こんにちは、鮨と日本酒をこよなく愛する、すしログ(@sushilog01)です。
今回は新政酒造【天鵞絨 Viridian(ヴィリジアン)】テイスティングします。
上品な芳しさと爽やかなのに深い味わいを持つ、独特のお酒!
蔵元が「5年以上の熟成でも価値は向上するだろう」と豪語する通り、寝かせて美味しいお酒です。
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新政酒造さんについては、以下の記事をご参照ください。
酒ログレビュー:新政酒造【秋櫻 Cosmos(コスモス)】前回のコスモスと同様に、ヴィリジアンも寝かせて頂きました。
結果的に、蔵元が言う通り熟成して旨くなる…
しかも、一般的な日本酒の熟成とは異なり、ワインの熟成のような変化が訪れるのが面白いところです(保管温度は0℃)。
それでは、【天鵞絨 Viridian(ヴィリジアン)】のレビューに入ります。
外観については、透明感があり、クリスタルがかったイエローグリーンの色調です。
「ヴィリジアン」に引っ張られるわけではありませんが、グリーンが優勢です。
微細な泡がグラスに付く点は寝かせていても新政さんのお酒らしいと感じます。
第一印象はふくよかで、落ち着いた香りです。
強いメロン香にヨーグルトやホエーの香りが調和、そして、洋なしとミネラル香が広がります。
その後、爽やかなグレープフルーツ香が徐々に広がる爽やかな香りです。
上品に芳しい。
第一印象はやや強く、上品でまろやかな甘味に爽やかで軽快な酸味が調和して、特徴的なコクを与える苦味が引き締めます。
スムースかつ豊潤なバランスで、余韻はやや長めです。
グレープフルーツを微炭酸で割ったような印象があり、「苦味のあるアクエリアス」のようでもあります。
実に端正かつ爽やかな日本酒です。
美点としては、スッキリしていながら日本酒の甘味と苦味がある点で、しかも余韻として長く残らずに旨味を伝えている点です。
飲用温度帯による味わいの変化
方向性的に冷酒一択で頂きました。
白身魚の刺身、帆立料理、鶏の胸肉や笹身、タイ料理、広東料理などが相性良好です。
特に、笹身の塩麹焼きとの相性が抜群でした。
新政酒造【天鵞絨 Viridian(ヴィリジアン)】のスペックについては、以下のとおりです。
- 醸造元(製造者):新政酒造(秋田県秋田市)
- ブランド名:天鵞絨 Viridian(ヴィリジアン)
- 特定名称:非公開
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)
- 原料米:美郷錦
- 精米歩合:50%
- 酵母:きょうかい6号
- アルコール度:13%
- 日本酒度:
- 酸度:
- 価格:720ml・2,980円
新政酒【天鵞絨 Viridian(ヴィリジアン)】については、ご存知の通り入手困難です。
特約店で見つけたら即座に購入するのが良いでしょう…
テイスティングの技量を上げて行きたい、すしログ(@sushilog01)でした。
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