こんにちは、鮨でなくてもお米は1合行けてしまう、すしログ(@sushilog01)です。
さて、この度ご紹介するアイテムはお米です。
品種の名前は「新之助」。
これは新潟で生み出された新品種ですが、完成度の高いお米です。
すしログ
生産量・流通量が毎年上がっているので、未食の方は、是非とも試してみてください。
言わずと知れた新潟の名作「コシヒカリ」とは全く異なる味わいです。
新潟の新品種【新之助】とは?お米の特徴
僕は2019年に新潟に行った際、【新之助】の新米を入手して美味しさを知りました。
【新之助】のデビューは2017年だったので、東京ではそこまで見かけない品種でした。
ただ、2020年、2021年と年々取り扱うスーパーが増えたので、見かけた方は多いのではないでしょうか?
【新之助】は交配系譜によると、コシヒカリとは完全に別品種のお米です。
そして、開発の背景には、近年の温暖化に伴う酷暑と、新潟県外で評価が高い新品種が生まれていることがあるそうです。
最近は美味しい新品種が次々と登場し人気を獲得していますね。
他県のお米だと、【つや姫(山形県)】や【ゆめぴりか(北海道)】は有名です。
これらは僕も両方とも好きですが、新潟がコメどころのプライドを掛けて作り出したのが【新之助】です。
名前に冠する「新」の字には新潟県の「新」と「新しい」と言う意味を持たせていて、「誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代的日本男児」をイメージしているそうです。
生産量(トン)については、以下の通り。
- 2015年:50
- 2016年:500
- 2017年:6,000 ※正式デビュー
- 2018年:10,000
- 2019年:15,000
生産量を伸ばしているので、今後が楽しみなお米です。
実際に頂いて感じた魅力は下記の通りです。
- 程良い甘み
- 程良い粘り
- コシヒカリよりも大粒
- 粒が揃っている
- 粒感が楽しめる食感
- 冷めても美味しい
コシヒカリの「強い甘み」と「強い粘り」が絶対!と言う方には響かないかと思いますが、それは前述の【つや姫】や【ゆめぴりか】も同様です。
そう言った意味でも、名前に込められた「新しい」や「現代的」と言うイメージを実現しているように思います。
頂いてみると、最初はアッサリかと思いきや、甘みが奥の方から広がり、日本米の美味しさを楽しませてくれます。
日本米のお米の美味しさとは、甘みにあります。
【新之助】には、上品でありながら、確かな甘みを感じます。
そして、粘度が低いので食後感も軽く、香りは強すぎずスッキリしています。
甘みを持ちつつ上品な味のお米が【新之助】です。
【新之助】のオススメの調理法
いろいろ試してみたところ、個人的にオススメしたいのはこれら。
- おにぎり
- 炒飯
- 鮨
- 炊き込みご飯
- カレー
特に、お米の炊き加減ひとつで失敗してしまう【炒飯】と【鮨】において、新之助が威力を発揮してくれます!
卵がお米をしっかりと包み込み、パラッパラになります。
それでいて、単にパラパラなのではなく、お米自体の甘みがあるので、「日本の炒飯」として十分な満足感を味わえます。
長粒米の炒飯、例えばタイの【カオ・パッ】も美味しいですが、「日本の炒飯」は「焼飯」的なホッとする味わいがあるものですね。
そして、鮨用のお米については【ササニシキ】や【つや姫】が相性良好ですが、【新之助】も選択肢に入ると感じました。
見事にパラッとほどけるシャリ(酢飯)を作れます。
粘度の高い【コシヒカリ】で美味しい握りを握れる技術がある方は【コシヒカリ】で良いかと思いますが、安定的に美味しいシャリを作るならば【新之助】はオススメ出来ます。
【手巻き寿司】や【ちらし寿司】でも、確かな違いが出るかと感じました。
冷めても美味しいので【おにぎり】や【お弁当】は鉄板ですが、【炊き込みご飯】や【カレー】でもバッチリ美味しいです。
【カレー】に添えるご飯がベチャッとしていると残念なので、【新之助】の相性は良好です。
まとめと新之助の入手方法
個人的に、【新之助】は今後人気が高まるお米だと思います。
2019年に新米を食べてから、ほかのお米を食べたり、2020年の新米も頂いたりしましたが、やっぱり美味しいお米だと感じました。
ちなみに、ネット通販と何軒かのスーパーで価格調査を行った結果、今のところネットで5kg×2を買うのが一番リーズナブルでした。
買い物後に持ち運ばなくても良いので、僕自身お米はネットで購入することが多いです。
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