したのは超久々です。
国産のタコは外国産よりも高いので、飲食店では使いにくいのかもしれません。
少なくともスーパーで入手できる茹で置きのものや外国産のものとはレベルが違います。
松島牡蠣屋さんのタコは、味があり、香りがあり、食感が良好です。
旨味と香りの強いタコはいくら食べても食べ飽きないんですよね。
しかも、スーパーで入手できるものは少量なのにお高いため、非常にリーズナブルだと実感しました。
繰り返しになりますが冷凍可能なので、一気に買って使いやすいサイズにカットして、冷凍しておけば、急に必要になった時に活用できます。
さて、次に調理例をご紹介します。
きっと作ってみたくなると思います!
松島牡蠣屋さんのタコの美味しい調理例
届いてすぐに、片っ端からタコ料理を作りました。
でも、全く飽きないのはタコが確かに美味しいからです。
美味しいタコのたこ焼き
到着したその日のうちにカットして、すぐさまたこ焼きにしました。
前述の通り感動的な味わいのたこ焼きで、買って良かったなぁ…と実感しました。
ナンプラーとシーズニングソースでタレを作り、パクチーと食べても最高ですね。
ちなみに、たこ焼き器はイワタニ製の「スーパー炎たこ」を強く強くお勧めします。
電気ではなくガス火なので、仕上がりの美味しさと安定感が段違いです。
いずれ調理器具の記事として書くかもしれませんが、一応紹介しておきます。
カセットガスと言う事は震災時にも利用できるので、大阪在住の方々は当然お持ちの事かと推察します(笑)
個別記事があります!
フレッシュなタコの竜田揚げ
パッと見は居酒屋の定番料理ですが、美味しさは段違いです。これまた。
旨味、香り、食感、ジューシィさの全てを兼ね備えています。
カリッと衣が弾けるや否や、ぷりっぷりな身からジューシィな肉汁がほとばしり、噛みしめるほどに旨味が舌を喜ばせてくれます。
広島もタコの名産地なので、広島の名調味料【レモスコ】との相性はバッチリです。
珍しい!タコの江戸煮
日本酒とほうじ茶だけで煮込む江戸料理ですが、これが信じられないくらい美味しいのです。
ほうじ茶のスモーキーフレーバーと軽やかな苦味をまとった柔らかくて旨いタコは、手の込んだフランス料理の1皿に匹敵するほど魅力的です。
作るのに1時間半から2時間かかるのですが、時間をかけるだけの価値がある味わいです。
超オススメのタコ料理です。
風味豊かな蛸めし
生ダコがあったら絶対にやりたい料理ですよね。
タコの甘みと香りをまとったご飯が無限ループで進みます。
個人的なアドバイスとしては、日本酒を強火で沸かしアルコールを飛ばした後、刻んだタコを投入して軽く煮て色を出し、出汁醤油と味醂で味を調整して、生姜と炊き込むのが美味しい。
いきなり炊飯器で全て書き込んでしまう方法もありますが、下茹でしてから炊き込むと、柔らかさが違います。
炊き上がった後に30分程度蒸らすのも柔らかさのポイントです。
タコたっぷりで食感裕なタコ焼きそば
実は、タコは焼きそばとの相性もバッチリです。
風味は勿論のこと、食感があるので食べ飽きません。
おまけ:松島牡蠣屋さんはイシガニも美味しい!
イシガニは美味しいのに市場価値が低いとのこと。
名前の由来は甲羅が石みたいに硬いから…
しかし、ただ茹でて味噌を溶かすだけでメチャクチャ味わい深い味噌汁の完成です。
ポイントは、アクをしばらく取り続けることと味噌を使いすぎない点です。
この2点を押さえれば、まず間違いなく美味しい【潮汁寄りの味噌汁】を作ることができます。
また、ソフトシェルクラブのように低温の油でじっくり揚げれば、甲羅ごと食べることが可能です。
まとめと購入サイト
まとめとしては、満足度が大変高いお買い物でした。
シーズンものになりますが、これはリピートしたいと思います。
すしログ
タコの海からの直送便なんて、明らかにコストパフォーマンスが高い。
タコはさばくのも楽なので、今まで切り身を購入されてきた方も臆さずに試してみてください。
多分、美味しさに感動すると思いますので!
食べチョクユーザーにオススメの食材まとめ記事もご覧ください。
タコ料理のポテンシャルを感じる、すしログ(@sushilog01)でした。
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