酒ログレビュー:朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】

久保田千寿吟醸アイキャッチ

こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。

今回は朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】をテイスティングします。

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言わずと知れた超有名銘柄ですね。
今回テイスティングのため飲んでみたところ、意外な感想を抱きました!

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朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】のテイスティングノート(レビュー)

久保田千寿吟醸01

朝日酒造さんは1830(天保元)年の創業の、新潟県長岡市の酒造会社です。

今や圧倒的な知名度を誇りますが、そのきっかけになったのは1985年。

「久保田」が生み出され、「淡麗辛口」と言う単語が生まれました。

久保田千寿吟醸02

新潟の淡麗辛口のお酒は日本全国を席巻し、40年近く経つ現在でもお店「辛口で」と頼む人が多いのは朝日酒造さんの影響です。

久保田千寿吟醸03

当時の日本酒業界、市場を考えると、酒蔵が果たした功績は大きいと感じます。


それでは、【久保田 千寿 吟醸】のレビューに入ります。

【久保田 千寿 吟醸】の色合い

久保田千寿

外観は、無色に近いクリスタル。

活性炭ろ過を掛けているのが分かる色調です。

【久保田 千寿 吟醸】の香り

香りは上品ながら華やかな吟醸香がふんわりと漂います。

これは結構意外です。

メロン香からの軽やかなバナナ香が漂い、青竹の爽やかな香りも混ざり、石灰系のミネラル香と調和。

そして、アルコール感をふんわりと感じます。

「ちょっとだけ華やかな淡麗辛口」…と感じます。

「久保田」後に、「より淡麗辛口」なお酒が数々誕生した結果でしょう。

【久保田 千寿 吟醸】の味わい

味わいについては、アタックが軽く、甘みも極弱いです。

酸味は優しく、苦味も控え目。

スムースでドライなバランスで、味わいは「ザ・淡麗辛口」です。

余韻も短いです。

飲用温度帯による味わいの変化

お酒の方向性的に冷酒のみで頂きました。

2日目以降の味わいの変化

味わいの変化はほとんどありません。

 

朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】と合う料理・食べ物は?

流石、一世を風靡したアル添の吟醸だけあり、食中酒として威力を発揮します。

甘くなく、苦味が爽快で、それでいて華やかさもあります。

無個性で料理の陰に潜む食中酒ではありません。

醤油系の煮物から、脂が乗ったアカムツ(ンノドグロ)の塩焼きまで合わせられるお酒は凄いと思います。

とは言え、順当に考えると、アカムツのような脂を切るイメージが良いと思います。

 

朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】のスペック・蔵元データ

久保田千寿吟醸05

朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】のスペックについては、以下のとおりです。

  • 醸造元(製造者):朝日酒造(新潟県長岡市)
  • ブランド名:久保田 千寿 吟醸
  • 特定名称:吟醸
  • 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 原料米:五百万石
  • 精米歩合:麹米50%・掛米55%
  • 酵母:
  • アルコール度:15%
  • 日本酒度:+5.0
  • 酸度:1.1
  • 価格:720ml・1,272円

 

朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】の入手方法

朝日酒造【久保田 千寿 吟醸】はメーカーの生産力があるので、入手しやすい銘柄です。

僕は「かがた屋」さんの【SAKE DIPLOMA二次試験対策/日本酒8本セット】で頂きました!


テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。

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