こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は信州銘醸×鹿教湯温泉サカエヤ【風(ふう) 蔵出し生原酒】をテイスティングします。
このお酒は、鹿教湯温泉の「三水館」さんに宿泊する際に知りました。
酒屋さんが委託醸造されていて、お店のタンクから直汲みしてくれるユニークなお酒です!
「風」の一文字で「ふう」と読ませるとは、意外なネーミング!
キレとコクのある濃醇辛口な日本酒です!
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「サカエヤ(酒 栄屋)」さんは、鹿教湯温泉と別所温泉に店舗を構える酒屋さんです。
ともに温泉地と言う点が面白いですね。
取り扱うお酒は長野県の限定流通のお酒がメインなので、地酒好きには堪りません。
店内には蔵元直送の生酒を貯蔵するタンクがあり、容量は1,500リットル!蔵元で割り水、ろ過を行わずに「サカエヤ」さんに直送され、マイナス1.5℃で保管されているそうです。
少量から量り売りして頂けるので、旅行者には嬉しいサービスです。
そして、委託醸造先の「信州銘醸」さんは長野県上田市にある酒蔵で、設立は1958年(昭和33年)です。
「えっ、新しめ?」と思われるかもしれませんが、「江戸や明治の世から続いた伝統ある4つの蔵が、共同瓶詰を始めた」ことが発祥だそうでユニークです。
会社設立時に最も古い蔵の創業は1834年(天保5年)だったようです。
代表銘柄は【明峰喜久盛】です。
それでは、【風 蔵出し生原酒】のレビューに入ります。
外観については、透明感があるクリスタルがかった、淡いグリーンの色調です。
香りについては、熟したメロンに、ほんのりとイエローバナナ、洋なしが混ざり、青々しい草木の香りと爽快感のあるヒノキの香りが調和。
そして、ヨーグルトやミネラル香などの香りも清涼感につながります。
第一印象については、やや力強い印象で、アタックから旨味を伴った苦味と原酒らしい高アルコールのキレが走ります。
旨味、苦味以外には、まろやかな甘味にすっきりした酸味が引き締めます。
バランスとしてはドライで芳醇で、余韻はやや長めです。
精米歩合は55%なので、割と磨いていますが、磨きの割に味わいが強く、キレとコクのある濃醇辛口な日本酒だと感じます。
甘味があるものの、強い苦味でキリッと引き締め、初手からドライな印象を楽しませる設計です。
酒屋さんは「冷やすのがオススメ」との事でしたが、納得です。
冷やすと苦味のキレが活きます。
信州銘醸×鹿教湯温泉サカエヤ【風 蔵出し生原酒】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):信州銘醸(長野県上田市)
- 販売者:サカエヤ(長野県上田市)
- ブランド名:風(ふう) 蔵出し生原酒
- 特定名称:
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:美山錦
- 精米歩合:55%
- 酵母:
- アルコール度:17%~18%
- 日本酒度:±0
- 酸度:1.4
- 価格:300ml・650円~
信州銘醸×鹿教湯温泉サカエヤ【風 蔵出し生原酒】については、上記の通りお店での直接販売になります!
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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