こんにちは、無添加のジビエソーセージに目がない、すしログ(@sushilog01)です。
今回ご紹介するクルックフィールズは、著名な音楽プロデューサーである小林武史さんがプロデュースした千葉県木更津の施設です。
「人と農と食とアート 自然の協奏曲」がコンセプトで、農場は何と約9万坪(30ha)と広大です。
2019年11月にオープンした大変面白い施設なのですが、ほどなくしてコロナ禍に見舞われてしまいました。
僕は合間を縫って現地に行きましたが、空間としても素敵ですし、作られているジビエのシャルキュトリー(加工肉食品)は個性的で美味でした。
ネットで販売されているのを知り、今回記事にします。
▶KURKKU FIELDS クルックフィールズのショップページ
クルックフィールズさんの魅力
上記の通り広大な土地に展開される複合施設なのですが、小林武史さんが関わっているだけあり、アーティスティックです。
放牧される牛のそばには草間彌生さんのオブジェがあり、建物は洗練されていて、造形美に加えて自然と融合したランドスケープデザインです。
「複合施設」と聞くとエンタメ要素を感じるかもしれませんが、こちらはいたって真面目で、それでいて面白い。
「食」「アート」「自然」が好きな人ならば、きっと琴線に触れる空間です。
そして、こちらではシャルキュトリーとチーズ、パンを作られています。
シャルキュトリーのバリエーションは豊富で、大人から子どもまで幅広く楽しめる味わいです。
原材料には豚に加えて各種ジビエも使用されています。
「ジビエ」とは「天然の野生鳥獣の肉」となりますが、苦手意識を持つ日本人は、まだまだ多いでしょう。
しかし、こちらのジビエシャルキュトリーは苦手意識がある人でも、きっと美味しいと感じるかと!
臭みが皆無で、スパイス使いが上品で巧いので、クセ無く肉の味を楽しむ事が可能です。
クルックフィールズさんのジビエ・シャルキュトリーが美味しい理由
第一に、肉のフレッシュさが理由です。
クルックフィールズさんは自社の食肉処理場である「ORGANIC BRIDGE」を持っています。
鴨肉を含むジビエの臭みの原因は、締め方と加工までの時間が大きく影響します。
よって、新鮮な肉を入手した瞬間に加工されているので、臭みがありません。
さらに、肉がフレッシュな事に加えて野菜やハーブもフレッシュなようです。
農場も併せ持つ施設なので、採れたて、摘みたての野菜をハーブを使うので、風味が良いです。
シャルキュトリ―製造を担当されているのは、シャルキュティエの岡田修さん。
もともとはフレンチのシェフだったそうで、狩猟免許も取得されています。
この度頂いたものは、こちらの通りです。
- 鹿肉のチョリソー 100g550円
- 猪ルッコラソーセージ 100g550円
- キョンのパテアンクルート 100g900円
- 豚チョリソーサラミ 100g900円
- 水牛のフュメ
全体的な特徴としては、
- 臭みは皆無
- スパイス、ハーブ使いが上品
- 塩気は比較的穏やか
- 粗びきで肉肉しい食感を表現
- 脂を効果的に用いてジューシィさを表現
と言ったところです。
素材の良さを大切にされている事が分かるとともに、多くの人が好む味に仕上げられているように感じました。
パテの完成度も高く、コンソメ部分に濃厚な旨味があります。
これはシェフとしての経験が活かされているように感じました。
コンソメはフレンチシェフの実力の指標の一つだと思いますので、それを活かしてシャルキュトリーを作られているのは消費者としては嬉しいところです。
フレッシュタイプのソーセージである【猪ルッコラソーセージ】は緑色が大変美しい。
猪は本質的に大変美味しいお肉ですが、ルッコラの香りと合わせて個性的に仕上げられています。
【鹿肉のチョリソー】は強めの洋酒の香りが印象的。
もしかしてジンか?当初はブランデーかと思いましたが、鋭い香りがあります。
特徴は上に挙げた通りですが、全体的に世代を問わず食べられる味わいな点が魅力です。
例えば、ジビエに苦手意識を持つ年配層からジビエに慣れていないお子さんまでカバーするジビエシャルキュトリーです。
まぁ、自分が最もお勧めする方は、お酒好きですけどね…
購入サイト(食べチョク)
こちらの食べチョクのページで入手可能です。
▶KURKKU FIELDS クルックフィールズのショップページ
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