こんにちは、実はチーズが大好きで国産・外国産ともに数10種類食べている、すしログ(@sushilog01)です。
日本でも徐々に人気が高まっているフランスのチーズ、モンドール。
トロトロで濃厚な味わいは、一度食べたら病み付きになります。
今回は、モンドールやサン・フェリシアンなどのフランス産チーズにも匹敵する味わいの国産チーズをご紹介したいと思います。
そのチーズとは、京丹後にあるミルク工房そらさんの【フロマージュ・デュ・くみはま】です。
生産量は少ないものの、モンドールのようなとろける系のチーズが好きな方は必食だと思います!
「ミルク工房そら」さんとは?
京都は京都でも、京丹後市の久美浜町にある牧場・チーズ工房です。
人によっては「海なし県」と思いがちな京都ですが、南北に長く日本海に面しています。
しかも、京丹後は風光明媚な景勝地が点在し、美味しいお店も多いので、「古都・京都」しか知らない人は訪問すると楽しいと思います。
その京丹後で、「ミルク工房そら」さんは2004年に設立された乳製品の工房です。
もともと牧場を営んでおられ、1983年にホルスタイン種からジャージー種に変えて農場設立されたそうです。
現在は35頭のジャージー牛を飼育し、様々な乳製品を製造されています。
こちらは本来であれば中々知り得ない工房だったかもしれません。
筆者は2019年11月に東京・青山で開催されたCRAFTED CHEESE CAMP(One Love, Wine Loveと言うワインイベントと同時開催)にて知り、美味しさに驚きました。
このイベントで頂いたチーズは押しなべてレベルが高かったのですが、「ミルク工房そら」さんの【フロマージュ・デュ・くみはま】は全国で見ても少ないタイプのチーズだと思います。
【フロマージュ・デュ・くみはま】の美味しさ
パッと見は白カビタイプのチーズのようですが、発酵は乳酸菌で行っているフレッシュタイプです。
原材料はジャージー牛乳と塩のみ。
フレッシュタイプは穏やかなものが多いですが、寝かせるとモンドールのような白カビタイプに近いこなれた香りとなり、更に美味しいです。
しっかりした香りがありつつ、ミルクのコクがたっぷり。
この香りとコクの絶妙なバランスは、きっとフランス人でも喜ぶと思います。
室温で瞬時にトロットロになり、液状なのに旨味が強くて驚きます。
それでいて旨味が媚びず、個性的な香りが鼻孔をくすぐるので、チーズフリークも満足できるのではないでしょうか?
しかし、どことなく上品。
個性がしっかりあるのに上品な味わいなので、どことなく日本らしさを感じるチーズです。
また、セミハードタイプのチーズも頂いてみようと、【ジャージーチーズ ゴーダ】も購入しました。
こちらもミルクのコクがしっかりあり、日本人が好みの味のチーズとして完成度が高いです。
旨味がありつつ、柔らかくて、上品な味わい。
こちらはゴーダとしては優しめの熟成加減なので、寝かせてみても面白いかもしれません。
最後に、記事を書く際にリサーチをして、下記のサイトに巡り合いました。
まさにこちらの方がイベントでお会いした方でした!
素敵なエピソードに元気を頂きました。
人柄が味に出るって素晴らしい事ですね。
【フロマージュ・デュ・くみはま】の入手方法
直販サイトより入手可能です。
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