【肉厚で香り高い!】田村きのこ園さんの絶品巨大椎茸【福王しいたけ】

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こんにちは、毎年秋になると「キノコ旅」をしている、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)です。
※キノコの産地を巡り、キノコ料理ばかり食べるマニアックな旅ですw

作り手によって味を大きく変えるキノコ、それが椎茸。

丹精込めて育てられた本当に美味しい椎茸は、間違い無くキノコ界のスター選手。

個人的には香りは松茸級、食感と旨味は松茸以上のキノコだと思います!

椎茸好きは勿論ですが、感動モノの椎茸に出会ったことが無い人は、田村きのこ園さんの椎茸を是非とも試してみてください。

味のみならず、大きさにも驚くはずです!

▶田村きのこ園さんのショップページ

 

特にオススメな方

  • キノコ好き
  • 椎茸で感動したことがない人
  • 今年の松茸が高すぎて買えなかった人

巨大な椎茸作りで60年!田村きのこ園さんの魅力とは?

今回ご紹介する椎茸の生産者、田村きのこ園さんは器の里である茨城県笠間市にあります。

作り手の田村仁久郎(たむらじんくろう)さんは椎茸作りで60年ものキャリアを持つ達人。

1985年(昭和60年)に昭和天皇陛下へ献上されたり、1993年(平成5年)には農林水産大臣賞を受賞されたりしています。

 

そのような実績を積まれた原動力は「食べ物は美味しくなければならない」という信念。

一般市場(農協)だと「味よりもサイズと形」が規格になってしまうところ、「食べて本当に美味しい」椎茸作りを目指してこられたそうです。

「想い」だけでなく「行動」で「美味しさ」を追及されていて、手間と時間を掛けて作られています。

 

具体的に言うと、椎茸の菌床栽培では常識とされる周年栽培を中止し、栽培期間は通常の倍以上の時間をかけているそうです。

「大きくて美味しい椎茸」を生み出すため、「生産性よりも味」を重視して、ゆっくり育てられた贅沢者の椎茸が、田村きのこ園さんの【福王しいたけ】になります。

ブランド椎茸【福王しいたけ】の大きさ

【福王しいたけ】見た誰しもが驚くのは、大きさでしょう。

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傘の大きさが10㎝程度にもなる上に、肉厚なので存在感があります。

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ところで、詳細に入る前に僕が購入したきっかけを書きます。

それは、下記のツイートです。

唐突かもしれませんが、こちらの写真で椎茸の大きさと形の美しさに目を引かれたもので。

地域おこし協力隊の川島ひらくさんの投稿です。

「おお!大きな椎茸だなあ」と思ってクリックし、リンク先のnoteを読んだところ、想いに共感。

前述の生産者、田村さんは高齢を理由に椎茸作りをやめることを考えていたそうです。

 

しかし、川島さんが「なんとかこの椎茸を残したい」と思って弟子入り。

そして現在、「田村きのこ園の椎茸を100年後、自分の次の世代にまで残す」事を目指して生産に取り組んでおられます。

 

「お彼岸を過ぎた9月後半、自分で仕込んだ椎茸の収穫が始まりました」…と読み進めたところで、即座に購入を決めました。

全国で食べ歩きや生産者さんへの取材をしていると、「高齢による廃業」や「後継者不足による閉業」の話を聞く事が増えてきました。

ある方が人生をかけて生み出した生産物や伝統ある味が、人知れず滅んでいっているのが今の日本です。

そのような中で川島さんのような気概を持つ方の存在を知ることが出来たのは、食好きとして嬉しい。

そのような方、生産者さんと繋がれるECサイトは素晴らしいと感じます。



【福王しいたけ】の商品ラインナップ

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、そのようなドラマで生き残った【福王しいたけ】は以下の商品ラインナップです。

 

  • 中~大サイズ/600g:直径6~8cm程度のものを8枚程・1,800円
  • 大サイズ/1㎏:直径8cm~10㎝ほどのものを12枚程・2,900円
  • 特大サイズ1.5kg:直径10cm程度のものを15枚程:4,200円

一番小さなサイズでも直径6~8cm。

お値段としては【中~大サイズ】がお手頃で魅力的。

しかし、【福王しいたけ】の特長は、以下の2点だと踏んで【大サイズ】を選択しました。

  1. 10㎝にもなる大きい椎茸である点
  2. 大きい椎茸なのに大味でなく旨味と食感がある点

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結果的に、判断は間違っていませんでした!



