こんにちは、鯛はやっぱりめでたい魚だと思う、すしログ(@sushilog01)です。
さて、「養殖真鯛」と聞くと、ネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
つまり、天然物に比べて脂が過多で、独特の臭みがある…。
あるいは、リーズナブルだけど味は価格相応…と言ったイメージ。
そのようなイメージを覆してくれるのが、ふく成さんの養殖真鯛です。
実は、僕は通常だと天然物のタイを1尾買ってきて、さばいて食すのが一般的なのですが、この度、台風9号・10号の影響で養殖場に甚大な被害が出ていると言うニュースをキャッチ(初回注文時のきっかけです)。
台風の影響で熊本の漁師さんからSOS。台風で2つの生簀が破損。鯛3000匹の移動が必要になっているとのこと。「できる限り自分たちでも逃がしたり、死なせたりする前に売り切りたい」というメッセージをいただいた…食べチョクでも送料無料で買えるのでぜひお願いします。商品????https://t.co/uFw19jfVme pic.twitter.com/AMw4pQWExL
— 秋元里奈|食べチョク代表???????? (@aki_rina) 2020年9月8日
養殖枠の修理のため、「数千匹の鯛を移動させないといけない」状況なんて、想像がつきません。
「こりゃキツいな…」と、支援のために手配してみた次第です。
しかし!結果的に養殖真鯛のイメージを見直すきっかけとなり、当初の目的である支援を超えた、喜びのあるお買い物になりました。
記事執筆時点でも、送料無料でリーズナブルに購入可能なので、是非ともどうぞ!
特に【鯛めし】にすると、悶絶級の美味しさです。
特にオススメな方
- 魚をさばきたくない/さばくのが面倒な方
- 養殖真鯛にネガティブなイメージをお持ちの方
- 美味しい真鯛をリーズナブルに食べたい方
- 鯛料理をたっぷり楽しみたい方
生産者、熊本県天草のふく成さんとは?
ふく成(ふくなり)さんは熊本県天草の御所浦町・横浦島にある、養殖漁業者です。
屋号に「ふく」がつく通り、トラフグの養殖も行っています。
ブランドトラフグ「六福」は「天然よりも六倍旨い」がキャッチコピーで、実際に旨味成分のリジンとグルタミン酸が約6倍も多いそうです。
トラフグの養殖は1979年に開始、真鯛は1960年に開始したそうなので、いずれにせよ歴史ある生産者さんですね。
現在はお若い3代目が継承されていて、web上でのPRにも注力されています。
その結果、極めて高い評価を獲得した生産者を授賞する「食べチョクアワード2020」で「総合3位」を獲得されました(2020/12/28)。
ふく成さんの養殖真鯛が美味しい理由と購入するメリット
美味しい理由は3つあります。
- 御所浦の海は山々に囲まれているため、ミネラル成分に富んでいる
- 養殖業60年のノウハウがあり、天候・海⽔温に応じて餌の量や回数を調整
- 餌はサバ・アミなどをブレンドしたオリジナル飼料を使用
鯛は餌で味を大きく変える魚です。ご存知でしたか?
オリジナル飼料の詳細は企業秘密かもしれませんが、実際にいただいてみると味が良いので、きっと良質なものを使用されているのだと実感できました。
冒頭に記載したネガティブな3つのイメージ、つまり、
- 天然物に比べて脂が過多
- 独特の臭みがある
- リーズナブルだけど味は価格相応
を、良い形で裏切ってくれました。
ふく成さんの真鯛は脂が乗っているものの、クドくなくて程良い。
養殖特有の臭みが無い。
お値打ちと言える価格と味わいだと感じます。
そして、味以外の購入メリットとしては、さばかれている状態なので調理が非常に楽と言う点があります。
僕は魚をさばくのが大好きですが、鯛はオーソドックスな魚でありながら意外にさばくのが難しい魚だと思います。
ウロコを鎧のようにまとっており、ヒレは鋭利で、骨も硬いです。
魚をさばくのに慣れてない人であれば下手すると怪我をしてしまう魚、それが鯛。
ふく成さんの鯛はすぐに調理ができる切り身で売られているので、すぐに調理が可能です。
特にカマ(頭周り)がさばかれて、下処理がされている点は、非常に楽ちんです。
いきなり調理ができる上、全くグロテスクでないので、「ただ食べたい」方にピッタリです。
鯛のカマは非常に美味しいですからね。
また、瞬間冷凍されているので、冷凍庫で美味しさをキープ出来る点も忙しい現代人向きかもしれません。
解凍は氷水に浸して20〜30分程度なので簡単です。
ふく成さんの真鯛の調理例
刺身
まずは切り身で頂いてみました。
脂があり、香りもあって美味しいです。
ただ、身の水分量が多かったので、昆布〆にしたところ大正解!
身が引き締まり、タイの旨味が凝縮されます。
また、昆布の香り・旨味と鯛の相性は鉄板です。
刺身で食べたい方、是非とも昆布〆にしてみてください。
さらに皮目を炙ると食べやすくなって、香ばしさも付加できるのでオススメです。
カマの潮汁
昆布〆だけでなく、鯛と昆布出汁の相性も抜群です。
昆布出汁と塩で調理しただけでぜいたくな一品の完成!
楽なのに「嘘!?」と思うほど美味しいですよ、潮汁。
可食部は結構あるので、満足度が高いです。
そして、カマは塩焼きで頂いても美味しいです。
カマの塩焼き
ゼラチン質が豊富で、一口一口が味わい深い。
日本酒にピッタリです。
鯛めし
カマの表面を炙り、調味料と生姜で炊き込むだけ!
カンタンに作れる時短料理です。
骨周りから滲み出る旨味とゼラチン質がたまらない!
炊飯器で作っても美味しいですが、土鍋で作ると呆然とするほど美味しいです。
実は土鍋ご飯って楽に作れて、強火で沸騰→そのまま強火で2分→弱火に落として12分→蓋を開けて水が飛んでいることを確認→蓋を締めて強火で1分弱→12分蒸らして完成!
宇和島鯛めし
宇和島の西にある日振島を根拠地にしていた伊予水軍(海賊)が考えたとされる、郷土料理です。
タイに火を通さず、生卵と絡めて頂くところが特徴。
タレは鰹出汁、濃口醤油、たまり醤油、味醂で作ります。
楽したい人は麺つゆ、濃口醤油、味醂のブレンドで。
ふく成さんの真鯛と自家製のタレで作ると、本場宇和島の人気店を超える美味しさになります!(本当です)
また、お魚に苦手意識を持つお子さんでも食べられると思います。
生魚に苦手意識を持つお子さんならば、ぜひとも宇和島鯛めしを!
バジルソースソテー
もちろん洋風の味付けでもバッチリ美味しく頂けます。
オリーブオイルで表面をカリッと焼き上げて、仕上げにバジルソース(ジェノベーゼ)と合わせると白ワインが進む味わいに!
鯛は「高級魚」「外で食べる魚」と言ったイメージがあるかもませんが、実は家で調理して食べると下手な外食よりも美味しいです。
冒頭に記載した通り調理の手間が格段に減りますので、ふく成さんの真鯛は使い勝手が良いかと!
購入サイト(食べチョク)
前述の通り「食べチョクアワード2020」で「総合3位」を受賞されていて、人気の生産者さんです。
食べチョクユーザーにオススメの食材まとめ記事もご覧ください。
次回は、ブランドとらふぐ「六福」を買おう!と思った、すしログ(@sushilog01)でした。
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