こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は大塚酒造【浅間嶽 純米吟醸 無濾過生原酒】をテイスティングします。
香りは爽やかですが、味わいは力強いところが魅力!
原酒らしい爽やかさと力強さをあわせ持つ良酒です。
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大塚酒造さんは、長野県小諸市で1841年(天保12年)に創業された酒蔵です。
8代目蔵元の大塚白実(きよみ)さんは、もともと動物行動学を専攻されていたそうですが、後継ぎ問題に向き合って蔵を継がれたそうです。
2015年に蔵元杜氏となり、「浅間嶽」を造られています。
銘柄が示す通り、お酒は浅間山伏流水で仕込んでいて、水質は長野県でも独特。長野県は軟水が主体ですが、大塚酒造さんの仕込み水は随一の硬度を誇る硬水。しかし、キレがあるばかりでなく、しっかりと味わい深いところが魅力です。
なお、石高については、なんと100石!!
1升瓶換算で1万本しか造らない超マイクロブルワリーです。
それでは、【浅間嶽 純米吟醸 無濾過生原酒】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかったやや淡いグリーンの色調で、ほのかにイエローが混ざります。
香りの第一印象については、華やかで爽やか。
メロンの甘やかさと香ばしさに青いバナナ香が加わり、グレープフルーツと調和。
そしてミネラル香も印象的。
ヨーグルトや青葉の爽やかな香りがあり、青々しい清涼感を予感させます。
味わいについては、やや強い第一印象で、まろやなな甘味になめらかな酸味、そして旨味を伴った苦味が合わさり、キリッと引き締めます。
バランスとしてはまろやな厚みがあり、余韻はやや長めです。
香りは爽やかですが、味わいは力強いところが魅力!
原酒らしい爽やかさと力強さをあわせ持つ良酒です。
試みに燗を付けてみたところ、冷酒の方がベターだと感じました。
甘味と苦味のバランスがずれて、アルコール感のアタックを感じるようになります。
なお、酒蔵さんのオススメは「キンキンよりも、ちょい冷え」とのことです。
山菜料理に合います!
清涼感のあるタケノコ料理と木ノ芽にもピッタリでした。
大塚酒造【浅間嶽 純米吟醸 無濾過生原酒】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):大塚酒造(長野県小諸市)
- ブランド名:浅間嶽 純米吟醸 無濾過生原酒
- 特定名称:純米吟醸酒
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:ひとごこち(長野県産)
- 精米歩合:55%
- 酵母:
- アルコール度:17%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・1,980円
大塚酒造【浅間嶽 純米吟醸 無濾過生原酒】については、なにせ酒蔵さんの生産量が少ない上に季節限定酒なので、酒蔵さんのサイトをチェックするのがベストです(3月頃の出荷とのこと)。
東京だと、サケストリートさんでの取り扱いがあります!
また、楽天のふるさと納税に2本 or 3本セットがあり、驚きました!
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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