【福王しいたけ】の美味しさと魅力〜調理例〜

生産者、田村さんが断言する「美味しさの決め手」は歯触りと香味とのこと。

それは実際に頂いて実感しました。

大きさ、重さ、香り、食感、旨味を兼ねそろえていて、視覚・触覚・嗅覚・味覚に訴えかける美味しさです。

 

【福王しいたけ】の焼き椎茸

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王道であり、最も椎茸の美味しさを感じる調理法ですね。

誰がやっても確実に美味しいところが助かります!

味付けは、塩、醤油、バター醤油で頂きました。

 

シンプルな塩が一番美味しい…と言いたいところですが、実はバター醤油が一番美味しかったです。

椎茸の旨味と香りが強いので、バターに負けず、むしろバターのコクとピッタリ合致しました!

神津牧場の発酵バターを使用したのですが、良い食材と良い調味料は相互に高め合って、贅沢さを何倍にも増やすことを実感しました。

 

バターと合うと言うことは、刻んで炒めればオープンサンドイッチの具にもピッタリだと感じました。

ベーコンと一緒に炒めたり。

ちなみに、ご家庭で炭火を用いない場合には、グリルよりもフライパン(油を引かず)の方がジューシィに仕上げられます。

グリルだと中心部に火が通る前に、周囲の水分が飛んでしまうんですよね…

 

【福王しいたけ】の中華風煮込み

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八角を用いるので勿体無いか?とも思いましたが、やってみるとバッチリでした。

椎茸の香りと食感が強いので、スパイスの香りに負けません!

切っている時から、実に香りの良い椎茸なんですよね。

 

【福王しいたけ】の椎茸ご飯

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割いて、少量の出汁醤油とともに炊き込みました。

炊き込んでいる時の香りが抜群!

椎茸を大ぶりに割くと、食感を満喫できます。

小さく割いたり、薄切りにしたりするのは勿体無い!

【福王しいたけ】は高い?価格を検証!

最後に、価格について記載します。

ラインナップをもう一度挙げさせて頂くと、下記の通りです。

  • 中~大サイズ/600g:直径6~8cm程度のものを8枚程・1,800円
  • 大サイズ/1㎏:直径8cm~10㎝ほどのものを12枚程・2,900円
  • 特大サイズ1.5kg:直径10cm程度のものを15枚程:4,200円

こうして見ると、「枚数に対して高いな~」と思われるかもしれません。

僕もぶっちゃけると、発注時に少し思いました(笑)

普段1,000円を超える椎茸なんて買いませんからね…

しかし!届いて実食すると、価格に納得しました。

「美味しさ」については既に挙げた通りですが、ボリュームも抜群なので。

 

スーパーで小さなサイズが6枚入りで300円弱で売られている事を考えると、【福王しいたけ】は1枚で通常の椎茸の4〜6枚分あるので、決して高くありません。

しかも、大切な味については、並の椎茸が束になっても敵わないので、僕は妥当だと感じます。

 

なお、「ボリュームが多いと使い切れなくて怖い」と言う方も、ご安心ください。

僕も初耳だったのですが、椎茸は冷凍可能で、むしろ冷凍した方が旨味がアップします

フレッシュなうちに冷凍してしまえば、バッチリ美味しく頂けます。

椎茸って日常的になじみのある食材なので、感動するものだと思われないかもしれませんが、【福王しいたけ】は感動保証の逸品です!

【福王しいたけ】の購入サイト

田村きのこ園さんの絶品椎茸は、食べチョクのショップページより入手可能です。

▶田村きのこ園さんのショップページ

 

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キノコは天然ものも栽培ものも大好きな、すしログ(f:id:edomae-sushi:20201002142555p:plain@sushilog01)でした。

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