こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は日の丸醸造【まんさくの花 かち割りまんさく】をテイスティングします。
オン・ザ・ロックでバッチリ美味しい日本酒!
タイ料理などのエスニック料理にも合わせられます。
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日の丸醸造さんは、創業を1689年(元禄2年)にさかのぼる日本でもかなり古い部類の酒蔵さんです。
所在地は秋田県横手市。
代表銘柄は【まんさくの花】で、古典的な生酛造りのお酒や瓶内二次発酵によるスパークリング日本酒、新品種での酒造りなど精力的にチャレンジされています。
僕は「酒商山田 西武池袋店」に酒蔵の方が来られていたため、【かち割りまんさく】を知りました。
そして、冷凍庫で冷やして飲むと美味しいよ!との事で試したところ、凍ってしまいビビりました(笑)
ちなみに、公式サイトが見ていて楽しくなるエフェクトで素敵です。
それでは、【まんさくの花 かち割りまんさく】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかった淡いイエローグリーンの色調です。
香りについては、爽やかな第一印象です。
メロンの香りとミネラル香がしっかりと香り、爽やかに引き締まる吟醸香です。
さらには、ルフィーユや青竹の青々しい香りが混ざり、軽いグレープフルーツや青リンゴの香りも感じます。
お米由来の香りは極々弱めです。
味わいについては、やや強い第一印象です。
上品な甘味を爽やかな酸味が引き締め、コクを与える苦味が更にグイッと引き締めます。
アルコール添加によるキレもあります。
バランスとしては溌剌としてドライで、余韻はやや短めです。
夏酒!って感じですが、サッパリしすぎない味もあります。
蔵の方がオススメのオン・ザ・ロックで頂きました。
おお〜ロックでも美味しいです!
ロックでも味を楽しめるのは、酸味と苦味ゆえでしょう。
ロックにすると甘味が弱まり、バランス良く馴染みます。
タイ料理に合うだろうと思ってゲーンキャオワーン(グリーンカレー)と合わせたところ、良い感じでした。
味覚的な調和というよりも蒸留酒のロックやソーダ割りのようなスッキリと流すタイプのペアリングです。
この方向性なら他のタイ料理や中華料理にも合わせられます。
日の丸醸造【まんさくの花 かち割りまんさく】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):日の丸醸造(秋田県横手市)
- ブランド名:まんさくの花 かち割りまんさく
- 特定名称:吟醸酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
- 原料米:ぎんさん74%/秋田酒こまち26%
- 精米歩合:55〜60%
- 酵母:きょうかい9号
- アルコール度:18%
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:1.6
- 価格:720ml・1,430円
日の丸醸造【まんさくの花 かち割りまんさく】については、一部のECサイトでも入手可能です。
リアル店舗での取り扱いは多くない印象なので、住んでいるエリアによってはECサイトがベターかもしれません。
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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